- naholograph
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よいこ大賞、よいこ大賞です。
小さいとはいえ、二度目のよいこ大賞。
なんと今回は「テーマ」があります。そうテーマは、
「猫」
猫ついのべ、猫のべる、#twCATnovel。
今回もこの賞の基準は、
「好き」のみです。
では、参りましょう。
ようこそ、私が猫のベルです。あら奇遇ね、あたしもそうよ。 いや、僕こそが。ええと、俺も。おや、ワシもじゃ。 こんなことってあるわけないわ。 大急ぎでさあ見極めましょう。全部まるごと、ご 賞味ください。探して、あなたの猫のベルを。 #twnovel #twCATnovel
2013-10-31 21:04:19結果発表
よいこ大賞
一番いい猫のべるに捧げるこの賞。
私にとって一番おいしい、一番いい音の、一番いい匂いの、一番もふもふの猫のべるに捧げるこの賞。
私の一番、一等賞です。だってとっても好きなのにゃ。
本当はついていくつもりじゃなかった。たぶん迷惑だし、なんだか僕を、怖がってたみたいだったから。だけど、ふわふわ揺れるしっぽがかわいくて、逃げられると追いかけたくなった。 #twCATnovel 「ママ、猫が追いかけてくる(泣)」「きっと、好きなんだよ。」 (君の持つ猫じゃらし)
2013-10-09 23:26:52文句なしにほんわか可愛い。
多分きっとよいこ大賞ということで、ストレートにもふもふした物語を出された方が少なかった中、これは一際、もふもふふわふわなのです。
猫ってホント自分勝手だと思うのです。その性格をしっかりと入れた上で、こんなにほんわかなお話になるのってスゴイなって思うんです。登場する全てのものに無理がない。
子供が猫を追いかけているかと思いきや逆の展開という仕掛けも効いていて、何よりリズムがよくって、お見事です。
ネコに銭喰部門賞
あ段をゆっくりとお願いします。「あかさたにゃはまにゃらわ」い段をお願いします。「いきしちにゃぅー」そこまでで結構です。な行はどうでしょう。「にゃ...にゅ...にょ...」自覚は無いですか。「全然にゃいですにゃ」かなり猫ですね。マタタビ出しておきますにゃ。 #twCATnovel
2013-10-10 00:55:20【講評】
かなり猫ですね。かなりツボでした。つい「あかさたにゃ…」と口に出したくなる問診からの一刀両断。さらに伝染ってるーッ!?(ガビーン と突っ込みたくなる脱力系のオチ。お美事です。マタタビ処方は憑いた猫をおびき出すためでしょうか。楽しく愉快で気が抜ける、美事なお手前でした。
よいこ小賞
一番があるのは二番があるから。
この賞は私をうしろめたい気持ちにさせるそんな二番手さんたちに贈られます。
でも・・・・・・好きっ、です。
#twCATnovel 探し求めた男は路地裏にいた。両手足を縛られた姿で、虚ろな目をして。「あなたが、あの……?」男は答えず、喉を震わせ高い音を発した。周りにいた野良猫たちが次々と地面にひっくり返る。僕は思わず息を飲んだ。噂は本当だった。猫撫で声の達人は、手を使わずに猫を撫でる。
2013-10-10 21:13:03正直、かなり大賞と競りました。あまりにもタイプの違う作品だったこともあって難しい選択でした。
この物語はまるで種のような作品です。猫撫で声で猫達に君臨できるかもしれないこの男の物語の序章なのです。だって、両手足を縛られているってそもそも何かがあったはずなのですから。ツイート枠から溢れた物語が誘惑してくる危険な作品。もしも自分が猫撫で声の達人だったら。何をしますか?
迷子の迷子の子猫ちゃんはとっても策士。泣いてばかりでお巡りさんを独り占め。あたし知ってる。あの子はお家が分からないんじゃなくて、お巡りさんと離れたくなくて泣いてるんだって。いい子はいつも損をする。迷子にもなれないあたしの気持ちに気付いてよ、お巡りさん。 #twCATnovel
2013-10-14 22:22:10正論と言い訳に守られて何にもしないっていうのは、恋愛でも恋愛以外でもよくあることだなって思います。策士が子猫ちゃんなら何にもしないでみゃあみゃあ言うこの子は赤ちゃん猫なのかもしれないのですがそこには気づかない。その辺りのままならなさがとても上手に描かれていると思います。負けるな女の子!と応援したくなっちゃう作品なのです。
とても可愛く素晴らしい寓話です。
猫に銭喰部門賞との二冠となります。
これは外せません。とても外せないのです。
最初はどんな言葉遊びが来るのかとおもいきや猫なのです。けれどその言葉遊びへの期待を返せ-とはならない有無を言わせぬ脱力感。かなり猫ですねにはやられました。
そして最後に出されるマタタビ。つまり猫でいいってことですよね。猫でいいのです。先生も猫。猫、猫、まさに猫のべる。
よいねこ賞
よいことよいねこは一文字違い。
よいねこは良い猫。ああでももしかしたなら、酔猫なのかもしれません。
って、そんなことはとても些細なことなのです。
この賞は、素敵な猫のたましいが宿った物語に贈られる賞です。
お帰りなさいませ旦那様。今日も私めが、旦那様の大切な御本をお守りしておりましたよ。なにしろこの積み重ねられた御本の山々、いつ何人が倒すやもしれず、全くもって気が抜けない。私めが体を張って、この枕…おっと御本をですね、「ほら、どいたどいた」ああんつれない。 #twCATnovel
2013-10-17 12:01:51猫です。まさに猫です。
この偉そうな態度たまりません。偉そうな上に役に立ってない。まさに猫です。きっと本人(本猫?)的には本気なんですよね。
上品さとお馬鹿さ加減、絶妙な味わいの猫のべるなのです。