チートその1は真空、摩擦なしという状況で「力が働かない物体は速度を保つ」という慣性の法則が物理学以前に自明の理として受け入れられてた点。その2はアインシュタインが等価原理を思いついた思考実験の状況そのままがあった点。3は普通の道具で相対論効果を測定できるような状況。
2014-02-14 00:43:18現代SF紹介者の鳴庭さんと山岸さん、板倉さんのやりとり
『白熱光』は面白いけど、イーガンはもう科学理論とその数学的基盤の発見に勝るSoWはないと考えてるのかな。塵理論みたいな言ったもん勝ち路線のが好きなんだけど。
2013-12-15 21:12:51@naruniwa 塵理論級のホラは何個も思いつくの難しいですけど、現実or現実と少しだけ違う物理を元にひたすら計算すると世界が自動的に出てくるんでやりやすいんだと思います
2013-12-15 22:17:25@naruniwa そこは奇数章のゼイの設定とあわせた上、ストーリー上であのあたりから若い世代の天才がぼこぼこ出てきたことを考えると、単に人間とも通じる感情が生じたというだけのことではなくて…ということだと思いました。
2013-12-15 21:28:04@ymgsm 設定との関連はおっしゃるとおりだと思います。それと別に、そういえばZendegiもClockwork Rocketも語り手が親ないし生殖で悩む部分が印象的だったので、作者の心境の変化かしらんと勘ぐってしまいました。
2013-12-15 22:15:40@naruniwa ああ、「キューティ」という極端なのが思い浮かんじゃうんで親子関係はあまり考えたことがなかったんですが、確かに『白熱光』の次がZendegi、と並べるとあれっという感じですね。
2013-12-15 22:52:45SF作家の小川一水さんのツイート
イーガン「白熱光」を六ページほど読んだ。超未来、銀河系のどこか、情報化された広義の人類の座談会に現れて、うまい話を持ちかける謎の訪問者。ははは、これこれ。
2013-12-09 14:55:38白熱光、開幕はロストワールドな感じ。銀河は人類ともうひとつの勢力に、目玉焼きのような塗り分けで支配されている。人類は外側の白身だが、ずっと沈黙していた黄身の種族が、ある日「うちの領土になんだかわからんけど地球種っぽい生物見つけたから調査してくれね?」と連絡してくる。
2013-12-09 15:20:26イーガン「白熱光」を半分まで読み進む。異様な小惑星世界の生物の暮らしと、それを探す超進歩した人類の追跡が交互に続く。これはイーガン流の「竜の卵」だ。異生物による科学と数学の発見と進展を地球語で書く苦労がすごそう。訳者もすごい。
2013-12-11 16:45:14「ちょっと数百光年先の600メートルの物体を見つけたいなあ」ってんで、口径一千万キロメートルの多レンズ望遠鏡を二人でちゃっちゃと作っちゃう未来人類。
2013-12-11 17:41:00終わり近くまで読み進んだ。この原始的な異星人たちは、おそらく地球数学の幾何学と軌道力学の、ある特殊な一分野を、彼らの生い立ちが許す範囲で体系立てつつあると思うのだが、こっちの数学知識が足りず、理解しきれない。もどかしい。
2013-12-11 19:06:54