10周年のSPコンテンツ!

フィリピン日本語教育事情と台風30号災害支援状況

 2013年12月6日に行われた「地域と日本語教育」研究会:「フィリピン日本語教育事情と台風30号災害支援状況」を実況しました。以下、今回の研究会の概要です。 ■日時:2013年12月6日(金)17:00-19:00 ■場所:早稲田大学早稲田キャンパス22号館716教室 ■内容: 続きを読む
国際 セブ フィリピン 日本語教育
2
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
「地域と日本語教育」研究会 ■日時:12/6日(金)17:00-19:00 ■内容 フィリピンの日本語教育事情 フィリピンの中等教育をはじめとした日本語教育、看護・介護士の送り出し側の様子などについて、この11月に被害を及ぼした台風の状況とその後の支援などについて
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
■ゲストスピーカー 松井孝浩さん 国際交流基金 日本語専門家 マニラ日本文化センター(セブ駐在)・日研修士12期生
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
日本以外では、国籍、母語、民族が重ならないのが、むしろ普通。フィリピンでは、「日本人」の意味が違う。
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・日本語教育支援活動 ・ストリート・チルドレンへの音楽教育支援活動 「エル・システマ」http://t.co/AtWzqxAiKe ・台風ヨランダ被災者支援活動
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・多民族国家フィリピン  言語(タガログ、ビサヤ等)民族が多様。 ・GDPの2割をOFW(出稼ぎ)による送金で創出 →異なる文化、言語等に寛容、気にしない、されない
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・セブ及びビサヤ地域 セブ:ビサヤ地域の中心都市 フィリピンの古都:フィリピン植民地政府の首府。独立闘争の始まり 言語:タガログ(マニラ)VSビサヤ(セブ) 宗教:カソリック95% 人口:約250(メトロ・セブ)
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
最近の動向: ・英語留学 ・IT企業の進出  携帯ゲーム、美容院のカルテのデータ化 ・看護・介護師の日本派遣事業 アメリカの自動車産業で働いている人を介護産業へ→フィリピンで介護師が余る→アメリカの代わりに日本へ
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
【フィリピンの教育】 ・小学校6年(7~12歳) ・高校4年(13~16歳) ・大学4年(17~20歳) ・現在教育制度改革進行中、2016年には高校教育が6年制に ・義務教育 小学校、(授業料)無償教育 高校  高校生は素朴で、まじめ。  学習意欲がない人はそもそも高校に来ない
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・初等教育修了率 70-80% ・高等教育進学率 80%(全体の約65%) ・大学進学率 40%?(全体の約25%) ※主に経済的な事情(学校に行かずに働かなければならない)ドロップアウトする人も多い。
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・都市と地方との貧しい教育格差  飢えている子どもがいる。  土地がやせているため、農業ができない。  空腹のため、胃液が泡だち、腹痛を訴えて、保健室に来る生徒がいる。  一定の体重を下回っている生徒には配給がある。  様々な支援はあるものの、追いつかない。
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・国語、社会はフィリピノ語、理数系科目は英語 ・ビサヤ地域では最低ビサヤ語、フィリピノ語、英語の3言語併用 ・小学校3年まではビサヤ語での教育が推奨されている。
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
→第一言語が何かという問いが成り立たない。 トピック、状況によって、融通無碍に言語をスイッチする。 ダブルリミテッド? 使えるときに使える語を使う。 何でもいいから言ってわかってもらおうとする姿勢がある。
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・「あなたの第一言語は何ですか」という問いに答えられない。 →「それは仕事のとき、うちで?」「書くとき、話すとき?」 ・まずは第一言語を確立しよう発想が成り立たない。 ・決めるときに話し合いが長くなる。  論理的思考が甘い?  彼らは複数言語による複雑な意味世界を生きている。
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・人間関係が濃密。 ・言語が通じにくい世界で、効率悪くやっていくのも、人間関係にとってはいいのではないか。 ・やたら意味もなく、歌って踊っている。ことばじゃないもので、人をつないでいく何かがある。(日本のコミュニケーションはことばに頼りすぎ?)
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・コミュニケーションが身体的。 ・初めは違和感があったが、今では歌ったり、踊ったりするのが楽しくなってきた。(松井さん) ・ことばができる前の何か。無文字社会。 ・歌はもともと濃密関係があるところで、更に関係を深めるためにできたのでは?
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・ことばでのコミュニケーションがあいまいな中で、ことばだけではないコミュニケーション手段として、歌や踊りがあるのでは?
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・日本に対する認識はあいまい。 →「江南スタイル」は日本のダンス →「日本のものを持ってきてください」 サムソンの製品、花菱
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
【フィリピンの日本語教育事情】 ・学習者数:32418人(世界第10位) ・学習目的:実利志向(IT技術者、技能実習生、看護・介護師など)、趣味 課題: ・基本的に英語志向が強いため、外国語教育の実績がない。 ・外国語専門大学、日本語主専攻、日本語教員養成課程がない。
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・大学での日本語教育は選択外国語として年100時間程度のみ。 ・それ以上の学習は企業内研修が担っている。 外国語学習観:「ことば」は生活の中で身につけるもの。 ・結婚 ・出稼ぎ
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・日本語を学ぶと、どのようないいことがあるか。 →日本語を学ぶことによって、お腹を空かせた子どもたちが食えるようになると説明しなければならないがなかなか難しい。
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・セブの人たちは、ビサヤ語だけでは、上昇できない。英語やフィリピノ語は上昇するために必須。では、日本語にはどのようなメリットが?
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・一人ひとりの生徒と関係性を築くことは重要。というか、それは前提。しかし、それ以外の日本語を学ぶ意義が欲しい。自分が納得行く形で日本語を学ぶ意義をアピールしたい。(お題目としては、異文化理解とは説明するが)
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
・お腹を空かせている子どもに「日本語を学ぶとこういういいことがある」というのを自信を持って伝えたい。「日本語教育は、パンに勝てるのか」
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
【フィリピン台風被害状況】 ・高潮警報が出たが、英語だったので、「高潮」の意味がわからない人が多かった。 ・社会的な弱者が家屋を失い、非難場所もない状況に置かれた。 ・バナナ、マンゴー、サトウキビ、養鶏などの産業が壊滅。 →台風被害は、貧困問題と密接に関わっている。
メルマガ 週刊「日本語教育」批評 @NKhihyo
【支援の状況】 ・翌9日からセブ市内の社会福祉団体などが救援物資の集積を開始。 ・10日よりセブ市内の団体がボートで救援物資輸送開始 ・10日よりフィリピン大学セブ校にて大学支援本部発足 ・フィリピン大学タクロバン校への支援が始まる。
残りを読む(13)

コメント

コメントがまだありません。感想を最初に伝えてみませんか?

ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする