福嶋亮大×東浩紀「「復興文化」の意義を問う—―傷だらけの世界で私たちが生きていくための冴えたやり方」まとめ
2013年12月15日、ゲンロンカフェにて行われた、批評家・中国文学者の福嶋亮大(『復興文化論』)と作家・思想家の東浩紀の対談の実況をまとめました。
東浩紀 Hiroki Azuma
@hazuma
実況が一人歩きするとまずいので補足しておく。RT @tokada 東:宇野くんという人間自体は嫌いではない。しかし彼自身が位置づけてしまった評論のあり方を許容できない。一番駄目になってしまったのが濱野くんだった。批評や思想は遊びではない。こんなことを言わなければいけないのが辛い。
2013-12-16 02:02:01
東浩紀 Hiroki Azuma
@hazuma
ゼロ年代の思想の本質はなにか。それは脱社会的存在との連帯にあるというのがぼくの考え(詳しくはゲンロン通信とかに書いた)。アニメやサブカルやアイドルを語っていれば最先端の思想という話ではなかった。それがいま勘違いされている。その勘違いは正すべきだと考えている。
2013-12-16 02:03:46
東浩紀 Hiroki Azuma
@hazuma
なぜ正すべきかと言えば、第一に、そうでないと「ゼロ年代は思想的に無価値」(by大澤信亮)が本当に真実になってしまうから。第二に、そうでないといまの10代や20代の若い世代が思想に興味を失ってしまうから。サブカル批評=思想と本気で信じられては思想の伝統が消える。それは大きな損失。
2013-12-16 02:06:24
東浩紀 Hiroki Azuma
@hazuma
震災後、ぼくは一種の麻痺状態にあった。仕事に自信がなくなったし、若手がやりたいのであればなんでもいいという冷笑状態にもあった。しかしフクイチ本出版で心に区切りができた。批判を怖れずに信念を表明しようと思う。いまの若手ゼロ年代は堕落している。ゼロ年代思想は本流を取り戻すべき。
2013-12-16 02:10:06