特別講演:「被ばく線量から考える私たちの健康影響」長瀧重信氏
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【JAERO】<平成25年度シンポジウム>考えよう低線量被ばく ──健康影響と食品汚染は本当に大丈夫なのか!?──:http://t.co/8PlcDIXgmO 日時:10月25日(金)13:00~16:00 会場:東京・有楽町朝日ホール(有楽町マリオン11階)
2013-11-02 17:33:1712:00 受付開始
13:00 オープニング
主催者挨拶 日本原子力文化振興財団理事長 伊藤隆彦氏
13:15 特別講演
『被ばく線量から考える私たちの健康影響』
長崎大学名誉教授 長瀧重信氏
14:05 休憩
14:20 パネル座談会
『考えよう低線量被ばく』
≪パネリスト≫
○市川まりこ氏[食のコミュニケーション円卓会議代表]
○遠藤啓吾氏[京都医療科学大学学長]
○小島正美氏[毎日新聞社生活報道部編集委員]
○高村昇氏[長崎大学原爆後障害医療研究所教授・医師]
≪コーディネーター≫
○宮崎緑氏[千葉商科大学政策情報学部長]
16:00 閉会
4nwanelsonさんが呟いてくださったものです。皆さんの反論材料にもなると思い、参考資料としてまとめました。
1. 特別講演:「被ばく線量から考える私たちの健康影響」【長崎大学名誉教授 長瀧重信】 平成25年度シンポジウム「考えよう低線量被ばく」-健康影響と食品汚染は本当に大丈夫なのか!?- | 主催・日本原子力文化振興財団 http://t.co/FL3Au7J3vu
2013-10-30 22:57:172. 一人の患者さんをどんなに調べても放射線の影響かどうかわからない。例えば肺癌の患者さんをみて、これは放射線の影響なのか煙草の影響なのか、ということは臨床的に患者さんをみて、或いは病理解剖しても、それではわからない。急性影響は http://t.co/De02axgXRr
2013-10-30 22:57:563. わかるんですけども、晩発影響では現在の科学では区別することはできない。これは鉄則であります。これも色々と議論になるところでありますが、頭に入れて頂きたい。しかし、被ばく線量と病気の頻度の関係を疫学的に調べるという方法が現在の科学的な方法であります。ごく最近ですね、こないだ
2013-10-30 22:58:124. 数ヶ月前に、被ばくした人とそうでない人は、遺伝子を調べればわかるという論文が出ましたけど、まだまだ一般的に信用されているところではありません。これは疫学的に何かわかりにくいことでありますけども、現実に生活習慣において癌のリスクは同じ方法で疫学的に調べられています。
2013-10-30 22:58:245. 疫学的な方法の場合には、ある集団を決めまして、その集団を決めて、それを何年も追跡していくということが調査集団の決め方によって、疫学的調査の価値が決まります。原爆の場合には、これは1950年、ちょうど日本が連合軍に占領されている http://t.co/syzvJcf4gf
2013-10-30 22:58:466. ときからある意味では非常に科学的に、人権を無視して決められた調査ではありますが、1950年の第1群と言いますのは、爆心地から2キロ以内の人全員、この調査集団に入れる。〜こういう集団を最初に選んで追跡していきますと、その結果によって、放射線の影響が明らかにわかる。
2013-10-30 22:59:057. そういう集団を最初に作って、調べた。そしてこの結果が、現在まで60年以上、追跡調査されています。ごく一部の結果をお示ししますが、これは固形癌による死亡を1950年から2000年、50年間調べた結果であります。 http://t.co/vqWoZZDmvI
2013-10-30 22:59:211Sv=1,000mSv ですから、線量の所は、<5mSv, 5~100mSV,100~200mSV,200~500mSv,500mSv~1Sv,1~2Sv,2Sv~ となります
8. これは線量でありまして、先ほど申し上げましたように、一人一人が個人線量を推計されております。被爆線量が少ない、5mSv、実際には少し違いますが分かり易く説明いたしますが、5mSv以下、被ばくのない方でも、3万7千人の中で3千8百人、1割ぐらいは癌で死亡されております。
2013-10-30 22:59:329. このあと被ばくをした人は、この比率よりも余分に亡くなった方を、過剰死亡者とゆうふうにいたしまして、この死亡者を比率をとっていきますと、被曝線量が増える、従って過剰死亡者の数が多くなっていく。これが被ばくの、現在世界中で認められている放射線の影響の基礎であります。
2013-10-30 22:59:4910. よく見て頂きたいのは、50年間で、先ほどこの集団の中には、2キロ以内の被爆者は全部入ってると申し上げました。ですから、放射線のために亡くなる方は、全部ここに入っている訳でありますけども、全部入った上で、50年間で死者が440人。年間10名ぐらい。そうすると、全体で年間に
2013-10-30 23:00:0711. 10名ぐらい余分に死亡するというぐらいの影響を、はっきりと~まれた疫学調査というのは、こんな疫学調査は現在世界のどこにもありません。非常に正確な疫学の調査ということをここでおわかり頂きたいと思います。 http://t.co/geUcWYKJmz
2013-10-30 23:02:1712. 放射線の低線量の影響(100〜200mSv以下)原爆被爆者の調査 固形癌による死亡の過剰相対リスクは 100mSv以下の値から得られた直線は、2000mSvまでの値から得られた直線と有意の差はない… http://t.co/cxihDPZvYl
2013-10-30 23:02:4313. 100ミリシーベルト以下の影響の説明 放射線の影響は認められない、 放射線の影響がないと言うわけではない 影響はわからない、わからないから怖い わからないのに何故安全といえるか 科学的な説明は… http://t.co/fylbsHMHK2
2013-10-30 23:03:0914. 国連の委員会、アンスケアーというところでも原爆の影響を取り上げておりまして、100から200mSv以上は直線的に増加する、しかしそれ以下の部分に関しては疫学的に認めることはできない。これは国際的な科学者たちが理解している http://t.co/9jih7T5PJd
2013-10-30 23:03:3115. ことでありますけれども、日本の一部の人達だけは、ここをなかなか理解できないで、1ミリシーベルトが怖いという話ばかりが基準になってるところであります。
2013-10-30 23:03:4516. 〜これはICRPの2007年の勧告であります。100mSv以下の影響が閾値がない、100mSv以上の直線関係が存在すると仮定する。仮定して、このモデルを考えるということでありまして、その仮定が、こちらが被曝線量、こちらが癌の http://t.co/UzyJgDjfMr
2013-10-30 23:04:0417. リスクで、先ほど言いましたように100mSvで原爆では癌が1.05倍、一般に癌死亡率ということから言いますと、多く見て1%。ですから10ミリシーベルトになりますと0.1%。これは存在すると仮定して、いろいろと考えてみよう、防護を考えようという、非常に沢山の発表が
2013-10-30 23:04:2518. ございますので、一部だけ取り上げます。例えば職業被ばく、 国際放射線防護委員会2007年勧告 仮定に基づいた防護基準として国際的に同意されている http://t.co/8eVaO3gbvX
2013-10-30 23:05:0219. 100mSv以下の影響は疫学的に認められない、これもう先ほど何回も言いましたように、科学的には認められない、しかし100mSv以下も影響があるとしてリスクを考える、これは防護の考え方、ポリシー、考え方である。 http://t.co/SchvbyDe3u
2013-10-30 23:05:2020. ですから1mSv、5mSv、また20mSv以下の線量で影響があるという科学的な根拠は全くない、ということ。これも理解して頂きたいし、しかし同時に、放射線防護としての国際的な同意したポリシー、考え方としては5mSv、20mSvというのが存在して、日本の基準になっている。
2013-10-30 23:05:38