今日っす。私も今、島のフェリーに乗りました。直接会場へ向かいます。門前仲町1800! RT @usuyu: 土曜って今日?あうっち、今日は藤沢・六会に行ってきまっす…。
2010-10-16 11:06:42今日は大井浩明さんのコンサート「POC#2 松平頼則&山本裕之」に行きます。先月の「#1野村&松下」もすごく良かったので楽しみ。11月にやる#3の伊左治くんは音大時代からのマブダチなので当然行きます。こうなると5回シリーズ全部行きたくなるなあ。スタンプラリーとか食玩みたいだ。
2010-10-16 12:30:54松平頼則作品は、実は数年前までちゃんと知らなかったのです。まったくもって恥ずかしい…。ナクソスの例のアルバムを聴いてひっくり返った口です。
2010-10-16 12:35:55豊橋在住の中学生の頃、僕にとって、入手できる現代音楽の譜面は、全音から出ている物しかなく、湯浅譲二の「スリー・スコア・セット」とか高橋悠治の「毛沢東詩三首」とか、とりあえず意味なく買いあさってました。。松平頼則作品は「幼年時代の思い出」という曲を買った。
2010-10-16 12:53:01「幼年時代の思い出」オルゴールを模した小品を記憶しているけど、当時はたいして印象に残らなかった。「美しい日本」も、出版されてることは知ってたけど、血気盛んな中学生にとってあまりにもユルいタイトルで、手に取ることもしなかった。小山清茂みたいな作品だと勝手に思ってました。アホです。
2010-10-16 12:53:17それから20年以上たち、ナクソスから出たアルバムに収録の「右舞」「左舞」のオブジェみたいな打楽器アンサンブルに驚愕したわけです。こんなハードコアなおっさんだったのか!もちろん「盤渉調越天楽による主題と変奏」も素晴らしい。
2010-10-16 13:01:41昨日の今頃は瀬戸内海で稲刈り真っ最中だった…今日は門前仲町で大井浩明さんのピアノを聴く。開場10分前到着は快挙だが さてどれだけ列ができてるか…ドキドキ
2010-10-16 17:20:40本演奏45分前に作曲者に「こここんな感じにします?それとも場合によってはこんな感じ?」と気安く打ち合わせする大井浩明氏…なんてタフなんでしょ
2010-10-16 18:17:1515時に現地入りして延々弾いておられるという大井浩明氏… 今日もまた様々な裏話があるそうで…泣 http://twitpic.com/2y1ebx
2010-10-16 18:03:41「一回弾くと違うんですけどね」と開場時間になっても弾き続ける大井浩明氏…wすでに満席、このあと補助椅子となる… @kenhongou: ・・・あ、開場。(;_;)
2010-10-16 18:50:24今回は事前に「苦悶の読譜」をして時々一人漫才に走っていた大井さん、昨日はとうとうおとなしくなってましたが、終わって「足の起源」の奏法解説をして笑いをとり、ご自分も張り詰めていたものからときはなれたよう・・・なんて言ったら叱られまする。が、また面白い会でした。
2010-10-16 21:51:12POC第2回より帰宅。やはり邦楽の世界の片隅にいる私にとって、松平頼則の「美しい日本」は興奮した。こういう作品を書けないのか、「現代邦楽」作曲家は!とりあえず、細かい感想は後ほど。
2010-10-17 00:38:35POC第2回(大井浩明演奏会)+打ち上げから帰還。松平頼則作品も山本裕之作品も、ちょっとヘンなところが面白かった。山本さんのはテレプシコーレ舞踏者が一番好きだったかな。
2010-10-17 00:45:34POC#2 松平頼則 「美しい日本」より「前奏曲」:冒頭の高音域での急速パッセージは、装飾されていたものの、核となる音をたどると、明らかに楽筝の「カケ爪」。何度か「カケ爪」フレーズを繰り返した後、それを敷衍する。楽筝を持ち出したのは、おそらく終曲(第6曲)が俗筝であることの対比。
2010-10-17 01:01:15POC#2 松平頼則 「美しい日本」より「朗詠的幻想〈七夕〉」:朗詠「二星」。比較的狭い音域においてメロディが浮き出てくる。楽譜には強弱指定がないそうだが、大井氏は強弱によって見事に「塩梅」を表現。このあたり、様式を知っている前提で書かれているのはバロック音楽みたい。
2010-10-17 01:01:29POC#2 松平頼則 「美しい日本」より「わらべ唄(てまり唄)」「草刈り唄」:この組曲では異例なほど親しみやすい古典的な曲。語法は現代的なはずだけど、ここら辺が不思議。「草刈り唄」はちょっと土俗的な雰囲気。
2010-10-17 01:01:40POC#2 松平頼則 「美しい日本」より「平曲によるパラフレーズ〈横笛〉」:横笛というのは表題ではなく、平曲の中の一部。平曲はもっと勉強しておくべきでした。平曲をご存知の方によると「明らかに平曲」とのこと。やはり様式を知っていること前提。
2010-10-17 01:01:59POC#2 松平頼則 「美しい日本」より「筝曲風の終曲〈茶音頭〉」:これは見事に手事物形式。シャシャテン、コロリン、サラリンなど、俗筝の技法をちりばめる。前唄では裏連を多用。速度が少し緩み手事、裏連が久々に表れ(チラシであろう)後唄、というのが自然にわかる。(続く)
2010-10-17 01:02:14