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茂木健一郎 @kenichiromogi
連続ツイート第1093回をお届けします。文章は、その場で即興で書いています。本日は、昨日から今日にかけて、なんとはなしに考えていたこと。
茂木健一郎 @kenichiromogi
げし(1)昨日、小耳に挟んだ話。ある地域の教育委員会が、幼稚園に対して、「子どもたちに、45分続けて本の読み聞かせをさせるように」という指導みたいなことをしたのだという。その理屈が、「小学校に上がると、授業があるから、その時間だけ集中が続くように」ということだったらしい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
げし(2)それで、幼稚園の現場としては、実際に子どもたちに45分間読み聞かせをする、というのは不可能というか、その前に子どもたちが飽きてしまう、という声が上がっているというのだが、それは、そうなんだろうと思う。本好きのぼくだって、幼稚園の時にそうされたらやさぐれたろう。
茂木健一郎 @kenichiromogi
げし(3)それで、今朝、NHKのニュースに尾木直樹さんが出て、「朝練」廃止の「通達?」のことを議論されていたわけなのだけれども、ここにも、管理する側と現場の乖離の問題があるような気がしてならない。実際の部活の現場の感覚としては、朝練を一律廃止することは、どうなのだろう?
茂木健一郎 @kenichiromogi
げし(4)教育委員会としては、子どもたちに45分授業を受ける力をつけさせるとか、勉強時間を確保するとか、何らかの「イデオロギー」に基づいて規制をつくるのだろうけれども、それは、現場では本当に必要とされていることなのだろうか? どうも、管理する側が見誤るケースが多いように思う。
茂木健一郎 @kenichiromogi
げし(5)教育委員会にせよ、一般の民間企業にせよ、「マネッジメント」が陥りやすい共通の間違いがあるように思う。特定の考え方に基づいて、現場にそれを押しつけてしまう。ある程度の示唆は必要だろうけれども、本当に大切なのは、現場が、自分たちで工夫して最適な解を見つけることだ。
茂木健一郎 @kenichiromogi
げし(6)現場に対するメッセージは、形式ではなく理念、ヴィジョンであるべきだと思う。例えば、「45分授業を受けられる忍耐力をつける」という命題のみを伝える。それを、どうブレイクダウンするかは、現場に任せる。朝練の問題も、一律禁止ではなく、「勉強との両立」を現場に考えさせる。
茂木健一郎 @kenichiromogi
げし(7)形式はわかりやすいから、それにこだわるのはマネッジメントとしてはもっとも単純でラクな方法だ。しかし、それでは、本当に問題になっていることが何なのか、わからないことが多い。大切なのは、ヴィジョンや理念の共有で、そのための意思疎通ならば、どんどんやればいいと思う。
茂木健一郎 @kenichiromogi
げし(8)そもそも、中学生にとって部活とは何なのか? 勉強との関係は、どうあるべきなのか? そのことを考えるためには、理念やヴィジョンとともに、「現場のことが知りたい」と思う。長野の朝練の件は、実際に現場でどんな感じなのかを知らないと、コメントのしようがない。
茂木健一郎 @kenichiromogi
げし(9)特定秘密法案もそうで、法律案は官僚側から出て来たものだろう。アメリカとのやりとりの中で、現場ではどんな課題が生じているのか、それを知りたい。メディアは理念的な反対記事ばかり書いているが、ウィキリークスの現代における、国家機構側の「現場」の本音こそが、本当は知りたい。
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、連続ツイート第1093回「現場が、知りたい」でした。

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