中村尚樹氏の本に対する書評とその反響

私が以前作成したまとめ

まとめのまとめ

収集ツイートが大量になってしまった上、特に整理もしていません。
読み物としてのまとめでなく、反応の記録としてご覧ください。

ざっと見た印象では、
　・「感動した」「泣いた」など……いっぱい
　・「障害者への理解が深まる」「考え方が変わる」など……いっぱい
　・「こういった研究をもっと進めるべき」……そこそこ
　・「当然の事実として認識すべき」……そこそこ
　・「信じたい」……ぼちぼち
　・「奇跡の詩人を思い出す」「慎重に調べるべき」……ぼちぼち
といった反響のようです。

ざっと見た印象（改訂版）

いい加減すぎたので少しだけ真面目に集計しました。
かなり主観的であることをご承知おきください。

全439件　（ただし数え間違いの可能性あり）

■ いいね！ 251
内訳
□ 感動系（ウェットな反応） 122
□ 驚きや納得（やや落ち着いた反応） 74
□ 今後の研究・技術発展・社会変革に期待 31
□ 体験・伝聞との結びつけによる納得 24

感動した、泣いた、なるほどね、そうだったのか系と
今後こういった取り組みが進むことへの期待など。
障害者と接した経験と結びつけて納得する人も多い。
上記の内容で計251件と大半を占める。

■ 記事の内容に基づいた考察 112
　（うち障害者にあまり優しくない系の意見 10）

記事の内容を踏まえ、様々なことを論じたり考えたりしているもの。
うち、あからさまに優しくない系の考察は10件のみ。
まとめに入れなかったものを含めても、20件は超えないはず。

■信憑性を危ぶむ声 22
『奇跡の詩人』 を連想した人が多い。

■信じたい 4
信憑性を疑う意見を見てこのように反応したのかもしれない。

■筆者は障害について誤認しているのでは 7
脳性マヒ等について誤解があるのではとの指摘も散見された。

■その他（フィクションや逸話の連想、軽口など） 17
ヘレン・ケラーや 『アルジャーノンに花束を』 、
『ブラック・ジャック』 232話 「信号」を連想する人など。

■意図が判別できなかったコメント 16
　

問題の記事

【書評】『最重度の障害児たちが語りはじめるとき』中村尚樹著／草思社／2310円（税込）
【評者】鈴木洋史（ノンフィクションライター）

（記事引用）
遺伝性疾患や誕生前後に発症した脳性麻痺などにより、身体にも脳にも重い障害を負った人たちは、自分が言葉を喋れないばかりか、他人の言葉を理解できず、知的には乳幼児レベルと考えられてきた。
（中略）
ところが、2004年、9歳のとき、障害児教育の専門家である國學院大學教授・柴田保之氏の指導と介助により、生まれて初めて言葉によって自分の思いを表現した。
　

「知的に乳幼児レベルとされた重度障害者が言葉を理解していた」の検索結果