2013年11月11日

烏賀陽弘道氏による<福島第一原発事故の教訓> 

烏賀陽(うがや)弘道(@hirougaya)氏による一連のツイートをまとめました。 まとめ主は、この意見に概ね同感です。
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烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 1> 人々が何かを信じるのは、それが合理的だからでも科学的だからでもなく、それが「そう思いたい内容」だからである。

2013-11-10 05:29:39
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 2> 第二次世界大戦のときは「日本は負けない」と「信じたかった」から、それがいかに現実や合理性からかけ離れていても、人々は信じた。

2013-11-10 05:30:33
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 3> 「福島第一原発事故で放出された放射性物質は、健康に被害を与えるほどではない」という説を人々が信じるのは、それが科学的だからでも合理的だからでも、現実だからでもない。「そう信じたい」から信じるのだ。

2013-11-10 05:32:16
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 4> そもそも「福島第一原発事故で放出された放射性物質が健康に被害を与えるかどうか」は、ほっといても10年〜30年で結論が出る。今はまだ何の結論も出ない。議論しても無駄なのだ。

2013-11-10 05:33:29
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 5> いまできることは「10〜30年後に健康被害が出ないように、それぞれができうる限りの回避をする」ことしかない。「それぞれが」「できうる限りの」を忘れてはならない。避難したくても経済的にできない人々はたくさんいる。

2013-11-10 05:35:54
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 6> 「理性的に考えれば、危険だとわかっている」しかし「経済的に引っ越すこともできない」。そんな「悲劇的な宙ぶらりん」が起きるのが、現実なのだ。

2013-11-10 05:37:37
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 7>  結局、人々は「そうあってほしい」という「希望」に沿ってしか現実を理解しない。

2013-11-11 01:08:19
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 8> 「そうあってほしい」という「希望」と、「実際にはこうである」という「現実」を混同したことで起きた歴史的な悲劇が、第二次世界大戦での日本だった。それで一体何人の生命が無益に浪費されたのだろう。

2013-11-11 01:10:06
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 9> 希望と現実を混同することこそ、政策決定者が絶対にしてはならない過ちなのだ。しかし第二次世界大戦に続いて、2011年以後も日本の為政者たちはまったく同じ誤謬を重ねている。

2013-11-11 01:11:43
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 10> そうした現実からかけ離れた「こうあってほしい」という人々の「希望」に迎合して票を稼ごうとする政治家や、それで知名を上げようという、意地汚く、心の卑しいマスコミ芸者がぞろぞろと湧いて出てきた。

2013-11-11 01:13:55
烏賀陽 弘道 @hirougaya

<福島第一原発事故の教訓 11> ぼくらが今目撃しているのは、そうしたグロテスクな現実にほかならない。それは「人間は時間の経過とともに進化・進歩する」という、おめでたい史観をこっぱみじんにたたき壊してくれる。

2013-11-11 01:15:36

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