@nekokuzu13724さんによる谷口高司氏の講演メモ
- sakumad2003
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せっかくなので谷口氏についてのノートの記述も載せておきます。問題があれば、お手数ですがご報告お願いいたします @sakumad2003
2013-11-18 23:42:31日本野鳥の会発祥の地、杉並区善福寺で生まれる。 ・鳥の仕事に関して 子供時代→蛾の採集 大学で生物部→険しい山間部で鳥の観察 18歳~鳥の絵の仕事 図鑑に着手
2013-11-18 23:43:11・図鑑の役目 バードウォッチ 種類を探す→見つける・見分ける・見守る(これが一番重要)これらすべてに関係する 絵だけでなく解説も重要。分布図も必要 図鑑 長所…普段の姿で見る 短所…特徴が見えずらい(横から見ると尾羽の幅などが分からない) 色が印刷などん関係で違ってしまう
2013-11-18 23:43:40イラスト 1.簡単な絵 2.特徴を箇条書き 3.一種の全ての派生種を網羅(オスメス性差、若鳥成鳥の成長差、夏冬の羽毛変化、亜種、飛行形態時)
2013-11-18 23:44:36描き始め手順 紙 大きさ決め(大きすぎると印刷で色が潰れ見えなくなる) 図鑑はバードウォッチング携帯用で小さい物が多い
2013-11-18 23:44:51下書き紙(レイアウト)→トレーシングペーパーでなぞる→BBケント紙の上にトレーシングペーパーを置き、さらに二枚目 トレーシングペーパーで黒く全体をつぶしたあと、硬鉛筆で描く
2013-11-18 23:45:16チェッカー(専門家)修正段階 くちばしと目の間の長さなど、鳥の体の全ての正確な比率を求められる。チェッカーたちの間で異なる意見もあり、すり合わせに苦労
2013-11-18 23:46:08色…国内外の人たちの色彩感覚が違う。正しい色と違うと判断される場合が多く難しい。 特に濃淡が苦労。淡いと指摘されたら濃くできるが、濃いと指摘されたら白く塗りつぶして塗り直すはめに
2013-11-18 23:46:36・個々の図鑑 中西五郎…父の友人 昔体が弱く学校を休みがち 借りた生物本を真似て絵を描く 大学卒業→床屋の長男として跡取りに 大学時代の悪友が鳥の絵(ハクセキレイ)を依頼してくる 野鳥誌でイラスト掲載 後に野鳥の会の決定版に
2013-11-18 23:47:51絵師の高野さんにも画法を言いつけられる(?) 薮内→高野→谷口と継承??? それなりに売れる。会員も増えた。表彰状ももらう。最初の図鑑に(83年) 増えた会員の調査で記録も増える→増補版出版へ 高野氏が亡くなり引き継ぐ
2013-11-18 23:48:06台湾でもイラストが目につく→依頼される タイワンキジのメスの資料がないときに捕まえたばかりの生きた本物を持ちこまれたことも 4年掛ける (91年6月) 台湾研究者鳥類学者全員で完成パーティ 出版 10年で台湾のウォッチャーも10倍に増える→鳥類保護活動が進んだ
2013-11-18 23:48:36・図鑑の力 正確で多いと人が増える→データも増える 今度はアジア全体へ→水鳥に関する本 93年 アジア各国へ保護団体の手に渡る タイでも未だに愛用者が多い
2013-11-18 23:48:52韓国LG代表がバードウォッチャーである縁で依頼(高野氏が指名されたが、すでに鬼籍) (台湾はお願い、韓国は上から命令口調と漏らす谷口氏) 韓国で図鑑での影響はあまりなかった。
2013-11-18 23:49:04図鑑の寿命は10年 そのため情報の更新が必要 高野氏の絵を上から修正(重い仕事)最初は断るつもりだったが未亡人の高野夫人の許可もあって承諾 一度手をつけると気が楽に 2007年10月(高野氏の命日に完成)お墓にも報告
2013-11-18 23:49:25・現在とこれから アジア各国へ仕事を進める 鳥類図鑑の画家 時間がかかる お金は出ない よって仕事をする人が少ない 卵式鳥の絵講座というものを用いて後継者の育成開始
2013-11-18 23:49:40以上です。保存等の判断はまかせます 改めて、問題などがある場合はお知らせ願います。失礼しました @sakumad2003
2013-11-18 23:50:07