【柏レイソル】レアンドロ・ドミンゲス、ブラジル現地取材
友人のブラジル人記者チアゴ・ボンテンポがリハビリ中のレアンドロ・ドミンゲスについて取材した記事の概要をこの後のツイートで紹介する。 RT @GunnerTNB: Entrevista com o Leandro Domingues http://t.co/wDMe6rWEER
2013-10-24 00:02:37(と思ったのですが、15ツイート分書いても、まだ記事の3分の2くらいしか進んでません。と言う事でまずは記事の前半を。長いのでお付き合いいただける方だけで結構。)
2013-10-24 00:04:152011年にレイソルにリーグ優勝をもたらし、Jリーグの歴史を彩るブラジル人選手の仲間入りをしたレアンドロだが、2013年はチームとしてもこれまでのような輝きを見せる事はできていない。
2013-10-24 00:04:46今シーズン、怪我に苦しみ二ヶ月間の離脱を余儀無くされている彼はブラジルで恥骨の手術を行い、コリンチャンスのトレーニングセンターでリハビリを行っている。そのレアンドロを取材した。
2013-10-24 00:05:01「日本に来て最初はとても戸惑った。サッカーのテンポがすごく速くて、逃げようかと思ったんだ。でも、その頃レイソルにいたフランサとアルセウが、「これは練習だけだ。落ち着け。試合はもっとゆっくりだ」とアドバイスしてくれた。彼らにはとても助けられたよ。おかげで適応する事ができたよ。」
2013-10-24 00:05:31ブラジルの一部でプレイする実力がありながら、日本の二部のチームに移籍する決断は難しいものだったが、そこから彼のキャリアのピークが始まった。 「俺のレイソルでの目標は優勝で昇格する事だった。周囲は昇格するだけでいいと言っていたけどね。おかげでその目標を達成できた。
2013-10-24 00:06:13J1に上がったシーズンも同じだった。J1とJ2は違うから、レイソルはやり方を変えないといけない、と言う人が多かったけど、俺はチームは団結していて、ゲームの内容も良く、周囲を驚かす事ができると思っていた。タイトルを取った後もマスコミまで、この勢いが続く事はない、とバカにしてた。
2013-10-24 00:06:41実際、その後のJ1のシーズンでも優勝できた。これはこの国で初めての快挙だ。でも、みんないつレイソルの勢いが止まるかに注目していた。21節ジュビロ磐田戦で6-1で負けた時、マスコミはもうレイソルの勢いは止まった。名古屋とガンバが追い付くだろう、と書いた。
2013-10-24 00:09:45この2クラブは歴史もあって強いチーム。レイソルは耐えられないだろう、と。でも俺たちはその予想を跳ね除けて好調を維持し続けた。」 彼にとってJ1での優勝は驚きではなかった。それが最初からの目標だったからだ。
2013-10-24 00:09:59「レイソルのクオリティを示すのに、日本代表選手の存在がある。酒井、大津、順也。彼らの目標は優勝する事だった。」 レアンドロは鍵となるゲームに最終節の前の試合、引き分けたC大阪戦をあげた。
2013-10-24 00:10:24「負けたら終わりのゲームで前半の内容は悪くて、後半に失点した。でも追い付く事ができて、優勝に繋がったんだ。」 2年連続のMVP、優勝、チーム得点王。レアンドロは「キャリア最高の時だった」事に疑いを持っていない。
2013-10-24 00:10:41その後、複数のタイトルをとりクラブW杯にも出場したがその試合の後悔を語る。「サントス戦は開始早々に二失点して、前半の出来は悪かった。ハーフタイムに監督が修正して一点を返す事が出来た。チャンスも作れた。更にFKで失点したけど、後半の出来ならもっと良い結果でも良かったと思う。」
2013-10-24 00:11:07レイソルは他の日本クラブとは異なり、ACLで良い成績を残している。「レイソルはアジアでの戦いを重視している。選手やクラブの価値を上げるのに大事なことだ。クラブW杯でブラジルやヨーロッパのチームと戦える可能性もかかっている。
2013-10-24 00:11:23去年はベスト16で蔚山に負けたから、今年の目標はより高いところにあった。残念ながら怪我をしてしまってチームを助けることができなかった。準決勝で負けてしまったけど、もっとできる可能性はあったと思うよ。」
2013-10-24 00:11:34サポーターのアイドルとなったレアンドロは「Reiandro」、「Rei do Reysol」と呼ばれている。 (注:どちらも王様を表すReiを冠したあだ名だが、使われているのを聞いたことがない。) レアンドロはサポーターの姿勢がモチベーションになると語る。
2013-10-24 00:11:46サポーターは選手にすごく敬意を払うんだ。いつも俺を探して、通訳をつかまえて、俺の状態をチェックする。サポーターはモチベーションの部分ですごく大事だね。試合だけじゃなく、練習に対してもね。彼らの存在が上手くなろう、彼らを喜ばせようと言う気持ちにさせてくれるね。」
2013-10-24 00:12:02「ブラジルだとプレイの内容が良くても負ければ批判される。でも日本は違う。内容が良くても悪くても、勝っても負けても声援をくれる。彼らは選手がベストを尽くす姿が見れれば幸せになる。それは勝ち負けとは別のところにある。負けても次の日の練習には近くにいて支えてくれるんだ。」
2013-10-24 00:12:07ご好評いただいているので、引き続き友人のブラジル人記者チアゴ・ボンテンポがレアンドロ・ドミンゲスを取材した記事の後半を紹介します。 RT @GunnerTNB: Entrevista com o Leandro Domingues http://t.co/wDMe6rWEER
2013-10-24 11:58:32レアンドロは7歳になる息子レアンドリーニョが通訳の役目を果たしている事を明かした。「妻も息子も日本にすごく馴染んでいる。息子は日本の小学校に通って、日本語も話すんだ。家族で出かけた時に日本語で話す必要があると彼に通訳してもらうんだ笑。
2013-10-24 11:59:31日本に来てすぐに幼稚園に行き出したから、適応は早かった。」 レアンドロは息子をすごく大事にしていて、その名前を腕にタトゥーにして入れ、ゴールした時にいつもそこにキスをしている。 「2006年に息子が生まれた時が俺のビトーリアでのベストシーズンだった。
2013-10-24 12:00:22ビトーリアはブラジル全国選手権三部を戦ってたけど、チーム得点王になってチームも昇格できた。州選手権でも最優秀選手に選ばれた。だから、その年に生まれた時息子は俺の守り神みたいなものだと思ってるんだ。彼が生まれてから、俺のキャリアは上昇し始めたんだ。」
2013-10-24 12:00:36今シーズンのレアンドロは長引く怪我の影響もあり、「王様」の称号に見合う活躍は残せていない。 「3-0で勝ったアウェイのセントラルコースト戦で長い距離からシュートを狙ったんだ。その時、立ち足がすべって内転筋を痛めて交代した。試合終了間際だったけどね。でもその時は軽いと思ったんだ。
2013-10-24 12:00:51冷やしたら痛みもひいたしね。検査の結果は何もなかったけど、全力を出そうとすると違和感を感じるんだ。全力でプレイする事ができなくて、ネルシーニョと相談してサンパウロで手術する事に決めたんだ。医者は問題は恥骨にあると診断した。股関節が動くようになれば、力が出せるようになる。
2013-10-24 12:10:11