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2013年12月20日

音楽に歴史的参照が必要?「音楽のルーツが00年代邦楽に収束されるバンドとシーン」とかのお話

音楽のルーツとはどう向き合うべき?というお話から派生した意見をざっくりまとめました。 クリエイター、ライター、リスナーそれぞれ立ち位置が違うので、少々話が錯綜していますが・・・。
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「ボカロには音楽史に対する参照点がない」

柴 那典 @shiba710

昨日発売の『MUSICA』の巻頭2013年鼎談、昨日呟いた「個人的には異論挟みたいところあるけどね」の”異論”の部分が知りたいというリプライいただいたので、書きます。これは宇野さんにも先日トークイベントで直接言ったんだけど、「ボカロには音楽史に対する参照点がない」というところ。

2013-12-17 11:04:29
柴 那典 @shiba710

宇野さんの言う「ボカロには音楽史に対する参照点がない」てのは端的にlivetuneのkzさんがモータウンやモッズから連なるUKロックの影響とデビュー時のフレンチ・エレクトロとの同時代性を語ってる時点で、あと渋谷慶一郎さんがバレエ・リュスとの関連性を語ってる時点で、的外れだと思う。

2013-12-17 11:11:36
宇野維正 @uno_kore

うん。そういう反論が欲しくてぶん投げてるんだけど、今イチ的を得た反論が返ってこなかったんだよね。ただ、渋谷さんに関しては他のアーティストと基礎体力が違いすぎるので、あくまでも特異点という認識は変わらない RT @shiba710 宇野さんの言う「ボカロには音楽史に対する参照点が〜

2013-12-17 11:17:24
柴 那典 @shiba710

00年代の邦楽にルーツがあるタイプのクリエイターがロックバンドにもボカロPにも同じように増えてきた、というのは同意です。これはむしろボカロどうこうではない世代論的な問題かと。 RT @uno_kore: うん。そういう反論が欲しくてぶん投げてるんだけど、

2013-12-17 11:26:43
宇野維正 @uno_kore

ただ、外界に晒される機会の多いバンドと比べて、ボカロの場合は純粋培養度というか、近親交配(すげえ言葉だけど)度が高まる傾向はあると思う RT @shiba710 00年代の邦楽にルーツがあるタイプのクリエイターがロックバンドにもボカロPにも同じように増えてきた、というのは同意〜

2013-12-17 11:34:16
柴 那典 @shiba710

あと、「歴史に参照点がない」のはクリエイターの問題じゃなくてメディアというかジャーナリズムというか語り部側の責任だなーと思って頑張ってきた(来年初旬にボカロの歴史とロックの歴史をつなげようと思って書いた単行本がでます)ので、ちょっとこの辺のことについては一言いいたかったのです。

2013-12-17 11:34:21
宇野維正 @uno_kore

映画では歴史的参照点がない作品は誰からもまともに相手にされない(ネタにされることはあっても)。音楽ではそもそも「歴史的参照点が必要か必要じゃないか」という議論が成立する。5年後には誰も覚えてない流行音楽でいいならそれでもいいけど、そうじゃないなら「必要だよ」というのが自分の立場

2013-12-17 12:30:45
宇野維正 @uno_kore

「歴史的参照点なんて必要ない」っていうのは、要するに音楽批評家も音楽ジャーナリストも必要がないってこと。それはそれで一つの意見であり立場であることは尊重しますよ、もちろん

2013-12-17 12:35:24
宇野維正 @uno_kore

あ、さっきのツイート誤読なきよう。自分も柴くんも「音楽に歴史的参照点は必要」というところでは一致してる。自分は「ほとんどのボカロにはそれを感じないけど、本当にあるの?」という立場。彼は「ボカロにもそれはあるし、それを証明するのが自分の仕事」という立場

2013-12-17 13:15:38
u160(Witcho) @u160witcho

@uno_kore @shiba710 トークイベントでも少しお話しましたが、07-08シーズンにデビューしたボカロPは元々バンド等の音楽活動をしていたPが多く音楽史に対する接点が強くある印象を受けますね。

2013-12-17 14:43:47
u160(Witcho) @u160witcho

@uno_kore @shiba710 それ以降になってくると「ボカロPに憧れてボカロPになった」という人が増えてくるので、宇野さんの仰る「近親交配度」が高まる傾向が確実にあると思います。自分は「ボカロにもあるけど多くの場合、音楽史的な薄さ、浅さは否めない」という感じですねー。

2013-12-17 14:49:54
柴 那典 @shiba710

まさにその通りですありがとうございます!RT@uno_kore:自分も柴くんも「音楽に歴史的参照点は必要」というところでは一致してる。自分は「ほとんどのボカロにはそれを感じないけど、本当にあるの?」という立場。彼は「ボカロにもそれはあるし、それを証明するのが自分の仕事」という立場

2013-12-17 15:33:03
NKGW @nkgw_next

ドレミ(読譜、記譜)って音楽の歴史的参照点の最たるもので、一音一音の差異(インターバル)が音楽そのものだったりするから、それを軽視しがち(ロキノン系は実存主義だから...)の邦楽ロックはどうなるんだろ?

2013-12-17 18:06:32
NKGW @nkgw_next

実は今のボカロってドレミで入力するから、音楽の歴史的参照点という点ではロック(ロキノン系実存主義的ロック)より優れていたりして笑。ロキノン系は楽譜読めないミュージシャンもたくさんいる。実際、音楽的構造からいってもロキノン系よりラジカルなサウンドをしてるボカロ曲はいっぱいあったり

2013-12-17 18:07:03
NKGW @nkgw_next

音楽の歴史的参照点という観点からいうと、ロックは西洋近代音楽へのカウンター的側面が強いから(ノイズ楽器としてのエレキギター:佐久間正英のいう画期的な発明)、それ簡単に言っちゃっていいの?とは思う。とりあえずよくわからないとこあるからmusica久々に読んでみるか。。

2013-12-17 18:18:19

「音楽のルーツが00年代邦楽に収束されるバンドとシーンへ」

MUSICA編集部 @MUSICArocks

【MUSICA1月号発売中】鹿野 淳×宇野維正×有泉智子による2013年音楽シーンを徹底総括する鼎談を今年も掲載!「2010年代シーンの在り方」が顕在化し始めた2013年とは何だったのか?を総ざらいします。 チョイ読みはこちら→http://t.co/s4EDYQCOoC

2013-12-19 12:06:16
有泉智子 @tomoko_ary

昨日OKAMOTO'Sに取材した。自分達が愛し受け継いだ60年代から連なるロックの歴史とエッセンスを、この国のポップ/ロックの中にちゃんと転化した今回のアルバムは、今までで一番ポップで、でも実は一番反骨心を忍ばせたアルバム。これは、今号の年間総括鼎談で話した →

2013-12-18 10:24:20
有泉智子 @tomoko_ary

→「音楽のルーツが00年代邦楽に収束されるバンドとシーン」への、若いバンド側からの問題意識とカウンター精神の表明でもある。で、それを自分達のルーツだけを突き詰める形じゃなく、日本の音楽シーンに正面から向かい合う形でやり遂げたところが素晴らしいし、それによって、彼らはちゃんと→

2013-12-18 10:31:01
有泉智子 @tomoko_ary

→「OKAMOTO'Sの音楽」を作り上げた。で、それを可能にしたのは、ショウくんのソングライティング力(メロディも歌詞も)が格段にレベルアップしたことにある。来年5周年、バンドがこの5年努力してきたことがちゃんと作品として花開いたと思う。おめでとう。

2013-12-18 10:34:09
有泉智子 @tomoko_ary

私は、そのアーティストが音楽史への理解が深かろうが浅かろうが、出来上がった音楽が素晴らしければ何でもいいと思ってる。音楽知らなくても凄いもの作れちゃう才能っているし、それがオリジナルを生むこともあるし。ただ、過去や他ジャンルを参照することでしか果たされない成熟や進化も確実にある。

2013-12-18 10:45:13
オカモト コウキ @Okamotokouki

「音楽のルーツが00年代邦楽に収束されるバンドとシーン」に関しては、やはり僕はどうしても抵抗を覚えてしまう。00年代邦楽は大好きだし、それだけでここまで出来るのは凄いと思うのだけど、プロのミュージシャンの音楽の主たる参照点がそこだと→

2013-12-18 12:21:42
オカモト コウキ @Okamotokouki

この先日本のロックが先細りしていってしまうんじゃないかという危機感を覚える。

2013-12-18 12:22:01
岸田繁 @Kishida_Qrl

@OkamotoKouki ほんとにそう思う。ある意味ロックは伝統芸能だから、しっかり過去から学ぶ必要がある。

2013-12-18 12:25:52
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