10周年のSPコンテンツ!
35
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma
黒瀬陽平 @kaichoo の12月刊行予定の新刊『情報社会の情念』をゲラで半分ほど読んだが、これは傑作なのではなかろうか。
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma
黒瀬陽平 @kaichoo に絶賛の電話をした。ゲンロンカフェ年内最終日は彼との対話で行くことになった。黒瀬新刊は寺山修司論が中心になっているが、それがそのままゼロ年代論、観光地化計画論、ひいては東浩紀活動論にもなっているので、ゲンロン2013年の締めくくりとしてふさわしいはず。
渡邉英徳 @hwtnv
黒瀬陽平さんの博士論文「情報社会の彼岸 ――「負の拡張現実」とその両義性」。僕らが教わった科学技術論文の題目の付け方とは、まったく流儀が異なることがわかる。内容を知りたいところ http://t.co/4g44CkAps9
東浩紀 Hiroki Azuma @hazuma
ぼくの博士論文なんて「存在論的、郵便的——後期ジャック・デリダと精神分析」ですからねw RT @hwtnv 黒瀬陽平さんの「情報社会の彼岸 ――「負の拡張現実」とその両義性」。科学技術論文の題目の付け方とは、まったく流儀が異なるる。http://t.co/jX3o1jFtq4
渡邉英徳 @hwtnv
@hazuma さっき書いたんですが、あくまで科学技術論文の流儀ですから。人文系の論文はまた流儀が異なるのかな、とも思います。
リンク dr-exhibition.geidai.ac.jp 東京藝術大学 博士審査展
渡邉英徳 @hwtnv
①何を目的に ②何を制作して ③どう検証した ④その結果何がいえるか をそれぞれ一文で書き出す。それらを繋ぐと論文要旨になる。それぞれから落とせない単語を拾って繋げると「題目」になる。つまり、題目をみれば論文の概要がわかる。僕はそう教わってきた。
渡邉英徳 @hwtnv
なので、論文誌をめくるときはまず題目をみる。そこで内容がつかめたら要旨を読み、詳細を知りたければ論文本体を読む。つまり題目がイマイチだとなかなか読むに至れない。査読時もそこを指摘することがある。先程の芸大のもののように、おそらくは叙述的な論文の場合は、また事情が異なるのかな。
渡邉英徳 @hwtnv
といいつつ僕も、査読論文ではなく寄稿だったり書籍だったりするときは、湿り気のあるタイトルを付けたり本文を書いたりもする。あくまで論文執筆の流儀のひとつ。でも、こと研究発表においては有用なメソッドだと思っている。
渡邉英徳 @hwtnv
なお僕の博論のタイトルは「マッシュアッピングと顔アイコンによるデジタルアーカイブ資料についての記憶促進」。新書その他のタイトルと比べてもらうと、付け方の違いがよくわかると思います。
黒瀬陽平 @kaichoo
@hwtnv そうですね。ぼくの所属は藝大のなかの、さらに芸術学系でもない作品制作中心の学科なので、博論といえどもガチガチにアカデミック形式にすることはほとんどありません。学会のようなところに向けて書くのではなく、卒業制作作品の「解説」といった意味合いが強いです。
渡邉英徳 @hwtnv
@kaichoo うちの学生たちは工学部のなかのアート&デザイン系学域なので、作品もつくらねばならずガチで論文も書かねばならずという二重苦(楽?)を負っています 笑 それだけ力も付けてくれてるとは思いますが。
渡邉英徳 @hwtnv
@kaichoo 流儀が違うのはあたりまえなので、自分ならこう論述して、こういうタイトルを付けるかも、とシミュレーションしてみたりします。博論、公開されたら拝読したいと思います。
黒瀬陽平 @kaichoo
@hwtnv なるほど それはたしかに力が付くはずですね。実はぼくも当初は、どうせならちゃんとアカデミックな形式で全部書こうと思っていたんですが、途中で諦めたんです。アカデミックな形式では書きたいと思っていることが上手く書けず、かといって内容を変えることもできなかったので。
黒瀬陽平 @kaichoo
@hwtnv それは甘えといえば甘えなんですが、しかしぼくは美術評論においてアカデミックな世界で生きていく気は一切ないので、書くべきことを書こう、と決めたということでもあります。
渡邉英徳 @hwtnv
@kaichoo 作品は無限の解釈を生み得る / 論文に誤読の余地はない、と、もともと正反対の性格のものかも知れません。僕の場合は作品先行で、論文はその一つの面を論じたものになっています。
渡邉英徳 @hwtnv
@kaichoo 評論のようにプロとして書く文章と「科学」の論文(理系文系問わず)は性格が異なるはずです。後者は客観的に事実を述べ、新たな知見を提供せねばならない。前者は正直わかりません 笑 が、まずは読者を楽しませなければなりませんよね。
黒瀬陽平 @kaichoo
@hwtnv ありがとうございます!とはいえ、博論は単著(『情報社会の情念の』)のショートバージョンのようなものですが......
リンク KAI-YOU.net | POP is Here . 美術評論家・黒瀬陽平、初単著『情報社会の情念』を刊行 美術家・評論家として知られる黒瀬陽平さんが初の単著となる『情報社会の情念―クリエイティブの条件を問う』をNHKブックスより刊行することが分かった。発売日は2013年12月20日(金)。価格は1050円(税込)。黒瀬さんは2008年に「見開き2ページの批評実験」をコン...
渡邉英徳 @hwtnv
@kaichoo はい。たぶんWeb公開されるのでは。ご著書も拝読しようと思います。
黒瀬陽平 @kaichoo
渡邉さんのお仕事は以前から拝見していたけれど(ネット上の渡邉さんの動画はほとんどすべて見てるw)、こんなところで(こんな話題で)ファーストコンタクトとは...
渡邉英徳 @hwtnv
僕も黒瀬さんのツイートはこっそり(以下略
黒瀬陽平 @kaichoo
論文は論理なので当然、仮説があって、検証があって、証明があって、結論がないと成り立たない。それに対して、作品はいろいろな仮説や、仮説ですらない漠然とした予感のようなものを複数詰め込むことができる。しかし、だからといって論文が必ず単線的なものかというとそうでもない。
黒瀬陽平 @kaichoo
ぼくが単著で取り扱った寺山修司や岡本太郎やヴァールブルクは、論理を扱いながらも、自分でははっきりと意識していないことまでテキストに書いてしまっている人たちだった。そのことに、生前の本人たちはあまり気づいていなかった。そういうことが起きるところに、ぼくは論理の魅力を感じる。
黒瀬陽平 @kaichoo
そういう意味で、ぼくは寺山に対してはすごく両義的な気持ちを持ってる。はっきり言って、彼の評論やしゃべりの8割くらいは全然おもしろくない。でも、歌人であり、小説家であり、劇作家であり、映画監督であり、、という寺山の全体像を通して再読してみると、異様に輝くテキストが混ざっている。
残りを読む(2)

コメント

糾弾者 @9dan_w 2013年12月11日
博士課程まで進んだ人間がまとめタイトルにある発言をすることにもはや戦慄すら覚えるレベルですが、「しかしぼくは美術評論においてアカデミックな世界で生きていく気は一切ない」って発言は大学に対してあまりにも不誠実がすぎると思うんですが。じゃあ何のために博士号を貰おうとしているんだと
殿様 @cea46200 2013年12月11日
異例の論文取り下げの原因はこういうことか… また、論になっていない論を絶賛するのも同レベルのボンクラである証
BB ver.2.0 @bb201204291813 2013年12月11日
黒瀬陽平氏が作品を発表する際の発言は常に「何も産み出せなかった無力な世界」へ自身がもたらすであろうカタルシスに陶酔している。 カオスラウンジ宣言もだが、毎回その発言が挑発行為となり炎上を招いている事実をいい加減学んでいただきたい。
karedo @susumu_karedo 2013年12月11日
そもそも黒瀬くんの卒論概要読むかぎり、これ美術評論じゃないよね。芸大の博士課程が美術評論じゃない博論じゃない文章を博士審査に上程して「俺はここでは生きていかない」って、いややっぱり色んな方面に喧嘩売っててさすがだと思う
プリン零式改@カオス*ラウンジ言説担当 @prin0shiki 2013年12月11日
この黒瀬陽平さんの態度、現在、過去、未来、自分の言ってること、言ったこと、これから言うことの信頼性を殺してるんですけど大丈夫?
大村k.n @ohmura_keru 2013年12月11日
12月17日13:00-14:00 東京藝術大学美術館B2Fでの博論審査発表楽しみです
語られざるもの、悉若無@神精宝具開発中(🌳)(💧)(💀) @L_O_Nihilum 2013年12月11日
言ってることは事実だがアンタらには言われたかない,の典型的実例。あとAHさん,自己宣伝には念が入ってるね。いつもどーり。
こはだいれぶん @kohada11 2013年12月11日
学費を平気でドブに捨てるような発言にめまいがします。
positive seed @sticknumber31 2013年12月15日
博士論文読んできたゾー。すっげぇ草が生えたゾー。(池沼)
positive seed @sticknumber31 2013年12月15日
ネット上のユーザー達→こなた→らきすたの世界
positive seed @sticknumber31 2013年12月15日
マジレスすると、インターネットのSNSなどの各サービスをプラットホームとした可能性を説いた論文みたいなのは五美大展の学士研究の中にも似たようなものがあった。ポジ瀬くんの論文はそれらの発展型と言えばそうなのだがー
positive seed @sticknumber31 2013年12月15日
美術ノンケのワシからすると、ぶっちゃけ「は?それ美術と関係なくね?メディア学部とかでやれば?」的な印象は否めなかった事と同時に、真摯に自分の作品制作と向き合った他の学生との違和感がかなりあったというのが五美大展の思い出
大村k.n @ohmura_keru 2013年12月15日
去年博論審査をドタキャンしてから、別のテーマにかえて一年未満で(去年は9月提出)マトモに書けるんですか?博論なら尚更先行研究を可能な限り押さえるものだと思うんですが
positive seed @sticknumber31 2013年12月15日
帰りの新幹線で思い返してみるに、今回のポジ論文はそういった「大学生活の間ずっと作品作らずネットで遊んでましたwww」な底辺美大生がそのままの路線で博士まで行っちゃった・・・みたいな印象は免れないわけですよ。
positive seed @sticknumber31 2013年12月15日
だって、否応がなしに隣の作品と見比べられちゃうわけで。特に、今回の地下2階展示場はゲイ大でも特にレベルの高い保存修復科の展示がある。紙の劣化にアレニウスプロットまで提示して解説する専門性の高さよ。
positive seed @sticknumber31 2013年12月15日
かたや黒瀬くんの展示は「monument」と称したモザイク処理した写真のパネル展示であり、しかも繋ぎ目が波立っているという。まー、こればっかりは実際見に行った方が良いのかな?なかなか面白い展示もあったし、入館タダなので、お奨めですよ。
positive seed @sticknumber31 2013年12月15日
ま、ケツ論から云うと寺山修司とか「は?誰それ?」な次元の僕が寺山修司研究とか読んでも「は?何これ?」になるのは不可避案件だったんですけどね。しかし最初の「作品の作者性」に関する主張は明らかにおかしいと思ったよ?MAD動画だって素材とは別に編集の作者性は明らかにあるわけだし。
positive seed @sticknumber31 2013年12月15日
みんなもお蔵入りになる前に黒瀬ポジフラット論文読みに行こうぜ!クリップで挟んで壁に引っ掛けてあるぞ!
語られざるもの、悉若無@神精宝具開発中(🌳)(💧)(💀) @L_O_Nihilum 2013年12月25日
そのとおり。「MAD動画だって素材とは別に編集の作者性は明らかにあるわけだし」…これを最初から突き崩すために東らのポストモダン流行にかこつけてんのが黒瀬さんですからwww 最初からでっちあげるために作られた論文なんて読まされても…ねえ?
語られざるもの、悉若無@神精宝具開発中(🌳)(💧)(💀) @L_O_Nihilum 2013年12月25日
重要なことをわざわざスルーして議論するのがクセなゲンロン芸術家あんど言論人。じゃどうして原作者という意識が享受者のなかにあって,それがどのように認識から存在になってんのか,って話がまーーったくされない(あるいはしてるフリしてさらーっと抜かしている)。
語られざるもの、悉若無@神精宝具開発中(🌳)(💧)(💀) @L_O_Nihilum 2013年12月25日
ちなみに論文の題目が方法論を伴った書き方をしない,という手法はいちおう黒瀬のこの書き方以前にもないわけじゃないもの。というか哲学系の論文だとほとんど詩のようだったりする場合もあるし,論文の枚数とかも1枚しかないゲティア問題なんて例もあるほどだ。
語られざるもの、悉若無@神精宝具開発中(🌳)(💧)(💀) @L_O_Nihilum 2013年12月25日
ただそういうことはいい加減に人を上から目線で評論・分類してエンクロージャー気味に社会論にこきつけるための批評が口走っていいことではない。あれはあれで言葉やその扱いの曖昧さ,リスクを考慮したうえでの話だったわけで,情報社会のクラウド性の負の部分を誇張して悪用するためにあるものじゃない,ということは言っておかなきゃダメ。
ログインして広告を非表示にする
ログインして広告を非表示にする