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思い返せばairで一番泣いたのもゴールでもなくママーでもなく第11話の「お母さん、美味しい」のあの親子の和解の一言のシーンだったな。原作はともかく、アニメ見てあのシーンが一番泣いたって言えない人は漏れなくにわかだと思っている。
2013-12-13 01:06:42だけど物語をちゃんと理解している人にとっては武田商店の前でゴールするシーンは予定調和でしかないし、浜辺で幼児化した美鈴と和解するシーンも同様に絆の再確認でしかないわけですよ。 晴子さんと美鈴が始めて和解できたのは「お母さん、美味しい。」のあのシーンでしかないわけですよ。
2013-12-13 01:10:53物語の最初から、「にはは」と作り笑いでしか笑えない美鈴が、珍しいカブトムシのツガイを見つけた時ですら遠慮して我慢していた美鈴が始めて堂々と自分の意志で他者とのコミットメントを堂々と選択できた物語で一番貴重なシーンなんですよ。そこんとこ分かってますか平野さん。
2013-12-13 01:15:14ぶっちゃけAirで観鈴ちんとの関係で重要なのは晴子じゃなくて往人(主人公キャラ)だと思ってる。たしかにゴールシーンとか泣き所だけどそこはAirの肝じゃない。
2013-12-13 01:20:12物語全体を知っている僕らプレイヤーにとっては、序盤の誰かと仲良くしたいのにそれでも限界を認識していて一歩外れて寂しそうに笑う彼女が何よりも痛ましく見えるんですよ。その彼女が物語中で唯一酬われるシーンがあそこなんです。とりあえずぷよ厨のOさんもairやりましょう。
2013-12-13 01:20:33どんだけ自分が泣こうが喚こうが、自分の近くにいることで死に近づいていようが、それでも自分の側にいてくれる、そういう存在を知る事でしか美鈴はコミットメントを選択する事ができない精神状態にいたんですよ。
2013-12-13 01:24:45往人のおかげで救われたわけじゃないんです。でも、今まで1000年間できなかったように、往人のお母さんができなかったように、理詰めで考えて美鈴の側を離れるのではなくて、何となく、それでも美鈴の側にいたいと思ってしまった事が美鈴が救われるきっかけですよ
2013-12-13 01:29:01京アニの素晴らしい所は、第一話のラストのシーンの「地上にいる事なんて、ぜーんぶちっぽけに見えて、きっとすごく優しい気持ちになれるんだよね」っていう美鈴の心情を理解する上で最も重要な台詞を、原作にもそんなもの無いのにサラッと挿入できてしまう点なんですよ。
2013-12-13 01:52:28だから京アニairは素晴らしいんです。つきあってもいいんだよ?とか平気で金髪の女の子がのたまういう某東映の明日の往人とかいう映画とは比べる事すらおこがましいんですよ。
2013-12-13 01:54:57