2010年10月10日

村松尚登(@naotomuramatsu)さんの「ピッチで声を出さない選手に関する連続ツイート」まとめ

FCバルセロナのスクール福岡校(FCBEscola Fukuoka)で指導されている村松尚登(@naotomuramatsu)さんの、ピッチで声を出さない選手に関する連続ツイートをまとめました。 補足を追加しました。 「過保護・過干渉に関する連続ツイート」まとめ http://togetter.com/li/60180
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村松尚登 @naotomuramatsu

ピッチ上で声を出さない選手に関する連続ツイート始めます。

2010-10-09 21:32:05
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(1) まずは、子どもがピッチ上で声を出さない理由を考えてみましょう: ・無口 ・周りの目が気になる ・自信がない ・何を言っていいか分からない ・ピッチ上で声を出す重要性を理解していない

2010-10-09 21:44:43
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(2) さて、このような理由をサッカーをトレーニングすることによって解決できるかどうか考えて行きます

2010-10-09 21:46:08
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(3) 無口: サッカーをプレーし続けることによって、性格が明るくなりおしゃべりになる可能性は無きにしも在らずです。しかし、サッカーに性格改善・変化を期待するのは、僕は筋違いだと思います。

2010-10-09 21:54:15
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(4) 周りの目が気になる: サッカーのレベルが上がり自信がついてくれば、周りの目を気にしなくなるかもしれません。しかし、サッカーのレベルアップの為には、声を出すことが必要不可欠だと僕は思います。卵が先かニワトリが先か、の関係のようです。

2010-10-09 22:00:39
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(5) 自信がない: これはサッカーのトレーニングによって改善できそうですね。

2010-10-09 22:02:38
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(6) 何を言っていいか分からない: これもサッカーのトレーニングで改善できそうですね。

2010-10-09 22:03:48
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(7) ピッチ上で声を出す重要性を理解していない: これもサッカーのトレーニングで改善できそうですね。

2010-10-09 22:05:13
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(8) 意外にサッカーのトレーニングによって改善できるものも結構ありますね。では、サッカーで改善できる部分を改善した暁にはどうなるのでしょうか??

2010-10-09 22:10:00
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(9) それでピッチ上で声を出せるようになる選手も若干いるでしょうが、その後おそらく「無口」と「周りの目が気になる」の課題にぶつかる選手がほとんどだと僕は思います。

2010-10-09 22:16:29
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(10) そもそも「無口」と「周りの目が気になる」の原因はどこにあるのでしょうか? 僕は、子どもたちを取り囲む日本的な家庭環境と社会環境と教育環境に原因があると思います。

2010-10-09 22:22:06
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(11) 概して(スペインと比べ)日本では出る杭は打たれます。教育現場では、各自の意見をぶつけ合うディベート形式の授業は少なく、詰め込み式の授業がまだまだ多いと思います。

2010-10-09 22:29:47
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(12) また、唯一無二の正しい答えを見つけ出すような授業が多いようにも思います。つまり、正解以外はすべて誤りであるという価値観です。一方、ディベート的な授業にしても、サッカーにしても、そして人生にしても、答えは無数に存在します。すべてが正解の場合もあります。

2010-10-09 22:37:39
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(13) また、社会環境でも、出る杭は打たれる傾向がまだまだあると思います。と同時に、失敗に対する包容力が少ない社会でもあると思います。線路から外れた人間に優しくない社会ですし、個性が強い人間に優しくない社会ですし、それ故なのか、少数派になることを恐れる人が多いと思います。

2010-10-09 23:10:21
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(14) また、弱者に優しくない社会のようにも感じます。イジメ、高齢化社会問題、契約社員問題、新卒問題(※新卒で就職できないと問題を抱える問題)、ドメスティックバイオレンス、子育て放棄などなど。それ故に、誰もが弱者にならないように怯えながら生きているように思えてしまいます

2010-10-09 23:18:13
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(15) ステレオタイプの表現を使うことに戸惑いがありますが、ツイートを続けましょう。

2010-10-09 23:20:02
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(16) このような閉塞感のある社会では多くの人が「世界には唯一無二の正解があるように錯覚しながら、弱者になりたくないという一心でビクビクしながら生きる」ことを余儀なくされているのではないでしょうか。

2010-10-09 23:28:16
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(17) このような閉塞感のある社会の中で、果たしてどれだけの親が「勇気」を持って生きているのだろうか。そして、果たしてどれだけの親が自分の息子・娘に対して「出る杭になる」ことを奨励しているのだろうか。

2010-10-09 23:33:40
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(18) 果たしてどれだけの親が職場で上司に積極的に意見を述べているのだろうか。果たしてどれだけの親が電車でお年寄りに席を譲っているのだろうか。果たしてどれだけの親が自分の子ども(=弱者)と夕食を共にするために上司(=強者)に「お先に失礼します」と言えているだろうか。

2010-10-09 23:47:59
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(19) 果たしてどれだけのお母さんがPTAで積極的に意見を述べているのだろうか。果たしてどれだけのお母さんが「学校の成績が人生の全てではない」ということを息子娘に伝えているのだろうか。果たしてどれだけのお母さんが新しいことにチャレンジしているのだろうか。

2010-10-10 00:03:09
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(20) マイノリティーや弱者に優しくないこの社会(=一般社会+教育現場+家庭)の中で、マイノリティーや弱者になることを恐れ勇気を持てずにいる人々に囲まれて育った子どもたちが、勇気を持って教室で手を挙げて自分の意見を言うのはとても敷居の高い行動なのではないでしょうか。

2010-10-10 00:32:17
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(21) 「世界には唯一無二の正解があるように錯覚しながら、弱者になりたくないという一心でビクビクしながら生きる」ことを余儀なくされている子どもたちにとって、、、

2010-10-10 00:41:04
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(22) 、、、正解が無数にあり、かつそれらが毎秒変化するサッカーをプレーしながら自分の意見を言う(=声を出す)ことは難易度が高すぎるのではないでしょうか。

2010-10-10 00:41:49
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(23) そう、ピッチ上で声を出すということは、多くの子どもたちにとって単なるサッカーの問題ではなく、人生とは?人格とは?社会とは?といったようなもっと奥深くて重いテーマなのではないでしょうか。

2010-10-10 00:49:05
村松尚登 @naotomuramatsu

声出し(24) 「正解が無数にあり、しかも状況が目まぐるしく変化し続ける」という点においてサッカーと人生はフラクタルの関係にあると思います。

2010-10-10 13:31:04
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コメント

@murakamimasahir 2011年5月9日
興味深く拝見致しました。偏差値教育の弊害もあるでしょうが、近年意欲の少ない子供が多いと聞きます。「サッカーはスポーツだ」よりも「サッカーはゲームだ」って考えた方が子供たちは積極的に考えるんじゃないだろうか。
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