おすすめラノベファンタジー

魔女が人に追われ、疎まれ、攻め滅ぼされんとする世界。
異世界から現れた男ナーガは魔女に戦略と戦術を与え「人と魔女が共存する世界」を実現するための戦いを始める――。
舞阪洸同時並行ファンタジー戦記第一弾。
陣営の関係上、将軍クラスのみで戦闘を行っていたけれど、
遂に軍の整備に着手しはじめたので、これからどのように戦いが変わっていくのか楽しみですなー。

祖国復興のため戦うエルゲン王国の第二王女バイオレッタ。
彼女の傍にはいつも、一騎当千の兵である六姫士が控えていた。
強力な後ろ盾もない中、バイオレッタの類まれな指導能力によって奮戦を続けるエルゲン王国復興軍。
しかし敵国の第二公女、リーザが大軍を率いて進発したその時、主力同士が激突する一大決戦はじまった――!
舞阪洸同時並行ファンタジー戦記第二弾。
物語において予想外の事態というのは戦略に組み込んで寡兵で大軍を破るために使われるものだけど、
この作品では敵味方に関わらず戦略を崩壊させるだけで利用できるものではないので、
どのような事が起こるのか、起こった事に対してどう対処するのか、
さっぱり読めなくて面白い。

大陸全土を制覇せんとするロムニア帝国。
乱世であれば遺憾なく発揮されたであろうその才気も、既に覇業は終盤であり、大陸平定後には優秀な第六王子など内紛の種でしかない。
一代で帝国を築き上げた偉大なる父王がいれば我が力は要らぬとうつけを演じてきたサイファカール。
しかし、全土統一がいよいよ目前になった今、才気を見抜いている父王には帝国の安寧の為、処刑も視野に入っている。
サイファカールの取るべき道とは――。
舞阪洸同時並行ファンタジー戦記第三弾。
これまでファンタジー書いてきていて、ファンタジー戦記も書いているのに
ここに来てファンタジー戦記を三本同時刊行して、それぞれちゃんと毛色を変えてくるんだから
舞阪洸さん凄いよなー。

一人に一人精霊と呼ばれる相棒が存在するこの世界、
隣接するキオカ共和国と戦争状態にある大国、カトヴァーナ帝国。
教義に縛られ科学を認めず劣勢に立たされるカトヴァーナ帝国で、
科学の少年イクタは何を思う――。
宇野朴人ファンタジー戦記。
ボクはヒロイン強度は主人公をどれだけ信頼しているかで見ているのだけど、
イクタとヤトリの互いに対する信頼はとても素晴らしいですね！！

竜より与えられし武具を振るい、戦場を駆ける美しき少女たち――“戦姫”。
王の下、７人の戦姫は７つの領地を治め、“ジスタートの七戦姫”として隣国に恐れられていた。
卓越した弓の技量をもつブリューヌ王国の貴族の少年ティグルは戦場で一人の戦姫と運命の出会いを果たす――。
川口士ファンタジー戦記。
ラスボスクラスの強敵が早々に登場したり、様々な国、陣営と対立して思った以上に壮大な物語だよなー。
立ち位置が特殊すぎてどう物語が収束していくのかさっぱり読めず楽しみである。

ヴァンデール帝国最強を誇る紅女神騎士団〈スカーレット・ナイツ〉は仕えていた帝国上層部の陰謀により、過去の世界へと飛ばされてしまう。
戦乱が巻き起こる直前の時代に置いて、未来から来た騎士団どのような戦いを繰り広げていくのか、知るものはまだいなかった――。
諸星崇ファンタジー戦記。
近世から中世、個人ではなく騎士団、とちょっと珍しいタイプの時空転移モノですなー。
当代最強の騎士団が過去に飛んでいるので基本的には戦力的に敵うものはいないのだけれど、
神器と呼ばれる強力な武具の存在や、騎士団全体ということで兵站の問題など色々ありますな。
現代側で敵対していた騎士団とか物語に絡んでくるのかなー。

剣も弓も苦手で、本ばかり読んでいる落ちこぼれ軍人のレジス。
赤い髪、紅い瞳を持ち、覇者の大剣を携えた皇姫アルティーナ。
隣国との争いが絶えぬ辺境の地で二人が出会った時、物語の歯車が回り始める――。
むらさきゆきやファンタジー戦記。
レジスとアルティーナの覇業物かと思ったら三組目の主役カップルが登場したので、
どうも皇家の人間がそれぞれのパートナーと覇業を為す皇家物語のようだ。

勇名轟く七人の部隊長率いる神盟騎士団。
戦場で相まみえたが最後、
一生分の幸運を持ってして九死に一生を得るのがやっとと言われる部隊長七人全員と相まみえながら、
その全ての戦いで生きながらえた魔法使いの少年ダーク。
八度目の戦いでまたもや騎士団団長の娘フィーネに破れ、神盟騎士団に捕らえられたダークだが、
そこから彼の運命は変わり始める――。
杉原智則ファンタジー戦記。
主人公がここまで小悪党で、かつ、好感度が低くない作品も珍しいなー。
フィーネのダークに対する無意識の信頼をそろそろ恋愛方面に振ってほしいので、
結婚を約束している幼なじみだと言っている少女を登場させて
自分よりダークに親しい少女の登場にやきもち焼かせてくれませんかね！