【書評】 白熱光 [著]グレッグ・イーガン: ■「あなたはDNA生まれですか」 綿密な科学考証を元に大きな物語をつむぐハードSFを紹介したい。当代屈指のSF作家、グレッグ・イーガンの最新翻訳長編だ。... http://t.co/R9QdtX3bAJ #bookasa
2014-02-18 10:48:08いまのRTは日曜の朝日新聞に載った川端裕人さんによるイーガン『白熱光』(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)書評。最後に、“この書評を読んで難しそうな本だと思った人”むけに『しあわせの理由』『ひとりっ子』(ともにハヤカワ文庫SF)などの短篇集も薦めていただいたのがとてもありがたい。
2014-02-18 20:59:44続)逆に、もし理系に限らず科学好き(とくに物理学)で書評欄はちらっと見るけれどふだん小説は読まないという人がいて、そういう人に「こんな本(SF)があるのか(こんな作家がいるのか)」と興味を持ってもらえたら、それもうれしい。
2014-02-18 21:01:10続)形状を語るところ(クレメント作品でのそれは誤りなのですが)や、その後、とくに後半、現象をもとに物理法則や世界観を見出していく部分は、ちらちらと『白熱光』を想起させる。ただクレメント作品では、人間の科学知識に対する答え合わせ・謎解きのかたちでそれが進む感があり、(続
2014-02-18 21:53:44続)作品全体もそういう印象。あと、フォワードのチーラもの同様、クレメントのメスクリン人も、異星知的生物の擬人化の根本的な方針で『白熱光』との違いを感じた。
2014-02-18 21:56:46ハル・クレメント『超惑星への使命』小隅黎訳(ハヤカワ・SF・シリーズ)をスーパー源氏経由で購入(ヒューゴー賞候補なのに未読だったんですすみません)。その訳者あとがきに、メスクリン人は体の前後に一対ずつ計四つのはさみ(刃は計八つ)を持つので八進法を用いている、とある。(続
2014-02-19 19:00:08続)ハヤカワ文庫SF版『重力の使命』(浅倉久志訳)にそのとおりのメスクリン人が描かれてるのに、全然意識してなかった。もしかして『白熱光』偶数章の六進法がこれを意識したものだというのはかなり…。ていうか『白熱光』訳者あとがきで六進法の件に触れ忘れてることにいまになって気づいた…
2014-02-19 19:06:34【更新再掲】『白熱光』を含む既訳のイーガン作品の電子書籍化の連絡は、本日現在、訳者のところにはありません。なので、あくまでもたぶんですが、まだしばらく(少なくとも来月まで待っても)邦訳のKindle版とかは出ないと思います。
2014-02-21 19:51:18長山靖生さんが書かれている共同通信配信のSF時評で、イーガン『白熱光』を取りあげていただきました。ありがとうございます。メインの紹介は六冬和生『みずは無間』と結城充考『躯体上の翼』。ぼくが見たのは高知新聞2月16日付ですが、ほかの地方紙でも今月載った/載るところがあると思います。
2014-02-25 19:15:24用語チェックをされた板倉さんのツイート
1:イーガンの『白熱光』ですが、自分は理系の博士過程出ではあるけど回転するブラックホールとか聞いたことはあるかな、レベルだったのでじっくり勉強してKerr metric のnull geodesic を数値計算したりもして、頭の整理に図を描いて山岸さんに送ったりしてました
2013-12-11 08:26:052:毎週何章かずつ、じっくりだったので勉強には丁度良いペースでした。なので数日で読破して完全に理解とかスジモンでもなければ無理です。あと4つの間違いやすい点、というのもチェック半分あたりで偶然検索で気がつきました。という訳で日本の読者レベルたかすぎ
2013-12-11 08:29:25イーガン『白熱光』の宇宙人はいずもり・ようさん @yizumori のビジュアルで脳内補間すると楽しいかも http://t.co/0GDk3YmsHK
2013-12-13 19:21:58「白熱光」読破した人向け、ネタバレ計算問題を以下のページの最後に。 http://t.co/Sr875WlJnB イーガンの興味は物理であって天文じゃないんで、そこまで設定を詰めてない可能性も大ですが。
2013-12-19 20:12:44白熱光、スプリンターの図を新しくしてみた。ごちゃごちゃしてるかも? inkscapeでぼかし使うと遅くなってたえられない http://t.co/mxuLmjPqjr
2014-02-02 22:42:41どんな無理ゲーやねん、という課題をどんだけチートやねん、という手際でクリアしていくエンダーのゲームに白熱光は近いかも。密室で力学から一般相対論まで構築せよ、という無理ゲー。
2014-02-14 00:41:39