為末大さん@daijapanの「【内的コントロールと外的コントロール】について 意識する事によりバランスが崩れがちになる」
元陸上選手です。スポーツで社会を良くするぞ。 ご連絡はこちらまで deportarepartners.tokyo/contact/
広島市佐伯区出身の男子元陸上競技選手・400mハードル日本記録保持者で、現在はスポーツコメンテーター・タレント・指導者などで活動中。株式会社R.project取締役。
2001年世界陸上エドモントン大会・2005年世界陸上ヘルシンキ大会の男子400mハードルにおいて、世界陸上選手権のニ大会で銅メダルを獲得する快挙を達成。又オリンピックには、2000年シドニー・2004年アテネ・2008年北京と、3大会連続で出場した。身長170cm、体重66kg。
http://ja.wikipedia.org/wiki/為末大
子供達を教えていると、何となく小学三年生から下と、それより上で違いがあるように思う。特に背中をまっすぐとか、腕を大きくというアドバイスがすんなり反映されるのが下の子、意識する事によりバランスが崩れがちになるのが上の子。
2013-12-06 11:25:47それから子供全体に言えるのは、足を高くあげましょう、というように内的な感覚を指示するよりも、足下に缶を置いてその上を走った方が結果的にきれいに足が上がる。足をあげろという指示は、結果として足をあげる為に全体のバランスを崩してしまう事が多い。
2013-12-06 11:28:06人間は細部に意識を置けば置くほど、動きが滞りやすい。頭の中に浮かべられるのはいつも一つしか無い。達人のレベルは除き指先や足先を意識すると、そこに意識がいってしまい他の部分の連動がそれに引きずられる。
2013-12-06 11:29:33ありとムカデの話。ありの横を歩いていたムカデにありが話しかける。”ムカデさんはどうしてそんなにたくさん足があるのにきれいに歩けるの?”言われた途端に足を意識してムカデが足を絡ませて転んでしまう。スポーツの現場でよく起きる事。
2013-12-06 11:30:36アフォーダンス的な世界を私は感じていて、人間は自ら動くより外的な環境によって動かされている方が強いと思う。だから外的環境をうまく使って、動きを引き出した方が自然なものが出やすい。そしてその内に自らのイメージで外的環境を頭の中に生み出す事ができるようになる。
2013-12-06 11:34:24【終わり】ハードルの上にふすまがありそれを蹴破るように跳んだら、結局一番全体の調和がとれた。私達の動きは独立して存在しているのではなく、外的環境との関係によって動きは決められているように思う。
2013-12-06 11:37:31またぐ動作が結局一番自然に足が上がっている動作なので RT @ynasu: .@daijapan 「足元に缶を置いて~」というのは、その缶をまたぐ(越える)ように走らせるってことでしょうか?
2013-12-06 11:56:12缶をまたいで足が上がる感覚を缶が無い時にもイメージで出せるようにする、という感じで僕は幅を広げてました RT @baseballstation: 缶をまたいで脚を挙げる練習したら缶がなくても脚は挙がりますか?"RTまたぐ動作が結局一番自然に足が上がっている動作なので R
2013-12-06 12:12:18子供の時にいろんな事をして遊んでいる子は、この外的環境で導きだされる動きの引き出しが多く競技力向上に有利な気がします RT @baseballstation: 納得です。最終的には内的に自分がどうすれば良いかイメージさせる訳ですね。"@daijapan: 缶をまたいで足が上がる
2013-12-06 12:16:53