2013年11月10日

蔵臼金助氏による追悼 ジュリアーノ・ジェンマ3『続・荒野の1ドル銀貨』

まとめました。 1『夕陽の用心棒』http://togetter.com/li/579350 2『荒野の1ドル銀貨』http://togetter.com/li/583292
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

急逝した「マカロニウエスタンの貴公子」ジュリアーノ・ジェンマの軌跡を追って、年代ごとに出演作を紹介していくシリーズ第三弾。 今回は、『続・荒野の1ドル銀貨』です。 http://t.co/1kH4h5yGuM

2013-11-04 19:29:33
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『続・荒野の1ドル銀貨』 IL RITORNO DI RINGO (1965年イタリア・スペイン合作映画/1967年劇場公開作品)  http://t.co/L2Wqxy6uZd

2013-11-04 19:32:23
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

INTRODUCTION 実際には『荒野の1ドル銀貨』とは関係が無く、『夕陽の用心棒』(TV放映)の続編に当たる作品。前作に見られたコメディタッチは完全に払拭され、家族を取り戻そうとするジェンマの復讐劇がシリアスに描かれた。

2013-11-04 19:33:15
蔵臼 金助 @klaus_kinske

山賊の横暴にじっと耐える物語前半から一転、騎兵隊の制服に着替え、大銃撃戦を展開するクライマックスはマカロニウエスタンの魅力そのもの。 http://t.co/Hu6JnFF440

2013-11-04 19:34:00
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

モンゴメリー・ウッド名義の3作品、“リンゴ”を主人公とする2作と、『荒野の1ドル銀貨』で、ジュリアーノ・ジェンマの人気は一気に爆発した。 http://t.co/7ZfzJKJ8LA

2013-11-04 19:34:40
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

STORY 南北戦争から帰還した“リンゴ”ことモンゴメリー・ブラウン(ジェンマ)は、故郷の町がメキシコ人兄弟エステバン(フェルナンド・サンチョ)とパコに乗っ取られ、最愛の妻がパコとの結婚を強要されていることを知る。 http://t.co/bjLnYebGwk

2013-11-04 19:35:52
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

髪と肌の色を染め、メキシコ人に変装して町に潜入したリンゴだったが、妻との再会が露見。右手をナイフで刺されるリンチを受け、彼は二度と銃を握れなくなった。 http://t.co/Zwd15bms3M

2013-11-04 19:36:38
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

パコとリンゴの妻との強引な結婚式が開かれようとしたその時、教会の入り口に男の影が浮かび上がる。誇りある騎兵隊の軍服を着込んだその男こそ、左手で銃の猛特訓をし、復讐に燃えて帰って来たリンゴであった。 http://t.co/VbevBULYq0

2013-11-04 19:37:24
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

ドウッチオ・テッサリとフェルナンド・ディ・レオにより執筆された本作の脚本の土台は、「オデュッセウスの帰還」ですよ。

2013-11-04 19:39:42
蔵臼 金助 @klaus_kinske

マカロニウエスタンブームが世界的に延焼していく中で、イタリアの職業的映画人はのりにのってきたんでしょうね。 題材を古今東西の伝説、物語、古典にまで求め始め、にわかにエンジンがかかってきました。

2013-11-04 19:41:16
蔵臼 金助 @klaus_kinske

元々の枠組みが19世紀~20世紀初頭の北米大陸とメキシコ国境付近でのドンパチと、大変緩やかであったために、映画作家たちはおおいに創作意欲を刺激され、次から次へと“翻案”に勤しんだと言うわけです。

2013-11-04 19:42:41
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ガンマン無頼』や『盲目ガンマン』の監督であるフェルディナンド・バルディは、DVD特典収録時のインタビューで「ジョン・フォードの『駅馬車』だって、元ネタはモーパッサンの古典だ」とうそぶいてましたが…

2013-11-04 19:45:22
蔵臼 金助 @klaus_kinske

おおらかなイタリア人映画作家たちは、西部劇と言う普遍的な枠組みに何を投入したっていいじゃないかと、マカロニウエスタンの量産体制に突入したわけです。

2013-11-04 19:46:26
蔵臼 金助 @klaus_kinske

ジェンマ出演作には元々ハリウッドの典型的なB級西部劇を模倣したところがあって、イーストウッドと言うか、レオーネのウエスタン、あるいはコルブッチの一連の作品群とは異なるカラーがありました。

2013-11-04 19:47:38
蔵臼 金助 @klaus_kinske

特に、この“モンゴメリー・ウッド三部作”においては、銃撃戦がやや派手。残酷シーンも2割増量くらいの差異はありますが、全体の雰囲気やストーリー展開、キャラクター作りなどは、アメリカ製西部劇への憧憬の念が強く感じられます。

2013-11-04 19:49:23
蔵臼 金助 @klaus_kinske

清廉潔白な主人公、絵に描いたような悪役、窮地に陥った主人公を助ける、あるいは濡れ衣を着せられた主人公を迫害する、町の人達....登場人物は類型的で大変に判りやすい。

2013-11-04 19:50:49
蔵臼 金助 @klaus_kinske

一日の労働を終えて、ワインやグラッパひっかけた労働者階級のイタリア人たちが劇場に押しかけ、やんややんや言いながら観るための映画ですから、なるだけ感情移入しやすいキャラに仕立ててあるのです。

2013-11-04 19:52:12
蔵臼 金助 @klaus_kinske

それは今のアクション映画も同じこと。押さえつけられて右手をナイフで刺されるジェンマも、『トランス』で押さえつけられて爪を剥がされるマカヴォイ君も、役割としては同じものを担っているのです。

2013-11-04 19:53:55
蔵臼 金助 @klaus_kinske

だからストーリー上の多少の矛盾なんか気にしません。何たって、エンニオ・モリコーネのご機嫌なサントラが流れて、罪もない市民がバッタバッタと撃ち倒され、その復讐をジェンマがはたすのですから。 http://t.co/qz3WY7szSd

2013-11-04 19:55:55
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

主題歌は完全に講談調です。『OK牧場の決闘』など、ハリウッド製西部劇の主題歌と同じく、主人公の境遇、心情を歌詞ですべて説明します。

2013-11-04 19:59:32
蔵臼 金助 @klaus_kinske

ハリウッド製西部劇への憧憬と書きましたが、完全に違うのは、やはりサウンドトラックの魅力ですね。 モリコーネの音楽が素晴らしい。作品の魅力の半分以上は音楽と言っても過言ではありません。 http://t.co/l0bETnslid

2013-11-04 20:00:44
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

全編に渡って画面内を吹きすさぶ風の音と共に、この『続・荒野の1ドル銀貨』にはサウンドトラックのたまらない魅力に満ち溢れています。

2013-11-04 20:02:00
蔵臼 金助 @klaus_kinske

予告編を観ても、完全に『夕陽の用心棒』の続編として作られた、『続・荒野の1ドル銀貨』。中学生の心で観直すと、最高ですよ♪ http://t.co/ukyCw30gTX http://t.co/8kcq0UShP8

2013-11-04 20:04:23
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