クラブNOON 風営法違反訴訟公判 第４回 ＠大阪地裁 まとめ

神庭亮介 @kamba_ryosuke

連投失礼しました。それではこれから、NOON風営法裁判@大阪地裁へ。本日は捜査にあたった警察官の証人尋問です。随時、状況をツイートしていきたいと思います。

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。検察官「ダンスとは具体的にどんな行為」摘発にあたった警察官Ａ「音楽に合わせて、左右にステップを踏みながら、両腕を左右に振り、首を振るなどの行為です」「何がダンスに当たるか、事前に府警の保安課からダンスの資料を入手し、それを以て判断しました」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。検察側「どれぐらいの人数がダンスしていたら、外に連絡するつもりでしたか」警察官Ａ「半数以上から７割程度」「それはご自身の判断」「ハイ」「なぜ？」「少人数だとリズムに乗っていただけだと話す客も出てくるので、より多くのお客さんに聴取する必要があった」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「摘発の前日、前々日にＮＯＯＮの営業を確認しましたね」警察官Ａ「ハイ」「何時ぐらいですか」「０時をまわるぐらい」「お客の出入りは」「確認していません」「では何を以て営業を確認？」「看板の電灯がついていた」「それを以て判断した？」「判断しました」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「捜査書類にＮＯＯＮが深夜営業していたと記載しましたね」警察官Ａ「記載したと思います」「深夜営業をしていると判断した根拠は」「外観の看板の電灯で判断しました。人の出入りは確認していません」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「店内に抱き合って踊っている男女は？」警察官Ａ「認められなかった」「手をつないでいる人は？」「そういう感じはない」「男女が密着している状況はありましたか」「記憶があいまいだが、密着は認められなかったと思う」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「風営法２条１項３号の規制目的が、男女間の享楽的な雰囲気が過度な醸成を防ぐことだというのはご存じですか」警察官Ａ「ハイ」「男女の割合はどれぐらい？」「はっきり覚えていない」裁判長「半々とか３分の１とかもわからない？」警察官Ａ「半々ぐらいだった」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「ビデオとデジタルカメラで摘発の様子を撮影しましたか」警察官Ａ「ハイ」「そのデータを消去しましたか」「私ではないが、後で確認したところ○○巡査部長ではないかと」「なぜ消去？」「別件の内偵捜査の際、記録媒体が足りなくなり、消去したと聞いている」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「２０１０年３月１９日付警察庁通達《デジタルカメラで撮影した写真の活用について》は覚えてますか」警察官Ａ「ハイ。表題は」「画像ファイルを印画した写真を証拠として捜査書類に貼付する場合、元データは？」「保存しておくというようなことが書かれていた」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「保存期間は」警察官Ａ「覚えていません」「通達には『判決確定時または公訴時効完成時までとする』とありますが」「記憶が不明確です」「データ保存目的は」「覚えていません」「公判などで写真の真正を疑われないように、では」「今、言われて何となく……」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

【訂正しました。こちらをRT願います】NOON風営法裁判＠大阪地裁。検察側「どうしてデータを消去？」警察官Ａ「大阪府警の指導として、個人情報や捜査情報の紛失防止の観点から、撮影・印画して証拠化すれば、データは速やかに消去するよう指導がありましたので、消去しました」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。検察側「警察庁の通達と扱いが違うのですか」警察官Ａ「書ききり型カメラとそれ以外の２種類がある」「どう違うのか」「書ききり型は記録すれば、消去できない。それ以外は通常のデジカメと同じで消去できる」「捜査当時どちらの使用も認められていた？」「ハイ」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。検察側「書ききり型は使用しなかったのですね」警察官Ａ「ハイ」「当時、書ききり型は配備されていなかったのですか」「ありました」「なぜ使わなかったのか」「書ききり型以外の使用も認められているので」「いつ消去」「（昨年の）６月ごろ消去したと聞きました」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。検察側「データを残しておこうという判断はなかったのですか」警察官Ａ「ＮＯＯＮに関しては保存すべし、という指示がなかった」「どうして？」「否認事件では保存することもありますが、紛失防止の観点からデータを消すことにしていたので」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「３月２６日の潜入捜査には、部下のＸさんとＹさんが行っていますね」警察官Ａ「ハイ」「同じ部署ですか」「Ｙは別の部署です」「ではなぜ？」「Ｙは見た目が若く、警察官っぽくなかったので潜入捜査官に選定した」。クラバー系お巡りさん、会ってみたいなあ。

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。摘発時の店内の見取り図作成のために、測量などにあたった警察官Ｂの尋問。弁護側「ここが５１０センチで、こちらが２８０センチ。見取り図では５１０センチよりも、２８０センチの方が長く記載されていますね」警察官Ｂ「ハイ」「これを客観的で正確だと？」「ハイ」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。裁判官「ダンスできるスペースがあるのか確認することが目的だったのですよね。（フロアに置かれていた）テーブル間の距離を測らなかった理由は」警察官Ｂ「特にありません」「何を根拠にテーブルの位置を書き込んだのか」「スピーカーの位置などからです」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。裁判官「記憶で適当に記載した？」警察官Ｂ「適当というわけではないが、物の位置を基準にして……」「このスピーカーがここにあるから……という風に位置関係を対応させた根拠は」「根拠はないです」「写真と照合したわけではない」「ハイ」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。時系列で言うと、ここからが午後の部です。実況に追われて３人目の警察官Ｃさんは見過ごしてしまったので、次は警察官Ｄさん。弁護側「３月３０日の潜入捜査の際、何を撮影しましたか」警察官Ｄ「従業員の顔を撮影しました」「何を使って」「私物のiＰｈｏｎｅです」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「iPhoneには捜査以外のデータも入っている？」警察官Ｄ「当然入ってます」「iPhoneだと写真の加工・編集ができる」「しようと思えばできますね」「2010年に捜査に使うデジカメとそれ以外を区別するよう警察庁通達が出ています」「わかりません」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「摘発前にどんな行為がダンスに当たるか確認した」警察官Ｄ「そうですね。資料を見て」「どこからの資料ですか。わからない。上司が本部から取り寄せたものだと」「どんな項目があった？」「『ダンスとは』というのがあったと思う」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「その資料には、絵があった？」警察官Ｄ「（何がダンスに当たるかを示す）○×△の表があった」「では、ステップを踏むのは？」「○」「腰をくねらすのは？」「△」「腕を振るのは？」「○」「頭を振るのは？」「○」「リズムの乗って体を上下するのは？」「×」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。裁判長「リズムに乗って体を上下するのはダンスに当たらない？」警察官Ｄ「激しい動きがなければ×だったと思います」裁判官「リズムに乗っている人と、ダンスをしている人の違いは？」「ステップを踏んでいる、腕を振っているなどです」

神庭亮介 @kamba_ryosuke

NOON風営法裁判＠大阪地裁。弁護側「ひざを上下に曲げ伸ばしするのは『リズムに乗る』でいいか？」警察官Ｄ「ひざを小さく上下に動かす場合は」「その場で上下するのはステップ？」「ステップじゃない」「では左右に動くのがステップで、その場で上下するのは『リズムに乗る』でいいか？」「ハイ」