『黄昏妖人異国館へようこそ』
- aquaknight22
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壮大な夫婦喧嘩が五百年も続いているので人も妖人も大迷惑…かと思えば、「神さんは本当にしょうもないこった」「我らの女神さまのヒステリーにはまいりますわね」とみなあっけらかんとしている。真面目に奮闘しているのは浪漫館の職員ぐらい。 #黄昏妖人異国館へようこそ
2014-01-12 17:00:38神官は男性オンリー(女性は就けない)で、妖官はそれに対抗するかのように女性オンリー(男性禁制)で、このことからも神霊さま(男神)と妖霊さま(女神)の夫婦神の仲違いがうかがえる。 #黄昏妖人異国館へようこそ
2014-01-12 16:54:38また、江戸、明治、大正の時代にわかれた3つの国があり、それぞれがまったく異なる文化を形成している。 #黄昏妖人異国館へようこそ
2014-01-12 16:44:19さらに神官と妖官がこれ幸いとお互いを糾弾するため、浪漫館の職員は年中無休で大忙し。 #黄昏妖人異国館へようこそ
2014-01-12 16:38:45現存する最良の地<ファンタジア>と呼ばれるだけあり、この<黄昏の世界>の人間と妖は本来仲がいいが、一般的に人情に熱いがケンカっぱやい人間、なにかあるとすぐごまかす曖昧で奔放な妖、と対照的であり、いたるところで喧嘩をおっぱじめる。
2014-01-12 16:38:05神官は神に仕える代理人。人側を庇護する。一方妖官は妖を庇護する妖サイドの代理人。ふたつの勢力は二大神と同じく仲が悪く、うまく折り合えずにいる。このふたつを取り持つ緩衝地帯が大使館である「浪漫館」こと、「黄昏妖人異国館」。 #黄昏妖人異国館へようこそ
2014-01-12 16:31:46「妖霊様は怒りました。そなたはわらわに飽きたのか。ならば、わらわも黙ってはおらぬ。そなたよりもっと凄いものを創ってしんぜよう。そして、妖人(ようじん)…そう、妖が誕生しました」 #黄昏妖人異国館へようこそ
2013-12-17 22:36:44「古来、二柱(ふたつ)の神がおりました。神霊さまと妖霊さま。彼らは双子の神であり、大変仲がよろしゅうございました。きっかけは、神霊様が、現人(あらびと)…そう、私たち人間をお創りになったことでございます」 #黄昏妖人異国館へようこそ
2013-12-17 22:36:01文豪は更に詠(うた)う。この我らの愛すべき隣人は、繊細であり、豊楽(ほうらく)であり、刹那(せつな)であり、夢幻(むげん)である…と。 #黄昏妖人異国館へようこそ
2013-12-17 22:18:49文豪は語る。人に忘れ去られた時が、妖の消滅、妖の死<ロスト>だと。 妖は人が好きであり、人も妖が好きである。したがって、人が妖を忘れた時、妖は滅亡する。 #黄昏妖人異国館へようこそ
2013-12-17 22:15:46死刻子視(しこくしし)の時(午後4時44分)は新しい妖が誕生する時間。一方、朝4時44分は始刻祗視(しこくしし)の時と呼ばれ、妖が死する時である。(妖に人のような死はないけれど、消滅はある。) #黄昏妖人異国館にようこそ
2013-12-17 22:13:40「黄昏妖人異国館」が大使館であるにも関わらず、「黄昏妖人大使館」という名前ではないのは、「人と妖はけっして同じではない。素晴らしき違いをたたえ、この貴重な交流を記念にここに設立する」という意味でつけられたため。 #黄昏妖人異国館
2013-12-10 20:04:13百目の紳士が浪漫館の管理人とか。座敷わらしは欲しいな。妖と人が半々で、後は主人公と同じ半人(ハーフ)で構成されているというのはどうだろう。 #黄昏妖人異国館
2013-12-08 19:55:06半猫娘(化け猫と人間のハーフ)のお下げちゃんが主人公というのも可愛いらしくていいかな。ちょっとドジな感じの。はにかんだ感じが可愛い、浪漫館の看板娘。職業は案内係の見習いとか。 #黄昏妖人異国館
2013-12-08 19:50:30死刻(死の時間)というと恐ろしげだが実際はただの駄洒落(だじゃれ)。(朝4時は始刻と呼ばれ、人間の平均起床開始時間。一方死刻は妖の平均起床開始時間。もちろんお寝坊さんもいれば早起きさんもいる) #黄昏妖人異国館
2013-12-08 19:45:05時しるべの塔が死刻(午後4時)を知らせると同時に、人と妖の町が繋がる。(「しるべ」は漢字では標、あるいは導を意味する。)浪漫館(大使館)のある「黄昏町」は常にそのふたつの世界が交わっている唯一の町。外交と観光が盛んな港町。 #黄昏妖人異国館
2013-12-08 19:44:41『黄昏妖人異国館にようこそ』(略して黄昏館)は江戸時代と明治・大正のいいとこ取りでどうだろう。文明開花によってはじまった、妖(正式名称・妖人…ようじん)と人(正式名称・現人…あらひともしくはあらびと)の交流を描いたもの。 #黄昏妖人異国館
2013-12-08 19:23:47~<黄昏の世界>解説つづき。~一見恐ろしげでも、<昼蝉の世界>ほど残酷ではなく、<朝顔の世界>ほど愛に満ちているわけでもない、ニュートラルな世界。昼蝉が無慈悲で地獄的なSFで、朝顔が愛と音楽の楽園なら、黄昏はどこか江戸時代的な情緒と風情(ふぜい)のある世界。 #黄昏の世界
2013-12-02 19:43:04黄昏の世界では人と妖が、時に争いつつも、基本的に隣人愛で結ばれている世界。 人も妖も、こんにちは、という意味で「たそかれ」とあいさつを交わしあう。#黄昏の世界
2013-12-02 19:34:56“黄昏の語源は「誰そ彼(たそかれ)」。薄暗くなった夕方は人の顔が見分けにくく、「誰だあれは」という意味で「誰そ彼(たそかれ)」と言ったことから、「たそかれ(たそがれ)」は夕暮れ時をさす言葉となった” #黄昏の世界
2013-12-02 19:30:52マルシェは<黄昏の世界>(人と妖が共存する世界)の妖人。人を創りし<神霊>と、妖を創りし<妖霊>の二大神がおさめる世界の住人。人と妖を取り持つのは、<神霊>に仕えし神官と、<妖霊>に仕えし霊官。 #黄昏の世界
2013-12-02 19:26:50