『朝日新聞』(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス

『朝日新聞』(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 2013年11月10日 http://digital.asahi.com/articles/TKY201311090571.html 紹介し、感想等を付してまとめました。 今回は、安定ヨウ素剤配布に関する話です。
震災 原発 朝日新聞 プロメテウスの罠 放医研 安定ヨウ素剤
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宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
0『朝日新聞』 (プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 2013年11月10日 http://t.co/cvmxJHHYEF 紹介し、感想等を付して、まとめる。 写真は、放射線医学総合研究所緊急被ばく医療研究センター長、明石真言氏。 いろんな会議のメンバーだ。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
1(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス  長崎大の山下俊一教授とともに安定ヨウ素剤の服用問題に大きな影響を与えたのが放射線医学総合研究所(放医研)の緊急被ばく医療研究センター長、明石真言氏だ。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
2(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス  明石氏から記者が話を聞いたのはことし6月だった。明石氏は記者にこういった。  「いま思えば、飲ませればよかった」
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
3(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 2011年3月14日、放医研は原子力安全委員会の定めた服用法から逸脱しないよう声明文を出した。国や県の指示がない状態で飲むな、ということだ。国、県は指示を出さなかったため、安定ヨウ素剤を飲んだのは三春町民などごく一部だけ。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
4(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 国、県の指示が出ないのに安定ヨウ素剤を服用させた三春町にしても、一時は「勝手に飲ませた」と福島県庁や人々から批判された。  その声明文について聞いた際の答えが「いま思えば」だった。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
5(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス  「でも」と明石氏は釈明した。  「あのころは自衛隊へのヨウ素剤服用指示や、傷病者の受け入れなど対応すべきことが多くて……」
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
6(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス  日本甲状腺学会理事長で、福島県立医大に緊急被ばく医療のために派遣されたの山下俊一氏と、 国の拠点的被曝医療組織放医研の明石氏。 鍵を握る人物が、2人とも「飲ませるべきだった」と振り返る。   なぜ服用に至らなかったのか。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
7(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 服用の判断を任された原子力安全委員会は、実は3月13日午前0時42分と午前10時半、経済産業省へこんなファクスを送っている。   「体表面の汚染1万カウント以上でヨウ素剤を投与すべきだ」
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
8(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス ところがなぜか、そのファクスが行方不明になったとされる。   2011年3月15日深夜には、福島県庁に退いた国の現地対策本部にファクスが届く。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
9(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス FAXの内容は「20キロ圏内には入院患者等がいるのでヨウ素剤を服用させるように」。 現地対策本部の医療班員だった放医研医師、立崎英夫氏の記憶では送信元は経産省だった。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
10(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 国の現地災害多作本部(当時は福島県庁で活動中)で医療班員だった立崎氏は驚いた。 急いで、福島県にヨウ素剤服用を指示する文書をつくり始めた。服用の対象は「入院患者」から「住民」に広げた。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
11(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 2011年3月16日朝。現地対策本部長から許可をとり、国災害対策本部立崎氏は本部内にいた県職員に指示文書を手渡した。これで指示は行き渡ったと考えていた。   だが、県はヨウ素剤を配布しなかった。理由は不鮮明なままだ。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
12(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 17日昼に立崎氏はいったん放医研に戻り、放医研に戻っていた医師の富永隆子氏と交代した。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
13(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 2011年3月18日か19日、放医研富永医師は事前にヨウ素剤を配ることを県職員に提案した。職員は「それでいきましょう。必要分を市町村に段ボールで送ります」と手配を始めた。 しかしなぜか、これも実現しなかった。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
14(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 以上紹介終り。 以後、感想等。 今回、記事の最初に出てくるのは、放医研緊急被ばく医療研究センター長、明石真言氏だ。 国や福島県の被曝医療関係の会議では、ほぼ全てに名を連ねている。安定ヨウ素剤服用に関しては指導監督の側。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
15(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 一言で言ってしまえば、明石氏は、適切に指導監督を行わなかったので、国民に安定ヨウ素剤を服用させることができなかった責任者の一人だ。 必要な確認を行わず、混乱する事態の中で服用指示を出さなかった人だ。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
16(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 原発事故発生後、服用指示は、出すべき場所から出ている。原子力安全委員会だ。経済産業省を通して、FAXを送っている。2011年3月13日、東電福島第一原発一号機爆発の翌日だ。午前1時前と午前10時過ぎの2回。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
17(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 経済産業省から、福島県庁の建物にも、3月15日深夜には、間違いなく経済産業省からのFAXが届いている。 この辺の時間のずれは気になるが、福島県庁の通信回線が電話2回線を残して壊滅したので、少し割り引こう。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
18(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 ご存じない方の為に補足して置くと、福島県庁は、老朽化を補う耐震補強工事をしていなかったために、災害対策本部を設置する計画の建物が地震で壊れ、使用不能になったのだ。通信回線も、電話用2系統残っただけ。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
19(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 福島県庁には庁舎が2つあり、壊れたほうの庁舎に設置するはずだった福島県災害対策本部は、県庁舎と路地を挟んだ隣の福島県自治会館に設置された。国の災害対策本部は、壊れなかったほうの県庁舎を使用したのだろう。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
20(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 2011年3月11日14時50分以降、大災害によって通信にアクセス制限等が掛かり、また、中継装置の破損や停電、津波浸水等を受けて、福島市内もかなり通信が困難になってしまった。県庁は特にその影響が深刻だった。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
21(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 とにかく、安定ヨウ素剤配布を指示する原子力安全委員会からのFAXは、経済産業から福島県庁舎にある、国の現地災害対策本部に届いて、放医研から派遣されていた立崎英夫医師に確認されている。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
22(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 2011年3月16日朝。現地対策本部長から許可をとり、立崎医師は本部内にいた福島県職員に指示文書を手渡した。 ここまでは確認できたようだ。 しかし、ここでこの文書の足取りが途絶える。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
23(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 18日か19日、放医研富永医師は事前にヨウ素剤を配ることを福島県職員に提案した。福島県職員は「それでいきましょう。必要分を市町村に段ボールで送ります」と手配を始めた。 しかし、こちらもここまで。
宍戸俊則(shunsoku2002) @karitoshi2011
24(プロメテウスの罠)医師、前線へ:23 消えたファクス 感想等続。 専門家である放医研医師が2人、それぞれ違うタイミングで、違う対象に対して安定ヨウ素剤の配布準備を指示している。指示された県職員は了解して、二人から指示を受け取っている。 2回だ。 2回、県庁内部で、消えている
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