【美術編６】ノーマン・ザ・スノーマン制作記録

ノーマン・ザ・スノーマン　制作日記まとめ　細かすぎる美術セット編

〜つどえ！ノーマンの仲間Final〜

再びスタジオ撮影にやってきました。再び、ステージのようなセッティングです。

まずは前回のスタジオ撮影で撮り残した雪のシーンから。段ボールに収納された塩たちがスタンバイしています。。。平台のつなぎ目にはガムテープやパーマセルを貼って仮止めしてあります。ぐらつく所にはビスを打って止めています。そして塩対策のために梨地を敷いています。実はこのセット、左側の平台が斜めになっていて、高低差をつけています。

撮影順の都合上、貨車には雪を付けたり取ったり付けたりしています。カメラの奥に作業している様子が写っているのですが。。このシーンでは刷毛を使って小麦粉をまぶしていました。でこぼこに入り込んだ小麦粉をどうやって落とすのかというと、カメラ機材やキーボードなどの埃を吹き飛ばすエアーダストを使いました。

やったー(*^ ^*)

雪のシーンが終わったので、木たちの雪化粧を真っ黒に染め上げる祭が行われました。こうして見ると、木はかなりデフォルメされています。※下のツイートは４月、この企画が始まった頃のつぶやきです。木々もできたてほやほやなので、まだ雪を付けていません。

次はいよいよ、操車場であります！スタジオに持ってくる前に、板カポックを敷いての仮組み。ここから線路を掘り出さなくてはなりません！

ここまでの撮影、ほとんどのセットが「やってみなくちゃわからない」でした。その集大成でもある（手数が多いと言う意味でも）、操車場のシーン。カットが多い上に、地面は全て手で掘り起こさなくてはならないため、セッティングに辿り着くまでの工程をメンバー総出で取り組みました。

箱馬を組み立て、その上に平台を乗せ、地面となる板カポックを敷く前に、倉庫など建物と貨車を並べてみて、大体の位置を決めています。計画通りいけるのか…！平台に所々隙間が空いているのは、板カポックを敷いてしまってからでは真ん中に手が届かなくなるので、人が入り込むスペースを確保するためです。セッティングするときだけではなく、撮影をする際にも、大活躍しました。

操車場の小物は、まとめ４つ目にも紹介されていますが、まだまだたくさん、作り足しています。（どうして写真を撮ってないんだろう…；）

ここはこういう形の線路、ここは砂利が敷き詰めてある、ここは石畳、ここに歩道が通ってる、と、細かく分担しながら一斉にほりほり。ちなみに落とし穴には3人落ちました(- -;)　上からぶら下がっている脚立は、ライトを仕込むためのものです。スポットライトにはIKEAのクリップライト（LED）を使っています。

おなじものかわかりませんが、こんな形のものです。