為末大氏@daijapan【計れる事、計れない事】について
- tsuchi_nol
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アスリートにずっと付いてまわる問いは”この練習は効果があるのか”という事。時間に限りがある以上、どのトレーニングに時間と労力を割り振るのかが重要になる。いい時はあまり考えないけれど、特に調子が悪い時は本当にこれでいいのかと悩む。
2013-12-01 09:29:35この練習に効果があるかどうかを私は二つの方法で計っていた。一つは、実際に数字で計る事。1ヶ月その練習をやっていて、数字が変化したかどうか(立五段跳び、坂道50mなど)で効果を計っていた。もう一つは自分の体感。
2013-12-01 09:32:26計れなければ効果があるかどうかが検証できず、意味の無い練習を続ける事になる。陸上は試合があるからある程度数字に出やすいけれど、でも1年以上効果が出るまでにかかるものもあるし、たくさんの事を同時進行で行うのでどれが効果があったかはわかりにくい。
2013-12-01 09:33:36特にトップ選手は仮に数字を出してもその数字がパフォーマンスにどの程度影響するかなど計る事が極めて難しい領域でやっている。だからつい一番簡単な練習効果があるかどうかを、体感的に辛かったかどうかで計ってしまう事になる。
2013-12-01 09:35:29体感でこの練習には効果があると理解する時に大事だったのは、目指す方向に合致しているかどうか、感触がいいかどうか。20代に入っていくら辛い事をやっても伸びなくなって、方向性とやり方を考えるようになった。数字と感覚の両方で練習効果を検証した。
2013-12-01 09:42:42【終わり】計れなければ何に効果があるのかがわからない。けれどもスポーツは簡単にKPIを絞り込めるような世界ではなくて、感覚と数字に表せるものの両方から効果がある練習かどうかを一つ一つ検証しながらトレーニングをしていた。
2013-12-01 09:44:55はい。日本のスポーツで競技力向上が目的ではない所は多いと思います RT @nowotto:能力を褒めた子はリスクを取らなくなり、努力を褒めた子は困難に出くわしてもくじけにくく創意工夫をして打開しようとしやすい、という研究があります。きつい練習=努力であるなら、技術的な向上を見込め
2013-12-01 10:33:00