[福島の子どもの初期被ばく問題 後編]

cyborg001(@cyborg0012)さんの一連のツイートをまとめました。 今回は、福島の子どもの初期被ばくに関する話の後編です。
原発 震災 山下俊一 初期被ばく
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cyborg001 @cyborg0012
「福島の初期被ばく問題」の後編です。前篇では政府検査、弘前大検査の問題点に触れました。今回はチェルノブイリから福島を見ていきます(図はウクライナの甲状腺被ばく線量の疫学基準。35ミリSvが高線量の境界線です) http://t.co/jcKn81QztB
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cyborg001 @cyborg0012
チェルノブイリ事故時にソ連政府は20万人近くの子どもの甲状腺直接検査を実施している。日本政府は1080人、民間(弘前大学)は8人であり、雲泥の差がある(以下図を参照)。。 http://t.co/ewZlnzRy14
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cyborg001 @cyborg0012
2011年に刊行された『ウクライナ政府報告書』ではキエフ、ジトミール、チェルニヒブなど北部三州を中心に13万人の子どもがチェルノブイリ事故時に検査されたと記述されている。 http://t.co/CsWTdUmaon
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cyborg001 @cyborg0012
Likhtarov I. et al. 2005では130,254人の子どもが甲状腺直接検査を受けたとされている(そのうち避難民の子どもが9,554人である)。 http://t.co/UvgliOnOLa
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cyborg001 @cyborg0012
福島原発事故時の政府検査(飯館、川俣、いわき市)ではサーベイメーターが使用された。核種は分からなず、検査担当者も「簡易検査」と称している。ソ連では核種分析ができるスペクトロメーターが使用された。 http://t.co/eAkpTjNNsd
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cyborg001 @cyborg0012
弘前大学床次検査ではスペクトロメーターが使用されたが、検査された子どもはたった8人である。ソ連はウクライナだけでも13万人をスペクトロメーターで検査している。被曝者に対するソ連政府と日本政府の対応の違いに唖然とするばかりである。 http://t.co/qDDpBQlkym
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cyborg001 @cyborg0012
チェルノブイリ原発事故時の検査データは、現在20万人のデーターベースとして保存され、今でも疫学調査などで一人ひとりを追跡調査することが可能となっている。 http://t.co/ry7j177bZi
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cyborg001 @cyborg0012
20万人の子どもを調べたソ連、1088人の子どもの検査で「お茶を濁した」日本政府。ごまかしはこの点から始まっている。これにつけ込むのが御用学者。「福島の被曝量はチェルノブイリの1000分の1、いや10000分の1」といったウソも平気 http://t.co/P3zhqsbOUy
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cyborg001 @cyborg0012
そこで、チェルノブイリ事故時にソ連の子どもたちがどれだけ甲状腺被ばくを受けたのかを確かめておこう。Likhtarov et al 2005に、ウクライナの地域別、年齢別、ジェンダー別の平均被曝線量が記載されている。 http://t.co/yTtmjXDQcM
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cyborg001 @cyborg0012
まずは、最大の放射性ヨウ素被曝を受けたジトミール州(1-18才の子ども)。男女の平均被曝線量は87mGy(87mSv)である。 http://t.co/9zkkqnemSj
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cyborg001 @cyborg0012
次にキエフ州。ジトミールに次ぐ小児甲状腺癌多発地域である。平均被曝線量は81mGy(81mSv)である。 http://t.co/AWCLUTDyCn
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cyborg001 @cyborg0012
最後に、高線量北部地域の一つチェルニヒブ州。子どもたちの平均被曝量は58mGyと報告されている。 http://t.co/aZ6wBn439p
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cyborg001 @cyborg0012
どうであろうか?福島はチェルノブイリの1000分の1?ウクライナの高線量地域は平均58-87mGy、弘前大学の子ども8人のお手盛り検査では中央値が4.3mGyである。小学1年生でもできる計算が大学教授には難しいらしい。 http://t.co/6btH4tlRjf
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cyborg001 @cyborg0012
政府検査、弘前大学検査ともに、実測検査のくせに「年齢別の被曝線量」の実測データを出していない。チェルノブイリ地域では考えられない杜撰さである。1才の赤ちゃんと18才の青年では被曝量は著しく異なる。 http://t.co/ETnUzWRCpX
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cyborg001 @cyborg0012
早野龍吾先生とか、チェルノブイリ避難民の最大値を持ち出して、「あちらは36Sv、福島とは比較にならない」とか言うけど、そんな大量被ばくした子どもってどのくらいいるの?『ウクライナ政府報告書』にデーターがあります(以下図) http://t.co/6mmIUSJ5OF
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cyborg001 @cyborg0012
まずはウクライナ7才未満の子どもです。50mGy未満が7割以上、1Gy以上の大量被ばく者は0.2%です(以下図)。 http://t.co/RHL6BQsaNK
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cyborg001 @cyborg0012
次に、ウクライナ7才から14才までの子どもです。50mGy未満が93%、1Gy以上は0.03%にすぎません(つまり3000人に1人)(以下図参照)。 http://t.co/SZdOE1uAck
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cyborg001 @cyborg0012
最後に、15才から18才の青年。50mGy未満が95%、1Gy以上の大量被ばく者は0.025%です。このように、ウクライナでも大部分の子どもは50mGy未満の被曝なのです。 http://t.co/UY4skoowee
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cyborg001 @cyborg0012
ベラルーシでも同じです。ベラルーシはウクライナより高線量で評価されることが多い。実際に、平均線量は560mGyと高いです。しかし、最頻値は50mGy前後なのです(以下図)。数字のマジック、統計のウソが隠されています。 http://t.co/qseRraqP0a
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cyborg001 @cyborg0012
まとめます。ベラルーシ、ウクライナ高線量地域でも子どもの多くは50-100mGy未満の被ばくです。ソ連は20万人の子どもを検査しました。1088人しか検査していない福島では、初期被ばくの実態は闇の中と言えるでしょう。 http://t.co/Z6lHLtkqVL
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cyborg001 @cyborg0012
それでは、ベラルーシやウクライナでは1Gy以上の大量被曝した子どもたちが甲状腺癌になっているしょうか?むろん、そんなことはありません。ウクライナ内分泌代謝研究所のデータでは、患者3人に1人は50mGyの被曝者で占められている。 http://t.co/Hb454FW3Ki
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cyborg001 @cyborg0012
詳しくみると、ウクライナ内分泌代謝研究所では、10mGy未満の患者が15.6%、10-50mGyの患者が20.6%です。改めて、3人に1人は50mGy未満の被曝者なのです。1Gy以上の被曝者は1割くらいです(以下図)。 http://t.co/rRdg6jpQqk
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cyborg001 @cyborg0012
冗長ですが、ウクライナでは小児甲状腺癌患者の3人に1人は50mSv未満の被曝です。「50mSvを超える子どもはいないので安心せよ」という日本の大手マスコミの口癖は、何とかならないでしょうか? http://t.co/Pz4OV5RRPc
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cyborg001 @cyborg0012
ベラルーシは被曝量が高い傾向にあるが、平均20mGyの被曝者は症例全体の7%、平均90mGyの患者は12.6%を占めている。「100mSvまでは大丈夫」という原発推進派の過去のリスク評価はなんだったのだろうか? http://t.co/e7WhMcSr09
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cyborg001 @cyborg0012
ロシアはどうだろうか?かの地でも子どもの甲状腺癌患者の4割は100mGy未満の被曝者です(以下図)。 http://t.co/ZqMDKHugc3
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コメント

shun @shun148 2014年4月8日
50mGy未満は母集団が大きい割には甲状腺癌の発症が少ないようにもみえますし、強調されているような50mGy未満の危険性をここにあげられた資料から読み取るのは難しいように思います。50,50〜100, 100以上と線量が上がるに従ってリスクが上がることは言えそうですが。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011 2014年4月8日
「福島の母親への関わりは話を聞くだけになりがち」なはずの人が、なぜか長崎大学の医者の擁護をして、「福島の母親が不安になることを抑制してる」ようですね。
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