仮音×生田×貝音で「FACE」基盤に百合妄想
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mutty_19995
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@tos 最初はエンちゃんと海美さんがくっついてた。どうしてかは面倒くさいので割愛。出会って、遊んでるうちに友達以上の感情を抱いたみたいな。でもエンちゃんは男装癖(あったっけ?)があったから、両方とも安心してお付き合いが出来た訳さ。
2013-10-31 17:35:59
@tos でもある時からエンちゃんが暴走し始めて、海美さんは正直やっていける自信はなかったけどエンちゃんが好きだったから一緒にいた。だけどそこでマシロと出会っちゃって一気に気持ちが冷めて、エンちゃんに内緒でマシロと会うようになっちゃうんすよ。
2013-10-31 17:39:14
@tos 当然ながらバレるんだけど、もうほぼヤンデレ化してたエンちゃんは私じゃダメなの状態。固まってる海美さんの首絞めながらキスしようとしたら、海美さんが反撃して頭ぶん殴っちゃうんですね。そしたら打ちどころが悪くてエンちゃんは即死。海美さんもこうなるとは思わなくてあたふたする。
2013-10-31 17:44:12
@tos 遺棄する訳にもいかんし海美さんは放置してそのままマシロのところへ逃走。逃走してる間にエンちゃんとあんなことしたな、こんなことしたな、あの時は優しかったな、何でちゃんと言わないであんなことしたんだろうとか考えて泣く。気付いたらマシロの目の前で、マシロにえらい心配される。
2013-10-31 17:52:13
@tos 言葉が悪かったな マシロの目の前で泣いて心配されたって言いたかった。 でも当然事実をそのまま伝える訳にはいかない。そうだこの子と駆け落ちしよう。そうすれば少なくとも1週間は自由になれる。そう思って海美さんはマシロを連れて森で野宿を始めます。何で海でやらなかったかは割愛
2013-10-31 17:54:12
@tos その駆け落ちと言う名の野宿が1ヶ月ほど上手いこと続いたんだけど、結局はバレます。何でかっていうと、マシロが街に出た時指名手配のポスターを見たから。もちろんマシロは絶望して問い詰めたけど、海美さんはもはや手遅れでそんな姿さえも愛しく見えたんだ。
2013-10-31 17:58:10
@tos 海美さんも暴走しちゃった訳だ。自分のことを問い詰めて泣いてるマシロの口を塞いで、その場に押し倒して、キスをする。純粋無垢なマシロは何されてるかまったくわからず頭がぼうっとする。海美さんはチャンスだと思ってマシロをおぶってまた逃亡。あてもなくひたすら。
2013-10-31 18:09:22
@tos ここなら誰にも見られない、と思ったところでマシロを下ろして、休憩。やっちゃダメだダメだと思いながらマシロとまたキス。海美さんにも良心は勿論あるので罪悪感が芽生える。自分にエンちゃんとのデジャヴを感じたのと、この子も殺すことになるかもしれないという不安。
2013-11-01 22:28:40
@tos まあ殺さなきゃいい話ですが、マシロの性格上いつ警察に渡されるかわからんから、海美さん的に殺すしかないと思ってるわけ。でも、エンちゃんと訳が違うから殺すかどうかに迷いがある。とりあえずこの子を犯したい、という気持ちは癒えてなかった。
2013-11-01 22:30:48
@tos マシロはもうこの時点で、「ああこの人に殺されるんだな」と思ってる。でも、海美さんに殺されるなら別にいいと思ってもいる。何でかっていうと、海美さんの幸せしか考えてないから。
2013-11-01 22:37:10
@tos 海美さんはあえて確認する。「今から何してもいい?」で、マシロは頷くんだけど、その前にひとつだけお願いがあるって言う。「私を殺すなら、死体を私が住んでいた海に沈めて」
2013-11-01 22:46:36
@tos 海美さんはそのマシロの言葉を聞いてぼろぼろ泣くんだけど、でも欲が抑えきれなくて、マシロのことひとしきり好きにしたあと、ごめんねってだけ言って殺す。で海美さんは心の底から殺し方間違えたと後悔する。絞首だから苦しんでる顔を嫌でも見てしまうから。
2013-11-01 23:16:54
@tos 海美さんは「ごめんね、ごめんね」ってぼろぼろ泣きながらもそのままマシロを殺しちゃう。息絶えた頃に、海美さんは改めて自分のやったことの恐ろしさに身悶える。愛なんてこの世からなくなってしまえばいいのにとさえ思う。
2013-11-01 23:21:40
@tos もう私は二度と許されないし、きっと死んでも転生なんて出来ない。あの2人に会うことだって出来ない。嫌だ嫌だと思ってたら、「また、殺したの?」って、聞き覚えのある声が後ろから。背筋が凍りつくような声で、「貴方が死なないと、私はあの世に行けない」と。
2013-11-01 23:23:46
@tos 「何で私を、あの子を殺したの。私に罪はあっても、あの子に罪はない。」その声がエンちゃんであることに気づくのには、時間がかかった。振り返る頃には、だあれもいないし声も聞こえない。ただ横たわるマシロの死体と涙でぐしゃぐしゃになった自分がいるだけ。
2013-11-01 23:25:57
@tos でも何もかもを失った海美さんはエンちゃんに会いたかった。その声だけを頼りにどこともなくさまよって、またエンちゃんが出てきてくれないかと望んだ。因みにこの段階でマシロの死体は野放しなので、やっぱりマシロも成仏できなかった。
2013-11-01 23:28:49
@tos エンちゃんを探し彷徨っていたら、今度は「約束を何で守ってくれなかったの?」。聞きなれた声だったからこれがマシロだってことにはさっさと気付いた。「あの子もそうでしょ?私も眠れないのよ。せめて死んだあとぐらいは…海に帰らせて…」もうこの時点で海美さんの精神はほぼ壊滅状態。
2013-11-01 23:31:49
@tos 嘘をついてマシロと一緒にいたのがいけなかったの?そもそも、あの時エンを殴らなければ良かったの?色々な思いが巡っては涙が溢れる。もう死んじゃおう。死にたい。死んで償おう。そう思った海美さんは崖から飛び降りようとする。そしたら、誰かにいきなり引き戻される。
2013-11-01 23:35:17
@tos 冷たい、何も温もりなんてない手だったけど、力の強さで誰なのかはわかった。顔をぐしゃぐしゃにしたエンちゃんは、必死に何かを叫んでるけど、声が出ない。というより、海美さんの耳に聞こえてない。でも、エンちゃんは叫ぶ。「あの子を海に帰してあげて。あんたが死ぬのはそれからよ。」
2013-11-01 23:38:40
@tos きっともう私は、この人たちの声を、姿を思い出すことはないんだろう。だから声が聞けないんだ。そう思うことにした。海美さんはエンちゃんの言うとおりに、マシロを海に帰した。時が経っていたから綺麗な状態ではなかったけど、これでマシロが眠れるのなら、と合掌。
2013-11-01 23:45:16
@tos きっと私は、生まれ変わっても、危険な恋をして、たくさんの犠牲を払う。もし、その恋の相手がエンちゃんやマシロだとすれば、私はその二人を、今度はきちんと愛してあげたい。そして、自分も愛されたい。でも、それはきっと叶わない願い。海美さんはそんな考えを巡らせていた。
2013-11-01 23:48:47
@tos マシロは、その後ろから、「ありがとう。安心して、眠れる。」と、一言。でも、海美さんには当然届かない。海美さんはそのまま、また元の崖に戻っていく。
2013-11-01 23:46:37
@tos またきっと、会えますように。二人が生まれ変わっても幸せでありますように。そして、出来ることなら私を愛してくれますように。そう祈りながら、海美さんは崖から降りた。
2013-11-01 23:52:05