ツクバダイガク

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@shijin_cmpb

茨城県某所。我々はとある祭事の調査のため、この地を訪れた。その祭事はソーホーサイと呼ばれており、地元民の間でツクバダイガクと呼ばれる森の中で密かに、しかし盛大に執り行われるという。このツクバダイガクという名称は、同時にこの森を活動拠点とするある組織を指すものでもあるという。この

2013-11-04 12:37:44
@shijin_cmpb

ツクバダイガクという組織は、ITF.と称する宗教団体を母体としており、その構成人員は、のべ一万人を遙かに越えると地元の住民は語る。

2013-11-04 12:39:11
@shijin_cmpb

我々は今回、この謎の組織ツクバダイガクに迫るとともに、ソーホーサイにのみ現れるといわれる、知的好奇心マンと呼ばれる謎の生命体の実態を明らかにしていく。

2013-11-04 12:41:23
@shijin_cmpb

ロボットの蔓延る道を道を進んでいく取材班。まるで我々を監視しているかのように見える。薄暗い森を抜けると、開けた場所に出た。ここは地元住民の間でマツミイケと呼ばれている憩いの公園である。ここで我々は奇妙なオブジェを発見した。

2013-11-04 12:48:53
@shijin_cmpb

栓抜きを思わせるフォルメ、その姿の通り、栓抜き塔と呼ばれているという。有事の際にはこの栓抜きが抜かれ、巨大な変形ロボットが敵に無慈悲な鉄槌を下すであろう、とツクバダイガクの者は口を揃えて言うのだと、地元住民は語る。

2013-11-04 12:53:28
@shijin_cmpb

残念ながら画像をアップロードすることができず、ご覧に入れることができない。何者かに阻まれているような、不気味な予兆を感じさせる。

2013-11-04 12:54:37
@shijin_cmpb

我々取材班は今回残念ながら発見することができなかったが、普段はここに博士号と名付けられた、アヒルボートのようなものが浮いているという。一見ただのアヒルボートのように見えるが、近づくとその意匠と博士号と書かれたネームプレートに異様なまでの威圧感を受けると、地元住民は語ってくれた。

2013-11-04 13:07:03
@shijin_cmpb

こうした巨大ロボットやアヒルボートの伝説は、彼らが崇める知的好奇心マンという生命体の、可愛らしい外見に秘められた力強さへの崇敬の念が込められているように、我々は感じた。

2013-11-04 13:09:41
@shijin_cmpb

我々はとんでもない思い違いをしていたのかもしれない……

2013-11-04 13:22:22
@shijin_cmpb

これは……なんて……

2013-11-04 13:25:51