被曝が原因で、甲状腺がんの増加があったかどうか、決着がつくには、15 年くらいかかる可能性が高い(2013.11.19) 元タイトル「チェルノブイリで認められて無い事は、今回も認められない」

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Jun Makino @jun_makino

何度か引用したが山下俊一による http://t.co/58Le5lCOOp チェルノブイリ原発事故後の健康問題

2013-11-19 23:02:22
Jun Makino @jun_makino

1991-1996 に、 1986 年に 0-10 歳だった 12 万人 ( なので調査自体では 10-20 歳 )12 万人を調査、 64 人に甲状腺がんを発見。

2013-11-19 23:02:27
Jun Makino @jun_makino

そのうち 39 人がゴメリ地区 ( 調査したのは 2 万人 ) なので、残り 10 万人から は 25 人。この 10 万人はブリヤンスク、ジトミールといった、被曝量が多く小児 甲状腺がんが明らかに増加した地域を含むもの。

2013-11-19 23:02:32
Jun Makino @jun_makino

で、この 10 万人に対して 25 人というのは、福島県での 23-24 年度の調査とほぼ同じ。 つまり、チェルノブイリ周辺で被曝によってかなり増えた後の値と、現在の福 島の値がほぼ一致している。年齢は、チェルノブイリの調査では 10-20 歳なの でこっちのほうが高い。

2013-11-19 23:02:37
Jun Makino @jun_makino

つまり、福島県での 23-24 年度の調査の結果は、チェルノブイリの調査のゴメリ以外の地区の数字の倍程度になっていると思われる。

2013-11-19 23:02:49
Jun Makino @jun_makino

これもすでに書いたことだが、この数字の解釈は簡単ではなくて、調査の精度、元々の ( 被曝の影響がない時の ) 発生数といったところが違うためにたまたま同じ程度の数になった、という可能性もある。

2013-11-19 23:02:59
Jun Makino @jun_makino

が、そうではない可能性もある。

2013-11-19 23:03:05
Jun Makino @jun_makino

とはいえ、実際に被曝が原因である増加があったかどうか、について決着がつくには、チェルノブイリがそうであったように 15 年くらいかかる可能性が高い。

2013-11-19 23:03:10
Jun Makino @jun_makino

まあ、 2 回目で増えてなければ、多分増加はないだろう、となるわけだが。

2013-11-19 23:03:27
Jun Makino @jun_makino

チェルノブイリとの比較、という観点からは、相対的に少ない ( というこ とに今のところなっている ) 甲状腺被曝より、差が小さい外部被爆のほうが気 になるところではある。

2013-11-19 23:03:40
Jun Makino @jun_makino

こちらはチェルノブイリでは「住民には健康被害はない」ことに今のところなっているわけで、福島でも被害はないことになるんだけど。

2013-11-19 23:03:57