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2014年1月の全体セッション、開催概要

■講演概要

鍋に入れても美味しい「きのこ」、気づけば生えてる「カビ」、お酒を作るための「酵母」、など、我々にとって「菌」は身近な存在です。

そんな身近な「菌」ですが、実は地球上に存在する種のうち、
1割程度しか発見されていないと考えられています。
(推定種数150万種のうち、既知の種は10万種弱)

研究環境が整っていない発展途上国での研究が期待される一方、
医薬品等を生み出す「国の貴重な資源」でもある菌の取り扱いについては、
主に先進国と発展途上国の間で慎重な議論が進められています。

(参考)ABS問題
http://www.wwf.or.jp/activities/2010/06/842329.html

今月のSmips全体セッションは、
上記の状況を多面的に捉えるために下記2部構成+質疑応答となります。

=============
前半 45分程度

メキシコ・ニュージーランド・ブラジル・エルサルバドル・ドイツ等、
様々な国に滞在して菌の研究を行ってきた菌類研究者・白水様に、
外国での研究活動の体験談を中心に

・菌類研究の基本
・生物資源の取り扱いについて
・利害関係者との関係構築で意識してきた点

等をお話いただきます。

(講師)
国立科学博物館植物研究部 日本学術振興会特別研究員(PD)
白水 貴(しろうず たかし)様 ・ 博士(理学)
https://sites.google.com/site/ornithomyces/anakan

・後半 15分程度

「学術研究とABS問題」について講演を多数行っている遺伝研・鈴木様に、
「ABS問題の具体的なトラブル事例」をいくつか紹介いただきます。

(講師)
国立遺伝学研究所・知的財産室室長
(Smips・産学連携分科会オーガナイザーでもありますが)
鈴木 睦昭(すずき むつあき)様
http://idenshigen.jp/greeting_index.html

・質疑応答 30分程度
=============

白水さんがエルサルバドルの国立公園で調査した時のガイドさん

講演資料(白水さん担当のみ)
リンク Speaker Deck 海外から菌を輸入する -菌類生物資源研究の現場から- ※ 本スライドは、下記「講演概要」のうち白水さんのパートのみとなります。 講演関連まとめページ(参考資料のリンク等) http://www.2nd-lab.org/#!studygroup-010/c22le Smips(知的財産マネジメント研究会)・研究現場の知財分科会 http://www.2nd-lab.org/#!research/c1ger ■講演概要 鍋に入れても美味しい「きのこ」、気づけば生えてる「カビ」、お酒を作るための「酵母」、など、我..
分科会開催前のつぶやき
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
1/11の研究会、13時からのセッションに加えて、実は15時からのセッションも担当しております。ので、そちらの告知も始めようかと。
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
講演テーマは「海外から菌を輸入する ―菌類生物資源研究の現場から―」です。講演者は、先日の #ニコニコ学会 シンポジウムの「きのこ会議」で座長を務めた @Takashirouzu さん http://t.co/Clj3WToJfM
白水 貴 @Takashirouzu
海外の生物サンプルを使って研究されている方とぜひ共有したい問題です.RT @2ndlab: 講演テーマは「海外から菌を輸入する ―菌類生物資源研究の現場から―」です。講演者は、先日の #ニコニコ学会 シンポジウムの「きのこ会議」で座長 http://t.co/jX5aCaxbdB
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
白水さんのファンでも「生物資源」という言葉にピンと来ない方がいるかと思うので、その解説を少しします。
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
一部の生物は、食べられることはもちろんのこと、その生物を元に薬が作れたり、香辛料が作れたり、繊維が作れたり、人間にとって極めて有用です。
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
特定の国や地域に固有の生物が人間にとって有用な場合、その生物は、「その国にとっての資源」になります。たまたまた石油が取れたりレアメタルが取れたりする国があるのと同じで、有用な生物が取れる国である、と。
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
ある生物が人間にとって有用である場合、その生物は「人類全体にとっての宝」であうと同時に「その生物が存在する国にとっての宝」でもある、と。学問は前者の立場をとるが、政治や経済が絡めば後者の立場を考えざるを得ません。
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
学術目的で発展途上国からその国特有の生物を先進国に運んで研究した場合(その国に研究設備が無い場合もある)、持ち込まれた生物が有用であった場合の利益分配がいろいろややこしいわけです。そういう問題をABS問題と言ったりします。 http://t.co/e2OQoSO7HD
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
今回のセッションは、メキシコ・ニュージーランド・ブラジル・エルサルバドル・ドイツで菌類の研究を行った経験のある白水さんに、その体験談と現地研究者たちとの関係づくりのポイントなどをお話いただくとともに、 https://t.co/ACjAKLEzgT
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
ABS問題に詳しい、遺伝学研究所の知財室長・鈴木さんに、ABS問題の実際のトラブル事例や各国とのルール整備について話してもらう予定です http://t.co/irmX90Cm6r
白水 貴 @Takashirouzu
研究者としてはむしろ鈴木さんの話をずっと聴きたいw.RT @2ndlab: ABS問題に詳しい、遺伝学研究所の知財室長・鈴木さんに、ABS問題の実際のトラブル事例や各国とのルール整備について話してもらう予定です http://t.co/bJBJjhS6nS
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
@Takashirouzu 鈴木さんは終了後の懇親会で捕まえてくださいw
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
ちなみに、同日・同時間帯に国立科学博物館でかなりテーマが似てるシンポジウムがあります > 日本分類学会連合 公開シンポジウム「生物多様性条約と名古屋議定書が分類学研究分野へ 与えるインパクト  ~とくに国内措置について~」 http://t.co/HF0ovpt4pN
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
生物系の方で「日本分類学連合シンポジウムと日程かぶってる、どっち行けばいいんだ、コノヤロー」という方もいると思うので、「こちらの分科会のアーカイブ方針」は来週末に出します(一部調整中のため)。
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
分類学連合シンポジウムの過去のアーカイブは下記URLから見られるので、それを見てどちらに当日参加して、どちらを後から見るか参考にしていただくとよいかと http://t.co/Fxn1i9N4a9
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
ふー、ようやく1/11のsmips告知体制が整った。13時~ http://t.co/Thp0asYPdA と、15時~ http://t.co/Clj3WToJfM 。両者を交えて17時からクロストークとか面白いな
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
ちなみに、13時からの「なまけっと」と15時からの「白水さんが座長を務める菌放送局」は、めちゃくちゃ近所で同日開催(11/2)という涙無しでは語れない悲劇のダブルブッキングだったため、今回の連続セッションはとても感慨深いのです
山田光利(アジアをぶらぶら) @2ndlab
「生物遺伝資源のゆくえ」という本の7章は「微生物利用医薬品産業と生物多様性条約の関係」。1/11(土)15時~の分科会ととても関連が深い。 http://t.co/BlD9iiJ3y6
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