20131130「九州まちづくりオフサイトミーティング〜九州交流カフェ〜」中継まとめ

ジンat永田賢介 @gine_joybox

九州まちづくりオフサイトミーティング（OM）〜九州交流カフェ に参加しています。九州各地から行政職員が約80人参加。ゲストは山形市職員、東北OM発起人の後藤氏。テーマは「地域を盛り上げるためのツールとしてのネットワーク（つながり）」について。 #九州まちづくりOM

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後藤氏「趣味は日本各地に飲み友達をつくることで、現在46まで来ました。友人作りに活用しているのはFacebookです。東北OMの目的は地域活性に向けた人財育成を目的とし、多様な業種を超えたネットワーク。現在の会員は733名、うち7割が自治体職員。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「『敷居は低く、されど志は高く』 が、東北OMのコンセプト。とうほく まちづくり と検索するとGoogle検索のトップページが出てきます。登録フォームにはなぜか『好きな食べ物』を入力する箇所も、申し込みがあると必ず3日以内に返信します』 #九州まちづくりOM

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後藤氏「OMを立ち上げたきっかけは市役所に入ってから11年目の転機でした。若いからと行かされた全国各地から集まる自治体職員研修レベルの高さに、議論に全くついていけず、自信喪失。しかし逆にここは新しい学びを得るチャンスだと切り替えて向上心へ転換。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「そこから、『知』域に飛び出す公務員になったと思っています。ネットワークの意義は、仲間、経験、知識、気づき。自分自身の組織の振り返りになり、かつ、同じ思いや意識を作ることができるという点です。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「自分の身の回りの後輩や同僚もこのような機会に誘いたがったが、無理やり全国研修に連れて行くことはできず、考えた結果『東北にも同じようなネットワークを作ればいいじゃないか！』ということが立ち上げのきっかけでした。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「東北OMの活動の柱は二つ、一つは定期的な勉強会とイベントの開催、もう一つはITによる情報共有です。後者は当初はメーリングリストでしたが、現在はFacebookのグループになっています。（ここで東北OMの活動の四年間の軌跡／奇跡紹介ムービー）」 #九州まちづくりOM

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会場は福岡市職員研修センター、雰囲気はこんな感じです（写真）各テーブルにはお菓子と日本各地のご当地キャラクター、ワールドカフェ用のクラフト模造紙、プロッキー。 #九州まちづくりOM http://t.co/facA919c5t

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後藤氏「東北OMの活動は場作りです。1.学びの場 で外部講師を招聘、2.学び合いの場 でメンバー相互の勉強会、3.交流の場 で懇親会やスポーツ合宿等を開催、4.ITを活用した情報共有の場 は特に震災直後に活躍。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「東日本大震災を経て、東北OMはインプット中心の活動にアウトプットが追加され、ネットワークからネットワーキングへと変化。避難所の活動での行政の組織の限界と、それを補完する職員個人の可能性。それらをつなげていくプラットフォームの価値を感じました。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「震災直後のOMではメーリングリストの投稿が激増。そこでのやりとりが被災メンバーの心の支えにつながったという声を聞いて本当に良かったと感じることができました。武雄市の樋渡市長からも『想い』を持ち続けることが大切というメッセージを頂きました。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「東北OMでのつながりから、アーティストであるチャットモンチーとの被災地支援の連携が進み、ファンから集まった寄付で学校に楽器の寄付をが行われ、東北OM主催での手づくりチャリティライブでは、釜石中学校の校歌を歌って頂くことが出来ました。」 #九州まちづくりOM

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（ここでチャットモンチーの体育館ライブの様子がムービーで流されました）校歌アレンジすごいかっこいい。 #九州まちづくりOM http://t.co/A6yrm1xx0y

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後藤氏「他地域との連携勉強会の中で『まちづくりで最も大切なことは住民の命と財産を守ること』『自分にない能力を持った友達を作ることで可能性が広がる』『横のつながりが閉塞した日本の縦社会を変える』というような話を聞き、私も非常に共感してご紹介しています。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「なぜOMの活動が成功したのか？という事をメンバーと共に考えていった時に、四つの要因が抽出されました。それは、優秀なフォロワーの存在、楽しく身近で刺激のある活動、誰もが主役になれる仕掛け作り、一人ひとりのスタンスに合わせて参加可能な設計 です。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「次に、私自身がリーダーとしてやってきたことの四つです。イベントの翌朝までに必ず参加者全員に個別のお礼メール、申し込みメールの返信は必ず二日以内、現地に足を運んでのFace to Faceの関係構築、初期メンバーの想いを大切にし、伝えてきた。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「感謝、感動、おもてなしの心がリピーターを増やし、人をつなげていくのだと思っています。また、震災時に活躍できたのは、震災前からつながっていたことに尽きるなと。日常の取り組みこそが非常時に活きます。」 #九州まちづくりOM

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後藤氏「東北OMの今後の課題は、メンバーの数の増大において意識や熱量の差をどう埋めて行くか、また中心の世代交代をどうするかということです。公務員を仕事にすることの魅力は『官と民の両方の立場で公益に関わることが出来ること』と、最近は学生などに話しています。」 #九州まちづくりOM

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（ゲスト講演の最後には、東北OMから九州OMへのメンバーへ沢山のメッセージ写真スライド。音楽の選び方も上手いです。） #九州まちづくりOM http://t.co/6NIySqsRaV

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後藤氏「活動内容も充実していますが、東北OMのいちばんの魅力はこのようなメンバーの人柄です。ぜひ、東北にいらした際にはお立ち寄りください。ありがとうございました。」（ここで後藤さんへの質問を考えるグループワークへ。ファシリテーターは福岡市の吉崎さんです。） #九州まちづくりOM

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テーブルにてグループワーク中、参加者層をざっと見渡すと、年代は30代を中心に20〜40代が多い印象。『知』域に飛び出す公務員のみなさん、若くて期待！！ #九州まちづくりOM

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参加者からの質問「活動を継続していくための工夫」→後藤氏「参加者が少ない時に諦めず続けること」参加者からの質問「職場の評価はどうか」→後藤氏「いちばん嫌だったFacebookの友達リクエストは人事の課長からでしたが笑、その後積極的に協力してくれています。」 #九州まちづくりOM

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参加者からの質問「完全にオフの日はありますか？」→後藤氏「睡眠は5〜6時間、メールの返信がたまるのがストレスなので、いつも早朝の三時くらいに起きてPCに向かってます。どこがオフかはわかりませんが、活動と子どもと遊ぶ時間は楽しいです。」 #九州まちづくりOM

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参加者からの質問「家庭とうまく両立していく秘訣は」→後藤氏「活動で友達が増えるほど、子どもや奥さんと過ごす時間は減ってしまうのですが、周りの仲間が『後藤さんのおかげで…』と妻にも話してくれるので、そこで許してくれているかもしれません。笑 」 #九州まちづくりOM

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参加者からの質問「最初の一歩を踏み出す時の決意はどのようにしましたか」→後藤氏「聞くよりは見る、見るよりは活動する を座右の銘にして名刺にも入れています。そして一歩を踏み出すためには、やると覚悟を決めて周りに話し、自分を追い込みました。」 #九州まちづくりOM