セックスワーカー支援と医療と偏見をめぐって
- crowserpent
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@ihatov_cc 結局、医療現場で厳しい性差別があり、その中で生活している人の最善は、やはりそれを反映するだろうとおもいます。以前から宮地尚子さんはその話されてますね。だから理念的には医療現場での性差別をなくすことが必要でしょう。気の長い話ですが、そう思っています。
2013-12-11 21:59:45医療現場での性差別は厳しくお医者さんたちも内面化しています。とても、女性が働きやすい現場ではありません。その中で、セックスワークで働く女性に向けられる視線、評価はやはりジェンダーバイアスや性についての偏見を含むものになるでしょう。医療者の性教育は患者以上に喫緊の課題だと思います
2013-12-11 22:02:52(もちろん、大学でも喫緊の課題だと思い、私はせこせこと院生主催のセクハラ研修や、映画上映会、ミスコンへの申し入れなど地味にやっているのですが、わたし、活動家としては今ひとつなので盛り上がらず……論文読んだり議論するほうが得意です。まあ、だから研究職志望なんですが)
2013-12-11 22:05:52私は、支援者からの二次加害についての相談窓口の情報を今のところ持っていません。どなたかご存知でしょうか?
2013-12-11 22:15:31@renrakufontda 医療現場における二次加害や性差別は紛れもない現実ですから、それはそれで変革していくしかないですね。ただ、セックスワークに従事し続けることが本人にとってどう影響がありうるのか、専門知識のある人が「助言」するということはあってもいいのではないでしょうか。
2013-12-11 22:21:32@ihatov_cc ケースバイケースとしか言えないと思います(^_^;) 医者にもキャラクターがあるでしょうし、向き不向きもあると思います。言えることがあるときは言い、ないときは黙っていればいいのではないでしょうか。(自助グループのサバイバーに伝授してもらった方法です)
2013-12-11 22:48:23@ihatov_cc ただ、結局、医者の側が常に自分の中のセックスワークに対する偏見を問い直して行くことが必要だし、セックスワーカーの声(特に支援者に向けた当事者団体のメッセージ)に耳を傾けて行くことは必要なんだと思います。セックスワークの専門知識を持つのはかれらだと思います。
2013-12-11 22:58:01セックスワークについて、一番よく知ってるのはセックスワーカー。だから、医者にしろ、司法実務家にしろ、研究者にしろ、まず耳を傾けないといけない。なんかここ十年、そればっかり言われてきたし、もう言わなくていいのかもしれないけど、やっぱり言っておこうと思います。「当事者の声を聴け」
2013-12-11 23:01:29私がメタ?ベタならわかる。こういう発言をメタに立つっていうんじゃないの?→ “@yash_san: こういうメタに立ちたい人文系の言論ゲームって、原発事故の後で欠如モデル批判で盛り上がってたSTSの役立たずたちを思い出させるね。 http://t.co/sLbrTv2UkP”
2013-12-12 10:55:20だんだん、わからない方向で批判されるように。ブログを数年やってて、初めて「メタ」だと言われました。ベタな医療批判でしかないと思うのですが……。一方で「怒りすぎ」だと言われ、他方「嘲笑している」と言われております。書き手の書いてる時の精神状態って、読み手はわかんないもんだからなあ。
2013-12-12 10:59:15一応、解説しておくと、私は性暴力被害者支援団体にいたことがあり、そのあとフラフラしている中で、セックスワークに従事する人とも関わりが増え、紆余曲折でこういう意見になっております。セックスワークの話をするときはけっこう取り乱すので、自分はあまり向いてないと思っています。(表現規制も
2013-12-12 11:03:03本当はたくさんの論者がいて、いろんな話が出てきたほうがいいと思っています。私より、もっと切り込んだ議論ができる人もいると思います。しかし、残念ながら、慢性的な人手不足です。なぜなら、性(暴力、労働、表現など)は議論すればするほど、実存にも関わり、消耗して傷つくことが多いからです。
2013-12-12 11:11:54言論ごっこなどという、メタな揶揄ではなく、関心がある人には積極的に議論に参入して欲しいです。私は積み重なったいろんなもので、こうとしか言えないところがあり、限界があります。それでも、黙るとかやめるとかも違うと思うので、断続的にこの問題は、学び続けたいし、考え続けたいです。
2013-12-12 11:21:14http://t.co/RjtJf1WkH0 … font-da氏の記事上がってたのでざっと読んだけど、セックスワーク支援まわりの話が網羅的にまとまってる。ブクマコメントは「説教」を肯定する意見が多いなー。幾つかTweetしときたいこともあるけど、混み入った話なので後で。
2013-12-11 18:09:04論点は「セックスワークに対する医療のパターナリズムの是非」というところに集約されそう。/「風俗で働く」ことを怒ることは百害あって一利なし - キリンが逆立ちしたピアス http://t.co/69p1nLKk2h
2013-12-11 23:23:30河野先生が 「セックスワーカーたちに対して『怒って』いるわけではない、ただ本気で親身になって考えているだけだ」 という意見に同意する人は多いと思う(一面の真実ではある)。しかしそれは医療者という権力者によるセックスワーカーへのパターナルな支配でもあるわけね。
2013-12-11 23:27:36そのとおりではあるけれど、2年以上続いた医師と患者の個別的関係、しかも患者側が性病罹患を繰り返すという状況においてパターナリズムの介在を否定するのは無理もいいところだと思える。あと、font-daの言動はやはり捏造レベルだ。 @crowserpent
2013-12-11 23:30:34それが単にパターナリズムであるのみならず、結果的にセックスワーカーのエンパワーメントを阻害している、というのがfont-da氏の主要な論点だ。ただ、この「説教」をめぐっては、少なくとも二つのレベルで考える必要がある。
2013-12-11 23:30:37一つは、河野先生がブログ内で書かれているセックスワーカーの患者さんとの1対1の関係内というレベル。医療者と患者との個人の間での信頼関係の中で、「説教」は必ずしも医療不信やエンパワーメントの阻害に結び付くとは言えない、というのはもっともな話だと思う。
2013-12-11 23:37:04@crowserpent あーごめん、とりあえず拝聴する。僕へのレスは後回しで良いし、しなくてももちろん良い。聞きたいことあったら聞く。
2013-12-11 23:37:42http://t.co/CfjwqqIW9l のlisagasu氏のコメントとかはその辺を考慮したものだと思われる。また、font-da氏自身もそうしたことを全否定しているわけではないように思える。 https://t.co/9TFPRr6OUS
2013-12-11 23:41:54例に挙がっている患者さんとのやりとりはごく一部が書かれているに過ぎないわけで、そのような「説教」は悪いことだと断罪することはできない。
2013-12-11 23:48:00一方で、この話には「ブログ記事として、セックスワーカーへの一般論を含めて読者に向けて語られている」というもう一つの側面がある。件の患者さんとは記事に書かれていない部分で信頼関係が築かれていて、その背景の上での「説教」であっても、第三者に対して語るときにはその「背景」は見えない。
2013-12-11 23:52:42そのレベルでは、セックスワーカーへの「説教」は「プロ意識のない若いセックスワーカー」へのものへと平板化され、そうしたセックスワーカー全般の意識の問題として語られ、また受け取られてしまう。
2013-12-11 23:58:05現場の医療者としての河野先生の「説教」それ自体は必ずしも悪いとは言えない(というか、読者からはその部分は分からない)と思うけれど、性に関する啓蒙の発信者としての河野先生の「若いセックスワーカーに対する物言い」については話は別ってことね。
2013-12-12 00:09:42