- centurio_P
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今と違って無線といった通信技術が未熟だった時代でありますからねー。それでいて小部隊ごとの連携や多数の隊形を使用した柔軟な運用と行動を可能にしていたローマってやはり、おかしい
2013-11-28 23:58:16@MoffTaka えーと、特に時代には言及してない中、そういわれてもちょっと困る面が。とりあえず、私はポリュビオス式軍団からそうであるとは一言も申しておりませんし、想定した時代は帝政期からで、私はローマ軍団が使用した隊形を紹介しただけです。
2013-11-29 00:22:01@MoffTaka いえいえ。私も百人隊とは言いましたが、これも一説、というわけで確定的ではないですね。妥当性を検証すると想定される戦闘では恐らくマニプルス~ケントゥリア単位で基礎運用を行い、突発的にそれ以下の小部隊での判断や行動があったのだろう、ぐらいが妥当かと思われます。
2013-11-29 00:35:05ローマがどうして百人隊規模で柔軟に隊形を運用し、行動したっていう話があるかといえば、例えばハドリアヌスの長城ができるまでのブリタンニアでは数多くの小規模の砦や入植地、駐屯地に中隊以下の分遣隊を派遣、ピケットラインを引いて蛮族を警戒し、戦闘を行っていたからというのもあり。
2013-12-01 21:26:51例えば映画の話ですが、「Centurion」の序盤で襲撃を受けるローマの砦や「The Eagle(第九軍団のワシ)」の打って出る百人隊らの戦闘はそういうピケットラインの小競り合いがモチーフになっているわけです。
2013-12-01 21:33:36Miles_Gregariusさんによる分遣隊派遣の一例。
便乗すると1世紀終期のウィンドランダ砦のトゥングリア第一大隊の場合:総員752名中本拠地のウィンドランダに残っていたのは296名のみで、百人隊長は1人しか砦にいないという状態だった。
2013-12-01 21:36:49派遣の内訳はコリアに337名、総督の護衛に46名、某所に百人隊長2名?ロンディニウムに百人隊長1名と兵6名?某所に百人隊長1名と兵11名?某所に45名?などだった。
2013-12-01 21:38:36またウィンドランダ内の296名中、負傷者6名、病気15名、眼の炎症10名がおり任務に耐えうると判断されたのは265名のみだった。
2013-12-01 21:41:02余談。
けっこー陣形と隊形をごっちゃで言及してたりするのって見かけますがあれって明確に分かれてるのでしょうか。個人的に「隊形:一部隊(小隊、中隊、大隊クラスなど)が形成するもの」で「陣形:隊形をとった部隊が並んで形成するもの」としてますが。例えばファランクスは隊形。クインカンクスは陣形。
2013-12-01 21:11:35ウィキペの陣形を見るとなんかここもごっちゃになってる感。ファランクスが紹介されてますし……あぁ、でも方陣が部隊の形として言及されることもあるので隊形と陣形が一緒になっていてもいいのかなぁ…?
2013-12-01 21:19:07