音楽史たんまとめ①【古代】編

いつになるかわかりませんが、そのうち音楽史bot化することを目標に日々追記している音楽史たんです。書いた分の時代区分別まとめを作ってみました。 第一弾、【古代】編です。 これまでの復習にどうぞ♪ 続きを読む
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音楽史たん@開始 @musetta_ficta
とりあえず【古代】編からで。
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【古代】ヨーロッパの音楽のルーツには主に3つです。①ゲルマン人やケルト人その他諸民族の伝統音楽、②ギリシャ人の音楽、③もう一つはユダヤ人たちの典礼音楽に端を発するキリスト教の典礼音楽の流れです。
古代ギリシャ
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【古代ギリシャ】古い時代の音楽はなんらかの記録があっても断片で伝わっているばかりです。どんな演奏であったかは、想像するのみ…です。詩は朗唱され楽器で伴奏していたということは分かっています。完全な形で残っている最古の曲とされるものです↓https://t.co/oao7bzbj17
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【古代ギリシャ】ホメーロス(前700頃)の叙事詩『イーリアス』『オデュッセイア』も歌いあげるためのものでした。「歌う」という行為は、神々のために特別な抑揚をつけて詩を朗読することだったんです!ヘクサメトロスのリズムが分かりやすい朗読↓https://t.co/hxEex47xA6
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【古代ギリシャ】ピュタゴラス(前580-495頃)は数学者として有名ですが「この世の根本原理は数である」というような思想家でもありました。弦の長さの比を1:2や2:3にすれば調和する音が得られることを発見し、ハーモニーや音階の基礎を作ったとされます。「この世の調和」を説きました。
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【古代ギリシャ】いわゆる古典ギリシャの時代が来ると、アイスキュロス(前520-455頃)やエウリピデス(前485-406頃)たちがギリシャ悲劇を書きます。詩を歌う独唱者が立つ舞台の手前に、「オルケストラ」という半円形の場所が用意され、ここに楽器奏者と合唱や舞踊が入りました。
ギリシア語たん(自転車操業中) @Hellenike_tan
【現代に残るギリシア語】「ハーモニー」…英語で綴ると"harmony"。ラテン語の"harmonia"が古仏語"harmonie"を経由して―という定番ルートで入ってきた言葉です。その"harmonia"は―古典ギリシア語の"ἁρμονία"(結束・枠組み)に由来しています。
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【現代に残るギリシア語】「コーラス」…英語では"chorus"ですが、その語源はラテン語の"chorus"です。これは古典ギリシア語の"χορός"(コロス)の輸入語…なのですが、その"χορός"は、元は「輪になって踊ること」という意味でした。ところが…(続きます)
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(承前)ディオニュシア祭の悲劇で、途中で舞踊団をかり出して踊りを入れるようになった後、この舞踊団に韻文も詠唱させるようになり、やがてその部分が単独の役者の台詞とともに戯曲を構成するようになった―ものが、現代イメージされる「コロス」で、ラテン語に輸入されたのもこの意味のそれです。
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【古代ギリシャ】後の時代(1300年頃~)のヨーロッパにおける古典ギリシャ文化復興運動が「ルネサンス」ですね。ギリシャ悲劇の再現を目指して1600年頃に「オペラ」は誕生しました。勿論合唱と「オルケストラ」が伴奏します。 https://t.co/fUYP3VQSYo
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【古代ギリシャ】古典も盛期を過ぎると、より自由な散文詩や、器楽のみの演奏が流行るようになっていきます。詩と音楽が宗教的儀式のための「聖なるもの」として始まり、だんだんと世俗の楽しみのためのものになっていく流れは、古代ギリシャの歴史を辿るだけでも見えてきそうですね。
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【古代ギリシャ】プラトン(前427-347頃)「音楽の規律、形式に無知な詩人たちが非音楽的な無秩序をもたらした。彼らは、愉悦によって音楽の良し悪しは判断されるべきだといい…大衆に悪影響を与えている」…だそうです。新しい音楽は偉い人に退廃音楽と非難される。世の常ですね。
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【古代ギリシャ】基本的な楽器の原型は古代ギリシャの時点で揃ってるんですよ!キタラ(ギターやハープ)、シュリンクス(ハーモニカ)、フルート、アウロス(オーボエの原型)、サルピンクス(トランペット)、ヒュドラウリス(オルガン)などなど。擦弦楽器系はもっと後から出てきたそうです。
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【古代ローマ】アレクサンドロスの大帝国、大王の死後の分裂期を経て、ローマ共和国が台頭、その後ローマ帝国が成立します。が、ギリシャ美術を越えるローマ美術が出て来なかったのと同様、音楽でもローマはギリシャを上回る大したことはしなかった・・・んでしょうか? 不思議ですよね。
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【古代ローマ】ローマの文化について特筆すべきことといえば、ウェルギリウス(前70-前19)の『牧歌』や『アエネーイス』、セネカ(前1頃~後65)が書いたローマ悲劇、この辺も当然に音楽付きだったはず、ということでしょうか。しかしその音楽も現代には残っていません。うーん。
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『アエネーイス』を底本に古典ラテン語上演のオペラとかあったら、絶対見てみたいと思うんですけどねー。
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とりあえず【古代ギリシャ・ローマ】編、こんな感じで。ギリシャ神話の話とか、旋法の話とかは、いずれ書こうと思ってます。
古代ユダヤ
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【古代ユダヤ】旧約聖書冒頭、創世記4:21に早速「竪琴や笛を奏でる者すべての先祖”ユバル”」が登場します。この部分はあくまで神話の領域ですが、「(神様へ生贄として捧げる)家畜を飼う者"ヤバル"」の弟として登場するあたり、かなり早期から宗教的に音楽が重要だったことが窺えますね。
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【古代ユダヤ】出エジプト記15:20-21、モーセ(前13世紀頃?)の姉ミリアムが女たちを率いて神様に踊りと歌を捧げるシーンがあります。少なくともこの頃にはユダヤ人たちには神様に音楽を捧げる習慣が実際にあったみたいですね。 http://t.co/u3KSpH6JLS
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【古代ユダヤ】旧約聖書の『詩篇』は、典礼で歌うために書かれた150本の詩です。その半分は古代イスラエルのダヴィデ王(前1040-961頃)作とされています。歴代誌5:12-14によれば、この頃はもう典礼で合奏しながら歌ってたみたいです!http://t.co/5HTZ3sdnEw
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【古代ユダヤ】ダヴィデ王に続くソロモン王(前1011-931頃)は、『雅歌(恋の歌)』を書きました。恋の歌…なのですが、キリスト教ではイエスと信徒の関係の比喩として捉えるみたいです。バッハのマタイ受難曲で、イエスを「花婿」や「恋人」と喩るののモチーフはこの『雅歌』ですね。
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【古代ユダヤ】ソロモン王の後、ユダヤ人の王国は分裂(前922)し、苦しい時代を迎えます。典礼もだんだん質素になっていき、豪華な合奏も廃れてしまいます。一方で、詩篇を厳かに読み上げる"詩篇唱"が発達しました。
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