
2013-10-16 第33回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合 ~ 資料提出 泊基準津波 高浜周辺斜面
これまでの審査会合(地震・津波・火山に関するもの)
- 2013-07-31 第5回 川内・玄海・伊方・泊・高浜地下構造 まとめ(らいあさん) 資料 議事録 映像
- 2013-08-14 第8回 泊・高浜基準津波 まとめ(らいあさん) 資料 議事録 映像
- 2013-08-21 第11回 伊方・川内・玄海基準津波 まとめ 資料 議事録 映像
- 2013-08-28 第14回 伊方基準地震動 高浜地下構造・津波コメント回答 資料 議事録 映像
- 2013-09-11 第18回 泊・川内・玄海基準地震動 まとめ 資料 議事録 映像
- 2013-09-18 第21回 大飯地下構造・基準津波 高浜地下・津波コメント回答 まとめ 資料 映像
- 2013-09-25 第24回 川内・玄海・泊火山影響 資料 映像
- 2013-10-02 第27回 伊方火山影響 泊原発地下構造・基準地震動コメント回答 大飯・高浜3連動地震 まとめ 資料 映像
- 2013-10-09 第30回 大飯・高浜基準津波コメント回答・火山影響 泊地質・地質構造・高位段丘コメント回答 資料 映像
資料
この会合の配布資料(以下まとめ内でも適宜個別のPDFをリンクしています)
- 原子力規制庁 第33回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合
映像
- 規制庁による公式 YouTube 動画(以下、適宜タイムスタンプを入れています)
各社の資料提出状況と見通し
規制委員会が提示した雛形に基づいて、九州・四国・関西・北海道各社から今後の資料提出見通しについて説明がありました。まだ審査されていない項目の資料のかなりの部分を11月に提出する予定としていますが、どうでしょうか。本来最初に来るべき確率論的リスク評価 (PRA) の提出が各社とも遅れていますが、これも11月中にそろうとしています。最終段階の工事計画の審査は基準地震動・基準津波がそろわないと進められないようなので、島﨑会合の進捗が審査の進み方を決めそうな雰囲気です。
- 公式 YouTube 0:03:10~

(10/16 第33回会合)規制委 更田委員:本日は2つのパートに分け、前半は各社から、今後どの辺りで審査会合での説明が可能となるか見通しを聞く。 後半は、水曜いつも行っている地震・津波に係る会合(泊基準津波コメント回答、高浜周辺斜面安定性)。島﨑委員長代理の方で審査を進める。
2013-10-22 21:34:37以下のリンク先で10月16日時点での各社の資料提出進捗状況と今後の見通しを Google Drive のスプレッドシートでまとめています。

10/16の新規制基準審査会合より、資料提出状況と見通し。11月半ばに各社怒涛の提出をすると言っているが(九電のみ緩め)多分遅れる。最終段階の工事計画に必要なので律速過程はやっぱり地震・津波関係。島﨑会合増える? https://t.co/sXlnGCPrIc
2013-10-22 06:40:19- 資料 1-1 審査会合への資料提出状況 (九州電力)
- 説明 九州電力 中村・上席執行役員 0:04:09~

九電 川内・玄海(玄海より川内の方がやや先行。川内の地震津波関係は11月中旬までに資料提出。11月に設計基準事故対策の審査。川内・玄海ともに最終段階の保安規程は12月上旬、工事計画は12月中旬。相対的には他社ほどには提出が集中していない)
2013-10-22 21:35:48- 質疑 0:11:06~

更田氏:こちらの雛形の項目は、各項目の重みがばらばらとなっている。(項目の雛形は31回会合で提示) 有効性評価の炉心・格納容器損傷防止は非常に大きな項目で、これまで時間をとって進捗がある。 残る大きなものは、プラント関係においては内部溢水・内部火災など。
2013-10-22 21:37:17
:また審査を行うための順序があり、地震動・津波が固まらなければ、プラント工事計画審査へは進めない。 保安規定へは、重大事故対策の確率論的リスク評価(PRA)、有効性評価、解析コードが聞ければ速やかに入れる。 予定が立て難い部分は、基準地震動・基準津波がいつ定まるかにかかるため。
2013-10-22 21:37:52
規制庁 市村管理官:…工事計画を(川内・玄海とも)12月中旬に提出としているのは、それ位までに地震動も固まると? 九電 中村氏:11月中に地震・津波関係と重大事故・設備関係が終了し、最後に工事計画・保安規定という意味合い。
2013-10-22 21:38:44
更田氏:…重大事故・設計基準事故対策それぞれの項目は前後はないだろう。本来ならPRA優先というところがあったが、概ね大きな影響が出ないよう(並行して)進められると考えている。 中村氏:進捗状況によっては(工事計画提出が予定を早めて)12月上旬になるかと思う。
2013-10-22 21:41:23
規制庁 小林管理官:(各社に)敷地内破砕帯評価では、(年代決定のための)テフラ(火山灰)の同定や微細な構造などの分析データを示すことが重要であり、注力して頂きたい。
2013-10-22 21:43:28
規制庁 櫻田審議官:川内・玄海の火山影響に回答時期がないが、火山対策にはある(川内提出済・玄海11月下旬)。火山影響が固まらないと火山対策は確定しないと思うが? 九電 中村氏:対策は火山灰に対し評価を進めている。影響はすでに説明しているので、それに続いて対策を説明している。
2013-10-22 21:44:24
規制庁 山形管理官:7月にPRAレベル1は各社ともあと1か月としていたが、それよりさらに2か月遅れている(各社PRAは11月以降)。 通常なら、まずPRAでどんな事故が起こるかを考え、有効性評価に入るという順番。これがなければまともな審査はできない。遅れないよう。
2013-10-22 21:45:07- 資料 1-2 審査会合への資料提出状況 (四国電力)
- 説明 四国電力 黒川・計画グループリーダー 0:21:35~

四電 伊方(再稼働一番手になると言われる伊方は、地震・津波関係の進捗では九電と大きく違わないように見えるものの、保安規定11月中旬、工事計画11月下旬と11月中にすべて提出できるとしている)
2013-10-22 21:45:50