特定秘密保護法の論議で話題の「PKO法成立当時の思い出」集
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gryphonjapan
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まず、安倍晋三首相本人の発言を引用します
(下のツイートは、時間的にはこの記事より先のものが多い)

togetter用資料“──「戦争の時代を思い出して怖くなる」という声も聞く 「こうした声は1960年の日米安保改定時もあった。92年のPKO法案や、2007年の防衛庁の省への移行時もそうだった」(続く) / “安倍首相単独インタ…” http://t.co/z0uVuB4YIy
2013-12-08 02:56:33
(続き) 『だが、『そういう変化が起こったんですか?』と聞いてみたい。菅直人元首相はPKO(国連平和維持活動)国会で、演壇にしがみついてまで反対し、最後は衛視に排除されたが、自分が首相の時にはPKO派遣を容認している』
2013-12-08 02:57:19
togetter用資料。12月4日の国会でも語ってたのか。 / “安倍首相:「PKO法案も反対あった」…世論慎重でも強気- 毎日新聞” http://t.co/Vl57H33BkC
2013-12-08 03:16:12
『首相は「かつてPKO法案を成立させた際にも民間の反対があった。しかし日本は世界の安全と平和に大きな貢献をしており、あのときの反対論は何だったのか」と答弁。現時点で世論の慎重論が大きくても、法案の意義はいずれ理解されるとの認識を示した。 「国民世論を敵視するつもりか」と質問…』
2013-12-08 03:18:04
togetter用資料 1991~1992年、海部俊樹・宮沢喜一両内閣にまたがる政治問題。当時の小沢一郎氏も重要な登場人物。 / “PKO国会 - Wikipedia” http://t.co/cyQlqciHUz
2013-12-08 04:04:47ここから

PKOの時も通信傍受法の時も反対派は戦前に戻るだの軍国主義に戻る兆しだのと叫んでたじゃん。 批判がどんだけ妥当でも、そういう使い古しのキャッチコピーがぶら下がってるうちは内輪ネタさね (´・ω・`)
2013-12-05 09:00:41
最近思い出すのは、自衛隊の海外派遣に道を開くPKO法が国会で強行採決された21年前です。「この法律が通れば軍国主義に舞い戻る」という一部主張を真に受けた10代の私は、家族の制止を振り切りデモに参加しました。しかし結論から言えば杞憂でした。私はいま自衛隊のPKO参加に原則賛成です→
2013-12-05 18:00:58
→だから今回の特定秘密保護法も、様々な懸念が杞憂になる、なってほしいと願う気持ちが、ないではないです。しかし、必要以上に広い範囲の情報が特定秘密に指定される可能性が残るなど、かなり楽観的に解釈しても、この法案は問題が多過ぎだと思います。何が何でも今可決すべきなんでしょうか…
2013-12-05 18:02:31
同感です。「軍国主義になる」という批判派の言葉を聞くとPKO法の顚末を思い出すのでそこまではと思います。一方で特定秘密保護法案と米国の大統領令やツワネ原則などを比べるとあまりに大ざっぱで議論不足だと感じます @hajimaru2 #投稿マップ
2013-12-05 18:36:58
武田さんと僕はおそらくほぼ同世代ということになると思うのだけど、PKO法に対するこの感覚は正直よくわかるところがある。55年体制的な「左翼」に対する漠然とした懐疑というか。
2013-12-06 00:54:38※もともとこのテーマは、歴史学者・與那覇潤氏のツイートを見て知りましたが、現在、氏は静養中で一時的な鍵掛け中おのこと。
一応、解除要請はしています。
【アカウントプロフィルより】
與那覇潤(Yonaha Jun) 非公開ツイート
@jyonaha
街の歴史屋さん。単著『翻訳の政治学』『帝国の残影』『中国化する日本』『日本人はなぜ存在するか』、共著『「日本史」の終わり』『日本の起源』『史論の復権』等の著者。現在静養のため、一時的に鍵かけ中です。(後略)
以下、許可を得てまとめ主が非公式RTの形で当該ツイートを盛りこみます。
赤色が、まとめ主がコピーした與那覇潤氏の関連ツイートです。

狼少年ならぬ「戦前少年」になってはいけないのだけど、海外に軍隊を出すことがそれだけ「大ごと」だった時代の記憶は、逆に大切にしたいな…。RT @hajimaru2 PKO法が強行採決された21年前。「この法律が通れば軍国主義に舞い戻る」という一部主張を真に受けた10代の私
2013-12-08 23:32:56
公民の免許を取る授業で教科書のブラインドテストをした際、安全保障のページは扶桑社に一票を入れたことがある。実はつくる会版だけが「湾岸戦争時に派兵できなかった問題」の経緯を書いていて、他の教科書はあたかも最初から「憲法の平和主義は国際貢献です」だったみたいになっていたから
2013-12-08 23:33:14
軍事力や機密指定とは、政治の手段として「なし」にしてしまうことはできない訳ですが、ある種の「後ろめたさ」を伴って初めて、適切に運用できるものだと思います。なので、目下の採決が「後ろめたくないんだ!」と思いこむためのものなら、大昔の「最後の牛歩戦術」の側に、今も立ちますね
2013-12-08 23:33:36
@jyonaha なるほど、そうですね。当時を思い出すと、10代なりに(10代ゆえに)相当思いつめていました。歴史的転機であり、「大ごと」でした。その後も自衛隊のPKO活動参加については特別の関心を持ち、派遣先のカンボジアなども訪れ、数年後に心の中で「原則賛成」に舵を切りました。
2013-12-06 19:37:55