『朝日新聞』(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる

『朝日新聞』の連載(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる http://digital.asahi.com/articles/TKY201310240562.html を、紹介、感想などを付け加えて、まとめました。
震災 原発 緊急被ばく医療調整本部 プロメテウスの罠 朝日新聞 福島県立医大
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
0『朝日新聞』(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 2013年10月25日 http://t.co/dda4KpiaSu 紹介し、感想などを付け加えます。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
1(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる  2011年3月15日午前、福島市の自治会館に陣取った緊急被ばく医療調整本部。長崎大の吉田浩二看護師が、ネットで流れる最新ニュースを一同に知らせた。福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールの温度が上昇。水素爆発も起きた。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
2(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 広島大学 細井義夫教授の頭に4号機の燃料プールが浮かび、「最低でもチェルノブイリ級だ。南東北はだめになるかも」と思った。細井の専門は放射線生物学。核爆発にも関心があり、震災前から多数の書物を読み込んでいた。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
3(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 緊急被ばく医療調整本部は急きょ、対策を話し合った。第一原発内には作業員だけでも300人程度いると伝えられていた。4号機が爆発したら、100人を超える死者が出ることもありえる。そんな想定となった。  
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
4(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 運ばれてきた患者は、学生用の体育館で治療する。遺体は屋内プールに安置する。 方針を決めると、長崎大のチームは県立医大に車を走らせた。医大病院の医師に説明する必要がある。  
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
5(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 長崎大の熊谷敦史助教熊谷敦史氏の頭には不安があった。緊急被曝医療の専門家とはいえ、現場での治療経験は熊谷にもない。「実弾を撃ったことがない兵士が最前線で戦うようなものだ」と思っていた。  
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
6(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる  長崎大のチームは、到着すると病院2階の一室に案内された。県立医大の医師たちが入ってきた。  熊谷を見るや、1人の男が涙を流して抱きついてきた。救急医長谷川有史氏だ。 長谷川氏の涙は安堵の涙だった。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
7(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 長谷川氏の涙を記事は説明する。 被曝医療の経験なんてないのに、重度の被曝傷病者を治療する立場になった。原発がさらに悪化すれば自分自身の被曝もありうる。切羽詰まっていたところに専門医が来た。よかった、もう安心だ。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
8(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 「そんなにも追い詰められていたのか」。長崎大学医学部熊谷助教は驚いた。   原発事故後、福島県立医大は苦闘を続けていた。3月12日夜の県立医大に時間を戻す。(以上、紹介終わり)
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
9(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる この記事を読んで、もやもやした違和感が、さらに膨らんだ気がする。 まずは、状況の認識。3月15日朝に4号機が、今も原因やメカニズムがわからない爆発を起こしている。この時点で、緊急被ばく医療調整本部は数百人の死者を覚悟。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
10(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 2011年3月15日昼、福島県内一般住民に、そのような危険を周知する情報は流されていない。記事に添えられたような写真も見せられていない。14日に3号機爆発を撮影した報道陣も「危険だから」とさらに遠くに追いやられていた。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
11(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 3月15日の4号機建屋の爆発は、なかなか様子が分からなかった。1号機や3号機と違って、4号機は地震前に停止中で、燃料も原子炉内には存在しなかったことになっている。現在も「水素爆発です」と言われても納得できない。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
12(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 4号機の燃料プールには、余りにも大量の燃料棒が収められている。記事にあるように、南東北が瞬時に壊滅的打撃を受ける可能性もあった。 が、報道機関はそのような危険を一切報じなかった。空間線量などの数字を意味付けせず報じた。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
13(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる この記事に関するもう一つの違和感は、「被曝医療の中心は誰なのか?」だ。 記事からは、位置づけがよくわからない「緊急被ばく医療調整本部」という組織が、福島県立医大の施設を使って実施しようとしているとしか読めない。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
14(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる しかも「緊急被ばく医療調整本部」に属する長崎大学の助教でさえ、被曝医療の実践は初めてで、不安を抱えたままだったことが分かる。 一方、記事によると県立医大放射線科宍戸文男教授が「施設を使う許可」を出している。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
15(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる これまでの記録では、「福島県立医大が被曝医療の主体となり、長崎大・広島大・放医研などがスタッフを出し協力した」という図式だったのだが、これでは違う。 「緊急被ばく医療調整本部に福島県立医大が施設を使用させた」になる。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
16(プロメテウスの罠)医師、前線へ:7 涙流し抱きつかれる 一体、東電原発事故で、被曝医療の主体はどの組織が担ったのか? 「緊急被ばく医療調整本部」とは、結局何だったのか? 福島県立医大で、他の医療機関や研究組織から来ている人間は、一体何をしているのか? 問題は、現在形だ。

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