「ハロウィンはなぜ日本で普及しなかったのか」ってググると、ここまでハロウィンが普及するなんて思っていなかった人たちの、知ったような考察がぞろぞろヒットして興味深い。
2013-10-27 13:24:19ハロウィンの普及は、ホームセンターの拡大や「浮かれ電飾」の流行と並行しているように思われる。地域の共同体で行われることや、家族と住宅が参加の単位である点など、ハロウィンはとても「住宅地的」な祭事だ。
2013-10-27 13:30:02子供たちの仮装もどこかヤンキーっぽいし。というか、我が家もそうなんだけどダイソーや西友で子供のリクエストに応えて魔女や猫の衣装を安く買ってくると、なんとなくヤンキーテイストになってしまう。
2013-10-27 13:44:09「本場」のアメリカでも、ハロウィンはこの後のサンクスギビングからクリスマスへと続く「家族の再結束の季節」を告げるイベントだ。ハロウィンが有している「カントリー調」のテイストは、アメリカの伝統的な田舎の風景のエッセンスにほかならない。
2013-10-27 13:54:02ここ最近毎年言ってることだが、ハロウィンが定着してしまうと、いよいよあとはプロムしかない状況だ。もし普及を目論むやり手広告マンがいるのなら、文化系草食男子の我が息子が高校を卒業する4年後まで待って欲しい。
2013-10-27 13:58:06これ、今度のゲンロンカフェの大山さんとのトークで話題になるかもしれないのだが、「浮かれ電飾シーズン」における、「喉元に刺さったトゲとしての正月」についてだ。
2013-10-27 21:39:00大山さんによれば、自宅を浮かれ電飾で飾る「イルミニスト」は、ハロウィンの流行によってイルミネーションの季節の開始を10月に早めることに成功したものの、クリスマスが終わってから年を越えてバレンタインまで、というような「延長」ができずにいる。それは、
2013-10-27 21:39:11日本の場合、クリスマスとバレンタインの間に「お正月」というイルミネーションと相容れない強力なイベントが挟まっているためらしい。確かに正月の飾りも行事も浮かれ電飾が似合わない。イルミニストは年末に急いで電飾を片付けるらしい。
2013-10-27 21:39:31それって、かつて、東横線における武蔵小杉や、田園都市線における武蔵溝ノ口が担っていた、「スノッブ電鉄の浮かれ具合を一瞬現実に引き戻す効果」を思わせる。
2013-10-27 21:39:45ところが、最近、少しずつやばい越境が始まっている。「クリスマス お正月 兼用」とGoogle画像検索すると、進行中の事態を垣間見れる。ピクティスト内海さんや大山さんをはじめとする私たち「路上の7人ウォッチャー」は、固唾を呑んでこの変容を見守っている。
2013-10-27 21:39:55というような>RT 話もきっとしますよ!:@sohsai: 2013年の11月4日(祝)イベント【石川初×大山顕「路上の7人」】開催 http://t.co/ECM6rt3GH3 ゲンロンカフェにて。
2013-10-27 21:59:57実際、浮かれ電飾メーカーの最右翼アイリスオーヤマのイルミネーター(って呼ぶらしいですよ)のコミュニティサイトでは「一年中イルミネーション!」ってコーナーがあってそこにはお正月の浮かれ電飾提案が。 http://t.co/V9hzjwBAlB
2013-10-27 22:08:57この「一年中イルミネーション」で興味深いのは、定着しつつあるハロウィン浮かれ電飾とクリスマスの間が持たないというかねてからの問題に対して、まさかのボジョレー解禁をエクスキューズとした「ワインパーティー」なる浮かれ電飾提案だ。さすがに感謝祭を持っては来れなかったのだな。
2013-10-27 22:16:56