- akiradicalism
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あべあきら
@akiradicalism
「メランコリーは、力である。メランコリーの力を借りなければ生きられないということが、人間にはある。見るからに受動的で、ほとんど無気力の等価物として受けとめられがちな、この抑鬱的な心理には、みかけによらず積極的な、能動的な作用が認められてしかるべきだ。」(p. 4)
2013-11-09 14:58:35
あべあきら
@akiradicalism
「苦痛を避けることが人間の心理であり、その貴族主義の根拠であるなら、たしかに、ンマゾヒズムは、けだものじみているように見える。人間の尊厳を重んじるものたちに限って、メランコリーだの、マゾヒズムに対しては、きわめて冷淡にできている。」(p. 6)
2013-11-09 15:03:47
あべあきら
@akiradicalism
イエスのうらみがましく傲慢な反骨精神に抗して、マゾヒストならばこういうだろう。「いまの頬打ちを、私自身の快楽のために、このもうひとつの頬にも、もう一度見舞って下さい、この痛みを私は一生忘れません。」(p. 20)
2013-11-09 15:28:03
あべあきら
@akiradicalism
「みずから世界の王たろうとするよりも、よい権力を見出すことに命がけの実験を企てるもの。」(p,. 21)もしかしてそれこそが「権力への意志」なの出はないか。
2013-11-09 15:32:16
あべあきら
@akiradicalism
「たんなる胸騒ぎ――西成彦『マゾヒズムと警察』のランニングコメンタリー」をトゥギャりました。 http://t.co/s6MT6ZUdaG
2013-11-09 15:47:17
あべあきら
@akiradicalism
でもまあ「他人の目から「ユダヤ人」のレッテルを貼られた時点からその人間は「ユダヤ人」だというサルトルの定義に従うかぎり、マゾッホは確実に「ユダヤ人」であったと言ってよいのである。」(p. 26)
2013-11-10 09:45:46