
これっきりエンナーレ@小金井

(つづき) 所与としての「日本」と、自ら引き受けるところの「日本」との差異は、地域の人々にとっての「小金井」と、この展覧会の場として選ばれた「小金井」との関係性に対応する。 http://t.co/DcaZzzSki9
2013-11-13 03:52:38

【これっきりエンナーレ】江幡京子さんの作品《日の丸の洗濯》「洗濯」と「選択」のダジャレが「ぬくい湯」という場の specificity を「これっきりエンナーレ」自体の持つ specificity とオーバーラップさせ、展覧会全体を代表するような構造になっている。(つづく)
2013-11-13 03:49:26
生活は継続的な営みである。作品の本質は鑑賞体験であり、さらに言えば鑑賞の「瞬間」が作品なのである。日常生活に「これっきり」と称して作品が介入してきたこの現象は、美術の一つの本質的な姿をその身を以て表しているようにも見えた。
2013-11-12 22:50:51
そういった意味ではこの展示は、最終的に立ち現れていたものとしてはとてもバランスは取れていたように思える。特にギャラリーの外で展示をしていた作品には、日本のいたって普通の街中の、しかも生活レベルの環境に、コレクション的な意味でなく作品が入り込めることの好例を示していたと言える。
2013-11-12 22:50:35
ただ、前面に地域性が表れる展示はそれはそれで問題がある。例え町興し目的であり、地域に特異な性質があったとしても、個々の作品はある程度、時間なり場所なりテーマなりが代替可能で無ければならない。地域と密接に関わり過ぎれば、外部の観者へ訴える力が弱くなるからだ。
2013-11-12 22:50:17
テーマとしては地域性を前面に押し出していたが、これには疑問。「エンナーレ」と付くこともあり、明らかに国内の定期開催展を意識しているわけだが、島間をフェリーで移動したり、湯気立ち上がる温泉街を散策したりなど、それらの主に地方の地域と比べ、武蔵小金井は特徴が希薄。
2013-11-12 22:50:00
作品は、ギャラリーについては空間のわりに作家数が多く、今ひとつな作品が多く感じたが、全体的には質が高かった。特に、団地の一室に単管パイプによる巨大な構造物を建設した持田敦子、営業中のスーパー内に、そこでの事前のWSで子供が描いたキャラクターを額装し展示した菊地容作は印象的だった。
2013-11-12 22:49:12
これっきりエンナーレ(11/10終)をみた。ギャラリースペース「シャトー2F」を中心に、武蔵小金井駅周辺に作品が展示。ギャラリー以外の展示空間にはスーパーや団地の一室、コインランドリーなどユニークな会場が多く、空きビルなどを使用する展示が多い中で特異的な印象。
2013-11-12 22:48:56
これっきりエンナーレ 街中展開において、小金井の街は、あいトリの長者町のように特徴のある所ではない。言ってしまえば、どこにでもある郊外の街。しかしその郊外の場所性に、親しみをもって寄り添っているように見える。ちょっとロバート・アダムスの写真を思い起こしたり。
2013-11-12 18:47:54
文句をつけるとしたら、ホームページのつくりが微妙に不親切だったりしたとこくらいかしら(作品巡りマップのページ下部とか、畳まないでいいとこまでたたんでたり、500円パスポート制といってもどこで払えばいいかわかんなかったり
2013-11-12 03:19:54
アパートの一室で一人暮らしの女の子の部屋を鉄パイプの螺旋が占領してるのもよかった。作者の方がいて普通にお茶いれたりミネラルウォーターのペットボトルを潰したりしてた。
2013-11-12 03:14:17
はましゅんさんとG.E.の「さかだち」も、誰のものでもなく誰のものでもあるような声、武蔵小金井の土地、地形、場所の声を聞くような、そんな印象だった。野外の風のある日で、役者のふたりが舞台をおりたあとの木々がざわめきが印象的だった。
2013-11-12 03:11:28
京王ストア小金井店を子どもの絵で美術館にしてしまう的なのは本当ににこにこしてしまったなあ。地域でのアートイベントを、それをその場所と喧嘩しない、幸福な関係性を目指す形でやろうとしてる感じがこれっきりエンナーレ全体にあったように思う。
2013-11-12 03:06:53
武蔵小金井のこれっきりエンナーレで「小金丼」という丼に小銭がちょろっと入ってるという展示物があったのですが、アレの小銭入れたくなる感は凄かった
2013-11-12 02:59:31
小金井の「これっきりエンナーレ」結局行けなかった…。これはぜひ行きたいと思っていたのに…。だれか行った方いないかなあ。お話聞きたい。
2013-11-12 02:04:03
(終)これはもうあれです。サバイバルです。こういった未知の開拓が郊外でも行えることを立証してくれた気がします。だからこそ、好き勝手できた作家も多かったのではないでしょうか。 改めて、貴重な機会を頂いた関係者各位に、ありがとうです。おつかれさまでした!唐辛子(飲み屋)うまかったな。
2013-11-12 00:46:33
(続)ざっくり語りますけど、これっきりエンナーレが求めてきた「ある日突然誰かがまちに現れて『これっきりですから』と言って何かをする」って、迷子になる方法ですよ。目的地などないのだよ。迷子になった作家は現在地(いまここ)とその周縁(時間的空間的な周縁)に向き合うしかないわけ。
2013-11-12 00:40:07
これっきりエンナーレ、10日で閉幕しました。パフォーマンスも無事に終え、さきほど搬出を終え家に着きました。 この助成金もなく、まちの極度に日常的な部分、または明らかに異質な局所を見つけ、作家各々の思想を持ち込んで新作つくれという野蛮なイベント(笑) まず参加できて、超よかった。
2013-11-12 00:17:32