ベースになったついのべ作品と、それに対するついりみっくす作品の順でまとめています。作品それぞれとキーワードに着色しました。なお前回のまとめは こちら です。
#twnovel また今日も、誰かが誰かの地獄を作り上げて、そして当たり前のように僕らはその地獄から溢れ出た恩恵をへらへら享受して。きっと、不当な生か正当な死か、どちらかしか選べない僕は、でも結局、明日もまた少し遅い朝に目覚めるんだろう。それでいいと、言い張るしかないんだろう。
2013-12-05 22:17:07誰かの地獄の上に成り立つ世界で、誰かの地獄から溢れ落ちた蜜を啜って、今日もまた、私達は地獄を生きてる。目覚めて、地獄の中を這いつくばって。早い朝を嘆いて、長い夜を呪って。それでも心臓は止まらず、脳と眼球は光の反射で地獄を作り出す。 @hyuugahikage #twremix
2013-12-05 23:12:48@pirch_yui おお、さすがの描写です!世界が俯瞰的で立体的というか。 あとこのツイリミにつけるリプライじゃないんでしょうが、「コッペパン・ヌーボーの上質のコッペ」で吹きましたw
2013-12-05 23:20:33
#twnovel 悪夢を50個食べさせたので、獏ちゃんスタンプカードがいっぱいになった。特典は何かと問うと、獏ちゃんたちはビクッとして、ヒソヒソ相談して、いいものだよと笑顔で言いに来た。怖い夢はいらないと言うと、またビクッとして、相談再開して、一晩中、同じパターンが続いた。
2013-12-05 23:14:55悪夢を50個食べさせたので、獏ちゃんスタンプカードがいっぱいになった。特典は何かと問うと、獏ちゃんたちはビクッとし、ヒソヒソ相談したあと、「悪夢を通して色んな教訓を学んだでしょ?それが特典だよ」と言った。それだけ?「新しいカード作っとくね」@23novel #twremix
2013-12-05 23:22:44夢の中に何匹も貘が出て来た。「貘って夢を食べるんでしょ?何で夢に出演してるわけ?」 獏たちはビクッとした。「あんたたち、貘と獏がいるよね。どう違うの?」またビクッとした。「えーと。良夢を食べるのが獏で悪夢を食べるのが…」「それ、今考えたでしょ?」@23novel #twremix
2013-12-05 23:37:22#twremix @23novel 世界を50個滅ぼしたので、 #世界もう滅ぼしたい協会 スタンプカードがいっぱいになった。特典は何かと問うと、事務局長はビクッとして、ヒソヒソ相談して、おいしいものですよと笑顔で言いながら、滅亡エッグを持ってきた。
2013-12-05 23:37:42
#twnovel 全自動身支度機を使ってみた。目覚まし時計の代わりにセットして、眠ってても朝の準備をしてくれるようにする。ついでに全自動運転車と全自動勤務パソコンと連携させてみた。気がつけば、身支度機をセットしたのと同じ時間になっていたので、昨日一日うまくいったのかはわからない。
2013-12-05 23:22:26遠い昔。江戸時代ぐらいかな。たらいの底に羽根をつけて自動洗濯機を考えた男がいた。その人はふと想像した。何もかも自動でできる世界を。人々に代わってからくり人形が仕事も生活もこなしている未来を。人は年中眠るだけ。男は怖くなって洗濯機を壊しましたとさ。@23novel #twremix
2013-12-05 23:46:20
#twnovel 本の中の世界に入り込んでしまった。甘酸っぱいラブストーリーや、血湧き肉踊る大冒険や、百歩譲って、恐怖まみれの怪談でもよかったのに。なぜ、私はよりにもよって、六法全書の中に吸い込まれてしまったのだろうか。
2013-12-05 23:27:58ごんっ。揺れとともにすごい音。外の世界を覗いてみれば死んでる。本を持つ誰かの手が赤い。犯人の独白も聞いたし、殺人現場も目撃した。暇すぎてなんとなく六法頼りに刑期の予想までしてあげているんだから、ねえ。名探偵なんか呼ぶよりここから出して?@23novel #twremix
2013-12-05 23:43:01本の世界に入り込んでしまった。狙い通り、彼がいつも読む文庫本の中。本の中から見る読書中の彼は、遠くから見る横顔とは違う魅力。私はこんなにもあなたを見つめてるのに。ねえ。本なんか読んでないで、私の名前を呼んでよ。 @23novel #twremix
2013-12-05 23:46:57本の中の世界に入り込んだとたんに登場人物にぶつかってしまった。ぶつかった人の足元に胸にナイフの刺さった人が倒れている。お話は進み名探偵が言う。「犯人はお前だ!」「違いますよ。この人がぶつかってきたのでナイフが…」推理小説をややこしくしてしまった。@23novel #twremix
2013-12-05 23:52:58本の中の世界に入り込んでしまった。それは曾祖母が書いた自叙伝。恋した相手は長男、一人娘の彼女は泣く泣く諦める。なんて時代!私、一人娘だけど嫁に行くし幸せよ。曾祖母が「私もやっぱり彼と結婚する!」それでこそ私の先祖!と拍手喝采。ん?私の体が消… @23novel #twremix
2013-12-06 13:23:43