131201東大特別シンポジウム「これからの建築理論」

特別シンポジウム「Architectural Theory Now:これからの建築理論」 ゲスト: 槇文彦、磯崎新、原広司 司会: 隈研吾 日時: 12月1日(日) 17:00 – 19:30 会場: 工学部1号館15号教室 http://t.co/iGRF7OTHZg 続きを読む
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siskw @siskw

槇先生:ちらしを見たら「漂うモダニズム」の一部があったので、そこから始めます。モダニズムの建築家は一艘の船に乗っていた。結構混んでたし、ケンカしたりもした。70年頃に船が無くなって大海原に放り出された。 #UT_ADS

2013-12-01 17:22:29
松田達 / Tatsu MATSUDA @tatsumatsuda

槇さんより。ジェンクスの図。チームテン、メタボリズムなどがあった。しかし、70年ごろに船がなくなり、大海原に放り出された。集大成などがなくなった。

2013-12-01 17:23:11
siskw @siskw

槇先生:そこでモダニズムは非常に大きなインフォメーションプールになってしまった。ひとりひとりは意志を持っているのだけど、大きなものとして無くなってしまった。では、セオリーはどのくらいのスパンで考えればよいのかと。#UT_ADS

2013-12-01 17:23:45
siskw @siskw

槇先生:93年出版「Architecture Culture 1943-1968」Joan Ockman コロンビア大学、50年前から25年前までの建築のエッセイ。全て抜き出して、欧米以外のエッセイを赤く塗ると、3つしかない(丹下、槇、磯崎)。 #UT_ADS

2013-12-01 17:27:06
siskw @siskw

槇先生:その後、68年から93年でも同じことをやったらどうなるかと考えても、いわゆる建築理論はないのではないかと、見てきた中で感じる。#UT_ADS

2013-12-01 17:27:45
松田達 / Tatsu MATSUDA @tatsumatsuda

J. OckmanのArchitecture Culture 1943-1968。1943-1968の四半世紀には欧米以外の人はほぼ入っていない。次の四半世紀の1968-1993は、まだよくわかっていない。

2013-12-01 17:27:56
siskw @siskw

槇先生:(モダニズムin the open seaのスライド)モダニズムは漂ってバラバラになってしまうような気がする。雑誌「AR(聞き取れず)」の2011年のエマージェンシーアーキテクチャに選ばれた作品は、日本やスペインなど世界中に散らばっているようだ。 #UT_ADS

2013-12-01 17:30:23
松田達 / Tatsu MATSUDA @tatsumatsuda

イギリスのArchitectural review 2011のEmerging Architecture。選ばれているもの。日本5つ。(仕事のない)スペイン6つ。スリランカ、タイ、エストニアなどが選ばれている。

2013-12-01 17:31:05
siskw @siskw

槇先生:もはや共感(エンファシー)で選ばれているように感じる。その辺りが今後の建築理論を考える上で何かあるのではないか。以上です。 #UT_ADS

2013-12-01 17:31:38
松田達 / Tatsu MATSUDA @tatsumatsuda

磯崎さん。大学の教職や、社会的インスティテュートには属さないと決めている。だから今日は東大ということで居心地が悪い(笑)。理論に「批評」も入ってきていいのではないか。

2013-12-01 17:32:49
siskw @siskw

磯崎先生:大学でしばらくいろいろ働いて、教職などにはつかずフリーランスでやろうと決めていたので、今日ここに来るのは非常に座りが悪いような…。建築の批評をやったので、ここにいてもまぁいいかなと。 #UT_ADS

2013-12-01 17:33:15
松田達 / Tatsu MATSUDA @tatsumatsuda

建築の理論は極端に言えば根拠がなくて良い。建築家がやればよい。それを説明するのが建築理論。建築史家が建築理論をやるのは効果がない。

2013-12-01 17:35:41
siskw @siskw

磯崎先生:建築史の事実として分かっていることを前提に批評は行われるが、理論は建築家の実践を説明する、というように分けた。建築論というのは、建築家がやるのではなく、彼らの取り組みを説明するために外の人がやるものだと思っている。 #UT_ADS

2013-12-01 17:35:50
siskw @siskw

磯崎先生:今、関心を持っているのは、じゃー建築とはどういうものなのか、ということ。槇さんのスライドでも25年周期になっていましたが、私も45、70、95と同じ周期で見ています。(横尾忠則氏と行った展示のスライド)→(万博のお祭り広場と警備員のスライド)#UT_ADS

2013-12-01 17:38:19

東京オペラシティーアートギャラリーより

siskw @siskw

磯崎先生:万博の工事中の写真に訓練中の警備員がいる。(万博のお祭り広場の写真を撮った写真家→東松照明) http://t.co/IrXPF5hDlu #UT_ADS

2013-12-01 17:40:32
siskw @siskw

磯崎先生:(勝新太郎の都庁を背景にした座頭市の写真。篠山紀信)都市の中にできた建物が、権力の館として捉えられている。これは、ギリシャ悲劇のオイディプス王の話と座頭市の話は重なっていると思った。 #UT_ADS

2013-12-01 17:43:23
松田達 / Tatsu MATSUDA @tatsumatsuda

20年ごとの区切り。友達との付き合いによるもの。理論にはならないが。1950年、美術家との協働。1970年、お祭り広場。東松照明による写真。都市的なものが全て入り込んでいる。1990年、篠山紀信による勝新太郎と東京都庁舎の写真。オイディプス王と座頭市が重なっている。

2013-12-01 17:45:19
siskw @siskw

磯崎先生:アメリカ・ホワイトハウスのビンラディン暗殺現場と繋がっている状態のシチュエーションルーム(危機管理室)の写真。http://t.co/iFVu48Q7xg #UT_ADS

2013-12-01 17:45:43

ギズモードジャパンより

siskw @siskw

磯崎先生:この写真に載っているような戦略を作っている人たちを「アーキテクト」と呼んでいる。これまではプランナー→デザイナーと呼ばれていた。#UT_ADS

2013-12-01 17:47:14
松田達 / Tatsu MATSUDA @tatsumatsuda

2010年、ビン・ラディンを追い詰める、アメリカのコントロールルーム。オバマ大統領もいる。戦略を作るのが「アーキテクト」。以前はプランナー、次はデザイナー、次はアーキテクト。だからこれはアーキテクトオフィスだ。

2013-12-01 17:47:15
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