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米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
迷惑をかけた相手にどうお詫びするか考えたり。つい熱くツイートしてしまって申し訳ないなと。でも日頃思っていることだし、それで血を流してきたこと。編集長って大変だよなあ。編集だけでもすごい仕事なのに。だから凹んでいるのはを放っておけない。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
編集長は責任は多いわ自分で直接介入するわけにはいかないわだし。部下の編集が下手打たないかと思っても信頼するしかないし。で、経営側は数字で文句言ってくるし。世の大人はみんなそうやっているんだろうけど、でも腕のいい編集さんは、あと4年ぐらい後にはこだわらなくてもイケるとおもうんだわ。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
出版社と別個になる、というのは編集王(古い)の三角関係の話で、編集さんが会社をとるか作者をとるかの話だけど、本来編集は編集を取るべきだと思うのね。ポリシー持って、面白いと思ったものに正直で、それを突き詰めることだけが下がってくる天井をぶち破る方法。これがなかなかできない。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
下からはマンガ作成とかシナリオ作成の支援の道具がどんどん出来ているので床が底上げしてくる。今の本の世界は、天井が下がり床が上がる狭い中にみんなが押し込められてるように勘違いせざるを得ない状況が恐ろしいのだと思う。ツールは万能ではないけど使い手によって当然ものすごくなるし。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
そういう時だからこそ、その地獄のような部屋を抜けるには、心の目で見て、感じるというアートの原点に嘘をつかないことしかない。心の目はしばしば曇る。特に生活のお金がかかっていたりすると、迷う。人間だから迷う部分もある。だからこそ、コンパクトな本づくりチームの強さが必要だと思う。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
そのチームはなんとなくね、昔の艦上攻撃機とか艦上爆撃機みたいなものだと思う。操縦と航法はわけないと大洋のただなかを母艦から発艦して、長駆攻撃して、母艦に帰還するのはまず無理。航法がしっかりしてくれないと。その航法が編集さんだと思う。ここらへんの換喩が下手なのはすまないけど。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
で、なぜ艦艇ではなく航空機かというと、もうすぐいろいろな制約が無くなる可能性が高いから。すでにメール入稿なんか当たり前だけど、ご存知のとおり、技術はその先の世界を予感させているし、海外ではもうそうやっている。原稿作り自身で。作者とアシさんとが違う場所でオンラインで共同作業とか。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
それはもう何年も前に話題になってたけど、それがさらに進む。企画製作から流通、そして回収まで全部オンラインで出来る。小説では既にそれがWebアプリ上でできる。私がはまったパブーはそういう状態だから、いいなと思った。航空機がWebユーザーとしたら、戦艦は旧来出版業界。勝負は見えてる。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
でも航空機が初めからアヴェンジャーみたいなごっつい機体じゃないのは当然。そこまでは延々と試行錯誤だった。飛ぶだけでやっとだった飛行機を、高高度から投下しても壊れない優秀な航空魚雷を抱いて飛べるアヴェンジャーにするには苦労と知恵の投資が凄まじく必要だった。簡単ではない。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
その魚雷だけでも結局アインシュタインに知恵を出してもらって改良したらしいし、日本でも水平安定板はまさに機動部隊の単冠湾集結時にようやく間に合うほど工夫と苦労をした。それを使うクルーも、さんざん訓練して、決戦に備えたし、備えられた米軍も追い抜き返すためにすごい苦労をした。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
でも結果、戦艦は笑いものになった。図体でかくて遅くて、やたらと人件費も物品も燃料も必要で。でも、飛行機の軽快さは不安だし、戦艦のどっしりとした安定感と迫力にはかなわないように思えるし、まして戦艦乗りは自分たちが主力と信じてる。それどころか飛行機も自分たちを戦艦の支援だと思ってた。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
で、結果、大戦終わりには飛行機の時代だけど、戦艦もなくならなかった。主力ではないけど防空艦として、上陸作戦時の火力支援艦として、速力を上げ、対空武装を増やして生き残った。だから、よく話をずらす人で全部なくなる論する人いるけど、出版社(戦艦)も全滅はしない。ただ地位は落ちるけど。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
飛行機の時代とはいえ、その飛行機も組み合わせることで弱点を補いあってだった。身軽な単座艦戦は他の中型機に航法を支援してもらう代わりに彼らを身軽さ、空戦能力で守った。結局、一般化すると、すべてチームプレイなのね。王道マンガの話自身も常にそうだし。チームでなきゃ勝てない。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
そのチーム作りが実に難しい。組織づくりでもあるし、我慢もいれば、うまく行くまでの投資は苦しい。当然だけど、でもその見込をつけるのも困難。でも、だからうまく言った時のカタルシスは絶大だし、事実その力が多くの戦いをきめてきた。この基本はマンガもゲームも小説も同じ。一人じゃ勝てない。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
つか、そういうことを描いたマンガも小説もいっぱいあるんだけど、それをだしている著者も編集も出版社もそれをしばしば見失う。で、すぐメビウス1みたいな凶悪に強い1機でやっつけて欲しいと思ってしまう。でもあれだって、地上や友軍機、そして組織の存在を感じさせたから面白かったと思う。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
天才は一人にしてならずというけど、もともと人間に天才とかないと思うのね。多少始めがばらついても幼い時の神童からみんな少しずつ脱落するわけだし。それでも神童の状態から努力が平気な人、むしろそれが楽しい人、そしてそれに酔わない人が、道の存在に気付くし、長続きするし、到達点も高い。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
でもその天才だって弱点はある。だから一人じゃ勝てない。将棋の羽生さんだって奥さんもらったし。孤独も怖いけど、自分を見失いかけることはだれにでもある。一人で完璧、なんて思ってる人って、だいたい結構想定した仕事に抜けがあるのね。私も結構それで大恥かいてきたし。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
私は天才どころか人並みになるのがあっぷあっぷなんで、参考にするには不足とは思う。でも、勝てる組織は人は石垣人は城で、戦艦や城がなくても勝てる。逆に図体でかくて重たいそういうものがじゃまになることすらある。そういう組織づくりはまずチーム作りからだと本当に思う。困難を分割するにも。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
いっとき苦しくても、育てた組織、育てた人は不況だの業界再編だので簡単には潰れない。ダウンサイジングしても生き残る。そういう生命力を育てるのが組織づくり。大変だとは思うし、釈迦に説法だけど、でもこの基本はゆるがない。王道マンガが時代によって形を変えても要素が同じなのと一緒。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
で、そういうことがあの「鉄子の旅」にもちゃんと描いてあるのね。無理な旅を企画する横見さんだってがんばってきたし、菊池さんもそれをドン引きしながらもマンガにした。そしてカミムラさんもいい味になってたし。良いチーム、いいパーティが困難と闘いながら成長。鉄子は鉄道漫画だけど王道マンガ。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
志が高いのはいいけど、でも天井をぶち抜くというのは数字を出すとかそういう浮気なものじゃない。それもだいじだけど、本当は読者をがっちりつかめるか。数字はその結果に過ぎない。数字を追うと数字は逃げる。でも読者は簡単には見捨てない。見捨てたりするのは消費者にすぎない。あてにならない。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
いろいろマーケティングってあるけど、でも本当に相手にすべきなのは信頼できる読み手、読者だし、彼らを相手にすることをずらしたらどんどん迷走になってしまう。消費者とか、その周りの人々は結果についてくるだけだから、頑なに信じて勇敢に罪を犯せ(ウンベルト・エーコ)はそれだと思う。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
なかなかとはいっても実践するのは大変だと思う。私はそれで体も心も壊れて離脱することになった。でも、そこからだから見えることもある。だから書き手を応援したいと思っている。私の書き物はもう趣味の段階だから、私の好きなように描く。でもそうはいかない「プロ」の人は辛いだろうなと思う。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
でも、我慢料払う気持ちで著者がこらえて書いたら、それは先は危うい。辛くてもやめられない、そういう人が本当の著者だと思うし、読者もまた彼らの背を押して力をくれる。編集さんもその苦しいところで本質を見失わず、ちゃんと航法誘導するのが仕事。そして編集長はそのチーム作りが仕事。
米田淳一(鉄研総裁とJAM感謝) @YONEDEN
編集長は飛行機で言えば、やっぱり隊長だと思う。ブリーフィングで、どのクルー、チームがどういう状態にあるか気を配り、そしてそのチームの役割を割り振り調整。複数のチームを使ってのチームによるチームプレイを仕掛けるのが隊長。難しいけど、でもうまくいったら敵への破壊力はさらにすごい。
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