新卒就職について
- Zimmyisfakestar
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正規雇用になって、自分が直面している仕事上の環境に必死に適応しようとしている自らの現実的な状況と、日本のねじれまくった雇用・福祉システムの指摘はなかなか、それこそ「ねじれ」という感覚になる。
2013-10-19 21:47:13これ70~80年代の日本的雇用全盛期に青年期をすごした方が読むともう自分の過ごしてきたシステムの前提部分の矛盾を完全に指摘されるものだから、頭がおかしくなっちゃうんじゃないかと思う。
2013-10-19 21:51:45ちなみに「自分が直面している仕事上の環境」とは目標管理制度によって強制される職務遂行能力への自己評価、上司による評価と、それを元にした目標達成へのプレッシャー、それと全く別軸で、居住地域と職務の無限定性。
2013-10-19 21:54:01日本的雇用、福祉システムの矛盾を知ったりするよりも職場の現実に適応する方が、現実的に優先順位が高いから、もう読むのやめちゃおう!となりかねない。
2013-10-19 21:55:43そういえば、高齢者から「最近の若者はコミュ力やら人間力やら、曖昧な言葉を使ってけしからん」といった類の愚痴を聞いたことがないな。ということは「○○力」といって啓発するのは彼らにとっては好ましいことなのだろう。
2013-11-03 21:23:00『第7次職業能力開発基本計画の概要』@厚労省
http://www.mhlw.go.jp/topics/0106/tp0606-1.html
濱口桂一郎氏「若者と雇用」を再読してみたが、やっぱ毒舌だな。だけど、「意識が高い学生」が生まれるメカニズムを2次的に説明してくれている。
2013-11-04 20:30:14著者によれば新卒就職は「人間力就活」として、本来OJTとジョブローテーションによって長期的に評価される「人間力」を数回の面接その他で判断するという離れ業をやっていると。
2013-11-04 20:34:03バイトわず 王将の更衣室にこんなんあった… 王将の社長オッジーなんかな? http://t.co/jo5utAlE7U
2013-10-22 21:14:24そして結局就活対策とされるキャリア教育やなんだは企業が面接やディスカッションで観察する「人間力」「コミュニケーション能力」を一見、高そうだと判断させるためのテクニックでしかないという悲しい現実。
2013-11-04 20:35:56結局、「意識が高い学生」というのは予期的に「人間力」を高そうだと思わせるテクニックを身につけようとしている雇用希望者なのだと邪推する。
2013-11-04 20:37:22そして就活生は「自己分析」で自らの人間力を半ば自己採点する。それを企業に提案するという作業を繰り返すことになる。これは半ば全人格的な評価を疑似的に行い、しかもそれを数十回行うという作業になる。これは精神的にかなり摩耗する。朝井リョウの「何者」を読んだ人ならイメージしやすいと思う。
2013-11-04 20:42:33人材関係企業にとって「自己分析」というのは当初商材として画期的だったのではないか。学生を効率よく選抜したい企業にとっては自己分析された人間の方が、「人間力」を評価しやすい。だが、実際はそうではなかった。
2013-11-04 20:44:53エントリーシートは「○×力」のオンパレードになった。面接でもいかにも「人間力」が高そうに見えるテクニックやエピソードを身に付けた学生が表れて、逆に選抜のコストが上がってしまった。これは人材関係企業にとっては誤算だったんじゃないのかなと思う。
2013-11-04 20:48:01専門家の講演会で「考えが変わった」と言う人は、別の専門家の講演会でもすぐに考えが変わる。それは単なる権威崇拝だとか、その場のノリを平気で口にしてしまうという問題だったりする。そうではなく、長期的に極めて低いリスクや風評などの問題を自ら考え、専門家の意見なども参照していく。
2013-10-30 07:50:45【大学生あるある】 意識の高い学生になろうとする。 が、意識の高い学生ってなんだ? 難しいスラングみたいな言葉をガンガンいうやつ?
2013-11-05 03:10:01「意識の高い学生」の嫌いなところは、引用しかしない話の薄っぺらさ、知識を身に纏って強くなった気になる弱さ、有益な人間を選びとろうとする浅はかさ、誰しも生き抜いてきた人生があることを知らない無知さ、それらを認められない無能さなどです。 n_yum
2013-11-05 06:04:01