知的財産戦略本部 インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策に関するワーキンググループ(第1回)

2010年2月16日に開催された知的財産戦略本部「インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策に関するワーキンググループ」での議論。アクセスコントロールとプロバイダ責任制限についてが議論の中心となる模様。本日はアクセスコントロールに関する議論が中心となったようだ。
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イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

知的財産戦略本部「インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策に関するワーキンググループ」傍聴なう

2010-02-16 10:00:27
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

ただし中継できるかは微妙(この会議には慣れてないので)

2010-02-16 10:00:46
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

WGが会合を開く前に、各委員から意見を聴いているのだとか。

2010-02-16 10:01:57
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

いま委員紹介をやっているんだが、あらかじめ公表されてたかねコレ‥‥

2010-02-16 10:04:10
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

土肥一史委員が座長に決定(政府三役からの提案だとか)

2010-02-16 10:05:20
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

「検討課題について(案)」を事務局から説明中

2010-02-16 10:09:23
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

事務局「法的保護のありかたを中心に検討。アクセスコントロール回避規制の在り方、プロバイダの責任の在り方について、の2つを先に検討。ACTAでも論点の1つ」

2010-02-16 10:11:05
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

2〜3月で集中検討、中間まとめをとりまとめて知財本部会合へ(3月中)。

2010-02-16 10:16:00
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

事務局「ACTAは2010年中の妥結を目標にしている。その中でまさにアクセスコントロールとプロバイダ責任の在り方が大きな論点となっている。我が国の考え方、対処方針を固めておく必要があり、その基礎となる考え方を議論いただきたい」

2010-02-16 10:20:02
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

さっそく、議題は「アクセスコントロールの回避規制の在り方」に。

2010-02-16 10:23:13
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

著作権法に「アクセス権」を導入することも検討する論点に入っている

2010-02-16 10:25:57
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

無論、「本を読む行為なども権利の対象となってしまうとの指摘についてどのように考えるか」といった論点も挙げられている。

2010-02-16 10:27:44
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

「少なくとも回避行為をみなし侵害として規定することは可能ではないか」だと。——事務局作成資料

2010-02-16 10:28:49
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

回避機器の規制について——「刑事罰の導入について」「水際規制の導入について」「規制行為の範囲の拡大について」といった項目立て。

2010-02-16 10:32:38
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

アクセスコントロール回避行為規制について、「マジコンの使用」「DVDのCSSの回避」が「問題点」として挙げられている。

2010-02-16 10:38:00
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

大谷委員「法目的について。違法に制作されている著作物を対象にアクセスコントロール回避を規制するのはわかるが、適法に制作されたものについても射程に入れているのか。アクセスの権利は本来著作権法での支分権とはなっていない。適法なものまで入れると慎重な検討が必要では」

2010-02-16 10:46:33
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

山本委員「著作物を複製して頒布すれば足りるのだが、デジタル化・ネットワーク化では暗号化してコピーは配布する。キーを与える段階でお金を取るというビジネス形態。それは保護する必要があるのではないかとの考え方がある」

2010-02-16 10:47:55
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

森田委員「著作物を保護するために著作権法を変えるというのは形式論。不正競争防止法も著作物を間接的に保護している法律。それぞれの特性でどう違いがでるのか詰める必要がある。不競法で著作物が保護できないという形式論で著作権法を変えなければならないということは言えない」

2010-02-16 10:50:01
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

↓プリンタのインクカートリッジのアクセスコントロールの件

2010-02-16 11:01:40
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

平野委員「著作権法と不競法、どちらの法律がいいのかというのも論点。著作権法でやろうという場合には“誤爆”になりかねず、誤爆にならないような法律はどちらがいいのかが重要になる。アメリカは著作権法の中でフェアユース4要素、競争制限的なものが無いか合法だという判例があると理解している」

2010-02-16 11:01:17
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

山本委員「(10年前は)法的保護を与える根拠が薄いということから不競法にも刑事罰が科されていない。(今ではアクセスコントロールが)著作権法の保護に資する行為だからこそ著作権法でという議論になるのでは」

2010-02-16 11:04:42
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

森田委員「理論的に不競法・著作権法のどちらで対応するかという前に、不競法で対応できない点はどこか具体的に。事務局で整理していれば教えていただきたい」

2010-02-16 11:05:22
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

事務局「権利者からは刑事罰が無いという点で指摘がある」

2010-02-16 11:05:40
イマジナリーみうらゆう @非実在トレーナー @himagine_no9

事務局「論点として、ACTAそして国際的なスタンダードも考えていく必要があるのではないか。EUは回避行為まで規制している。日本国内でそれほど大きな問題になっていないとしても、世界的スタンダードという観点で日本でも検討する必要があるのではないか」

2010-02-16 11:07:51