イギリスの教育制度

イギリス(イングランド)の教育制度についての講義が面白かったのでメモ。
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すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

そういえば今日はイングランドの教育制度についてレクチャーを受けてとても面白かった。ナショナルカリキュラムに従って授業や教科書が作られるのは日本と同じだけど、評価部門が別にあって外部テストをステージごとに受けるというのは違う。GCSEとかAレベルとかは私も聞いたことある。

2013-10-23 09:26:59
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

Citizenship の科目が入ってるけど弱い、これを一貫して重視している国は例えば日本、と言われてちょっとキョトンとしてしまった(^_^;) そ、そうだっけ?(^_^;) 公民科目のことを言ってるんだろうか?

2013-10-23 09:31:27
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

政権が変わってカリキュラムが変わるとか、テストの制度変更に大学が反対表明出したとか、どこの国でもいろいろあるのね。

2013-10-23 09:33:34
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

イングランドの教育制度で面白かったのは、Learning and Teaching GovernanceとQualification and Testing Governanceが別系統になってるという話。

2013-10-25 04:12:00
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

ナショナル・カリキュラムに基づいてテストを制作・採点して結果を報告する組織(Awarding Bodies)があるらしい。イングランドでは三つ大きいのがあって、Oxbridgeが関わっているチャリティの団体と非営利の団体と営利企業が持ってる団体とあるそうだ。

2013-10-25 04:16:00
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

小学校ではKey Stage 2(Year6まで)のテストがマストで、学校でやるけど採点は外部。成績は学校評価の資料になるが、子どもたち一人一人の利害には関係ない。生徒の利害に関わるのはYear11終了時のGCSEとYear13終了時のA Levelというテスト。

2013-10-25 04:22:30
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

でもこのGCSEとA Levelも来年か再来年かで大幅に制度変更になるらしい。ちょうど移行期だから新聞読んどけ!って言われた。

2013-10-25 04:23:43
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

GCSEとA Levelを受けるタイミングはちょっとよく分からなかったんだけど必ずしも学年末じゃなくてもいいみたいだった。後でちゃんと調べよう。A Levelとその下にAS Level(post 16の一年目の終わりに受けるテスト)ってのもある。

2013-10-25 04:26:51
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

AレベルとかASレベルの成績が大学入試で評価の対象になる。今度の改革では大学独自のAレベルテストを開発しろという話になっているらしいんだけど、先生は「そんなのは絶対に無理」と断言してた。結局、テストを開発して売る業者の利益になるだけだと。

2013-10-25 04:28:16
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

日本でもセンターやめて到達度試験を複数回とかいう話が出ているけど、本当にやるなら大学や高校が開発するのは無理で、専門の組織が作るしかないだろうな。日本なら予備校なのかな。

2013-10-25 04:29:47
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

イギリスのQualification and Testingのシステムはちょっと面白いのでもうちょっと調べてみようと思う。アメリカのSATみたいなのと比べても面白そう。

2013-10-25 04:30:30
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

イギリスはアメリカともヨーロッパとも制度が違うと言っていた。

2013-10-25 06:19:42
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

Awarding Bodyによるテスト以外にももちろん学内での成績はつくし、学期毎の通知表で保護者に知らせるのが普通。でも外部テストの基準があるとナショナルカリキュラムの内容を結果のところで保証することになるわけで、先生/学校にはプレッシャーだけど一定の意味があるよね。

2013-10-25 06:25:05
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

そう考えると日本の学習指導要領は実施の部分(教科書検定や科目履修など)ではチェックしているけど、結果の部分の質保証はしてないかもね。各校に任せられているというか。上級学校の入試がその役割を果たしている部分があるけど、進学しない生徒もいるし。

2013-10-25 06:29:39
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

到達度試験云々というアイディアが出口のチェックを外部指標でやりましょうということなら意味はわかる。んで、やるならイギリスみたいに専門の部署や組織が取り組まないと無理で、相当の予算が必要になるだろうなあ。

2013-10-25 06:32:54
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

それか高校がお金払って業者がもうけるのかな。そういえばGCSEやAレベルは学校がAwarding Bodyにお金を払うって言ってた気がする。生徒が払うのではないとか。

2013-10-25 06:35:55
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

イギリスの学年はKey Stage1(1-2年)、Key Stage2(3-6年)、Key Stage3(7-9年)、Key Stage(10-11年)、Post-16(12-13年)と分かれていて、ざっくりKey Stage2までがPrimary、それ以降がSecondary

2013-10-25 06:40:31
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

Year13が終わったところで18歳なので、日本より1年早く学校が始まるということかな。Key Stage4(Year11/16歳)まで義務教育。結構長い。ちなみにアメリカはGrade1-12で、スタートがイギリスより一年遅かったと思う。確か。

2013-10-25 06:43:28
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

イギリス人の書いてる本とかイギリス系インターナショナルスクールのパンフレットとかにKey Stageって書いてあって何のこっちゃわからんと思ってたのもこれで謎が解けた。

2013-10-25 06:46:09
すまう(Hitomi Nakajima) @sumaus

ついでに言えば、大学院に出願する時に高校のQualificationを入力する画面でAwarding Bodyっていうのが何を入れるかさっぱりわからなかったけど、それも意味がわかった。

2013-10-25 06:46:53