学校に行かず、独学することが難関大学への近道! 授業を受けず、訓練すること!
今日も学校なかったら警備のバイトいってるんだけどなー 1日立ってるだけで1万休憩は15分×?で計3時間くらいもらってるし 金欲しー
2013-12-02 09:13:40まず、大学生にもなって、平気で漢字を間違えたり、かけ算九九を間違えたり、そこまで行かなくてもロジカルな会話ができなかったりする人の多さには驚かされる。歴史的な事とかも知らない人が多すぎる。名門大学でそこそこの高校を出て入ってもそういう人はいる。どうしてなのか?
2013-12-02 08:39:01それは、小学校なり中学校なり高校で身につけたはずの知識が血となり肉になっていないからだと思う。自転車の乗り方や歩き方を忘れるバカがいないように、本来身体に身に付いた知識というのは消えないものだ。
2013-12-02 08:40:17自分なんかは、わりと覚えるのが苦手で苦労した方で、そういう人は意外とそれから長い時間が経っても覚えたことをしっかり活かせているように思えるのだけれども、ことすぐ覚えてすぐ忘れるという人に関して言うと、その知的能力は極めて残念であることが多い。
2013-12-02 08:43:03あるいは学校で授業を受けているはずなのに、テストさえ乗り切る事ができず、一時間で記憶が忘却の彼方に達する人もいる。ここまで来るともはや忘れるという特殊能力か何かを持っているだとしか思えない。忘れることは確かに人間の得難い能力の一つだから、時には必要だが、毎日これでは困る。
2013-12-02 08:44:11どうしてあれだけ学校で長い時間拘束されて、十何年も教育を受けて来たはずなのに、自分は大した能力を持ち得なかったのだろう。世間一般でいうところのそこそこの高校(というか県内で一番成績は優秀な高校だった)に入り、そこそこの大学に入ったはずが、驚いた事に私は紛う事なきアホなのだ。
2013-12-02 08:45:10べつにそれが私個人の超極私的な問題であれば、なるほど私は天下のアホでしたと納得できるわけなのだが、どうもそういう案配ではない。同級生を見ても驚嘆すべきアホやバカはたくさんいるし、どうもこの国の教育制度そのものに何か大きな欠陥があるのではないかと思える。
2013-12-02 08:46:18諸外国、たとえば中国・韓国(以下Aグループ)・アメリカ・フィンランド(以下Bグループ)と比較しても、日本の教育は世界的にも類を見ない位置に存在している。日本の教育がなぜ世界に類を見ないアホ教育なのかを、ここでは論じて行こうと思う。
2013-12-02 08:47:17まず、授業というものがわけがわからない。アメリカやフィンランドのようにインタラクティブに講師との会話があるわけでもなく、中国や韓国のようにひたすら暗唱をやらされる訳でもない。つまり授業に参加しなくても授業に参加したことになるという特権が日本人生徒には与えられているのだ。
2013-12-02 08:50:14これは日本人特権だ。断固として粉砕すべし!と日の丸を持って軍歌を歌いながら新宿近辺(ついでにいうとあの辺りは私が住んでいるところの近所で大変迷惑です)を練り歩きたい気分なのだけど、そんなことをするとあのアホたちと一緒にされるので辞めておこう。
2013-12-02 08:51:20とにかく日本の授業というのは、世界に冠たるおかしな位置に存在している。おそらくは学校で過ごす時間のことを、日本人は「傍観者になるための時間」と捉えているのに対して、諸外国では「行動者になるための訓練」と捉えているのだろうと思う。
2013-12-02 08:52:26そして教育の仕方にも民族性が現れている。ある程度の資本をもって、交渉・指図をすることが本業の国ではインタラクティブな議論が行われ、資本がなく、自分たちでなにかを生産せねばならない国では暗唱を中心とした労働者としての質を高める教育をされている。
2013-12-02 08:53:27では、日本における授業に参加しなくても授業が勝手に進んで行くという時間は、国際社会の中での日本を見た時にどういう意味を持つのだろう。指加えてぼーっとしながら新興諸国の進撃を眺めつつ、突然来たメリケンの強引な交渉にぼこぼこやられる悲しい日本人なのでしょうか。よくわからない。
2013-12-02 08:56:13これは困った事だと。そういうことで、私が学習塾を経営していた時は、とにかく小論文や数学など理系科目の授業ではインタラクティブな議論が盛り上がるように設計し、逆に英語など語学系の授業ではとにかく暗唱を中心とした。
2013-12-02 08:57:26その結果として、偏差値40の子が3ヶ月ぐらいの勉強で早稲田の法学部に合格し、9年間不登校・引きこもりだった子が慶應に受かった。去年の話である。しかし、これは我ながらひどいチートだと思う。たしかに彼らは彼らなりにがんばったけれど、日本以外のどの国でもこんな逆転は不可能だ。
2013-12-02 08:58:48アメリカやフィンランドなら継続的に学力の進捗管理をされているから制度的に無理だし、中国や韓国ではみんな頑張っているので、点数的に追いつき追い越すことは難しい。その点日本では、継続的な学力の進捗管理もなければ、敵も軽いのでこんな逆転合格が可能になるのだ。
2013-12-02 08:59:52もちろん教え子さんが合格することは素直に嬉しいのだけれど、毎年こんな事を繰り返して行くうちに、日本の教育はどうにかしないといけないなぁと強く思うようになった。こんなチートが簡単にまかり通るようではいけないのだ。世の中はもっと厳しい。なめたらあかん。
2013-12-02 09:03:00ただ、不登校の教え子さんを教えて来て、それで慶應なり早稲田なりに合格する人が出て来て思ったのは、結局今の日本の教育制度では、学校に行かず、独学することが難関大学への近道なのかなぁと思った。
2013-12-02 09:03:39高校一年生のとき、大学進学のために県内で一番の進学校を辞めて、自宅で勉強し始めた同級生がいた。あのときはその話をきいて怖いなぁと思ったし、大丈夫かなぁとか他人事ながら心配になったものだ。でも大学入試の時に落ちたのは同じ高校に通っていた同級生たちだった。
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