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病理医ヤンデル @Dr_yandel
どこにどんな細胞があるのかってのを理解すると病理総論はかなりわかりやすくなるのだが、これをきちんと教えてくれる教科書は非常に少ない そこで「病理医が考えるほんとうに必要な組織学の知識」を今から書きますがつまんないひとはさっさとリムってその辺でオナニーでもしててください
病理医ヤンデル @Dr_yandel
【原則その1 触手と上皮】 まずは「極細の触手」を想像してください その触手で触れられる部分にはほぼすべて「上皮」と呼ばれる細胞があります。 上皮細胞にはいろんな種類がありますが、とにかく「極細触手が届く場所」はすべて上皮です
病理医ヤンデル @Dr_yandel
【原則その2 触手と上皮(続き)】 体表、皮膚はもちろん「上皮」です。極細どころか「極太の触手、あるいはタコの足のような状態」でもべとべと触れる部分は「角化扁平上皮」という防御にすぐれた上皮からなります。さらに、「性感的な役割にすぐれたほどよい太さの触手」が触れる場所も扁平上皮。
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【原則その3 触手と上皮(続き)】 耳の中は「扁平上皮」。鼻の穴の中もしばらくは扁平上皮。口、咽頭、喉頭、食道までは扁平上皮です。これらはすべて「性的触手が届きそう」と覚えましょう。さらに下の方、肛門(しまるところまで)、膣内まで扁平上皮です。
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【原則その4 触手系魔物が触れられない部分は?】 「触手が触れる部分」と表現したのはすなわち「外界の刺激が強く、異物が物理的に体内に入ってきては困る部分はすべて扁平上皮でシャットアウトする」というイメージに沿うからです。では、太い触手が届かない部分はどうでしょう。
病理医ヤンデル @Dr_yandel
【原則その5 触手系魔物が触れられない部分は腺上皮】 極細触手がかろうじて届く部:食道の先の胃や、十二指腸、そこに開口する胆管、膵管、十二指腸の先の小腸、大腸などの表面粘膜はすべて「腺上皮」と呼ばれるもので覆われています。扁平上皮とおなじ「上皮」ですが、役割が違います。
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【原則その5 先にあるのは腺上皮】 喉頭の先にある気道、さらにその先にある気管支・細気管支、肺胞などはそれぞれ「気道線毛上皮」と呼ばれる腺上皮の一種、さらには「肺胞上皮」と呼ばれる腺上皮によって覆われます。膣の先にある子宮頸部には「経管腺上皮」、その先は「内膜腺上皮」。
病理医ヤンデル @Dr_yandel
【原則その7 ぼくは何かを腺上皮】 「扁平上皮」は防御以外の役割はあまりないのですが、腺上皮は「吸収」や「分泌」という機能を持っています。体の深部ではこの「機能」が大切ですので、「太い触手が届かない=物理的刺激が比較的少ない」時点で腺上皮が活躍しはじめます。
病理医ヤンデル @Dr_yandel
【原則その8 じょうひじょうひとうるさいが】 結局、超・極細触手を使って触れる部分は、「扁平上皮」「腺上皮」などの違いはあってもぜんぶ「上皮」です。この上皮、外界からの刺激(強い弱いはあるにしろ)に耐えるために、「細胞の新陳代謝がはやい」という特徴があります。
病理医ヤンデル @Dr_yandel
【原則その9 じょうひは乱暴者】 上皮は「刺激を受けやすく、細胞回転数も早い」のですが、しばしば「複製エラー」を起こします。体の中にはこのエラー細胞を除去する機構が備わっていますが、除去機構をすりぬけてしまったものが「がん」と呼ばれます。ほとんどの「がん」は上皮から発生します。
病理医ヤンデル @Dr_yandel
【原則その10 じょうひは暴れ出す】 食道には普通扁平上皮があるので、ここから出るがんの多くは(日本では)扁平上皮のがん、「扁平上皮癌」と呼ばれます。胃には腺上皮があるので、胃から出るがんはほとんどが「腺癌」です。このように、臓器ごとに「がん」の性状は微妙に異なります。
病理医ヤンデル @Dr_yandel
今までも何度かつぶやいた内容ではあるけどひとまずここまでにしておく
病理医ヤンデル @Dr_yandel
ちなみにじょうひと張飛をかけてみたんですが誰も気付きませんでした

コメント

neologcutter @neologcut_er 2013年11月19日
がん攻撃の主役を担う“NK細胞” http://goo.gl/IDVb6I 健康な人でも毎日3000~6000もの細胞がガン化している言われるが…

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