日本の高度成長の背後にある、ベビーブームを3年で終わらせた『堕胎』
- gryphonjapan
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戦前の日本の拡張政策の背景には、ものっそい増加した人口問題が背景にあった訳だけど、戦争とその殺戮によって人口の増加は一時止まる。ところが、復員が進むと1947年から49年にかけて、爆発的ベビーブームが発生する。団塊の世代だ
2013-10-22 01:59:34ところが、このベビーブーム、たった3年で終わった。同じ第二次大戦後、アメリカのベビーブームは20年近く続いたのに。ナンデ? 強力な堕胎圧力かかったからだよ
2013-10-22 02:00:591949年の優生保護法改正で、経済的理由による堕胎が認められるようになると、一気に堕胎が行われるようになり、ベビーブームが終息する
2013-10-22 02:05:26前にRTした@dragoner_JPさんの連続ツイートを興味深く読んだ。ただ、それをどう評するかは難しい。つまり、いわゆる「プロチョイス」の立場に立つなら「日本はいち早く、(環境がそうせしめた、部分もあったが究極的には)個人の意思によって産む、産まないを決められた」(続く)
2013-10-23 19:23:52「しかし米国は狂信的キリスト教勢力のプレッシャーで、産む産まないの選択に制限が掛けられた。なんて米国は”キッツイ”んだろう」と、こう解釈もできる。つまり究極的には、中絶は道徳面においてどう判断されるべきなのか、につながるのだよな。(続く) @dragoner_JP
2013-10-23 19:26:13ツイートでは、この中絶は「棄民」と関連付けられており、「産む産まないを選択できる、権利の拡大である」という認定にはならないようだ。もちろん戦後の混乱期、本来は産みたいのに、社会の助けなく”やむなく”中絶したという例が相当あることは容易に想像可能(続く) @dragoner_JP
2013-10-23 19:28:46ただ戦後の中絶増と(米と比べての)ベビーブーム早期終焉、これは「棄民」と同じか、「宗教的因習(キリスト教)から自由だった民の理性的判断」か、というと難しい…というかやはり中絶の道徳的判断次第だと思う。悪なら戦後日本の中絶は悪(=棄民)。違うなら悪に非ず。@dragoner_JP
2013-10-23 19:34:44@gryphonjapan もちろん是非は別れます。単純に悪とはみなせません。しかし、我が国の経済成長が、ある種の犠牲により成り立っていた事実は忘れてはいけないと思います
2013-10-23 21:35:10PC的に今は「犠牲」とかの言葉を使いにくくはありますが、戦後からの復興手段、原因の一つがこの人工的な産児制限だったことはもっと知られていいですね。(私も知ってはいたが、因果関係を考えたことはなかった) @dragoner_JP
2013-10-23 21:38:35togetter用資料 / “図録▽合計特殊出生率の推移(日本と諸外国)” http://t.co/vcPNgPIc6K
2013-10-24 21:03:49