新エネルギー政策パブコメ提出！　私が原発に反対する理由

Mako @mako_otn

ちょっと時間が空いたので、新エネルギー政策のパブコメを提出しました。「原子力を『基盤となる重要なベース電源』と位置づけることに断固反対し、可及的速やかな脱原発を望みます。海外へ原発を輸出することにも反対です。」

Mako @mako_otn

理由(1) 政権が交代しても、「国民的議論の結果、原発ゼロが支持された」という事実が消えるわけではありません。最低でも前政権が打ち出した「2030年代に原発稼働ゼロ」を踏襲することが、意見を寄せた多くの国民に対する国の責任だと考えます。

Mako @mako_otn

理由(2) 原発の安全性評価をどんなに厳しく行ったとしても、地震や津波などの自然災害、航空機の墜落事故などに対して、100%の安全を保証することは不可能。ひとたび原発事故が起これば想像を絶する被害が生じます。リスク・ベネフィットの観点から、原発のリスクを許容すべきではありません。

Mako @mako_otn

理由(3) 廃炉にかかる費用や放射性廃棄物の管理にかかる費用・期間を加味すれば、原発のコストは決して「低廉」ではありません。事故が起きた場合の賠償費用も莫大です。安全性だけでなく、純粋にコスト・パフォーマンスの観点からも、原発には一刻も早く見切りをつけるべきだと考えます。

Mako @mako_otn

理由(4) 既に存在する放射性廃棄物の処理方法すら目処が立っていないのに、原発の稼働を続けて更に廃棄物を増やすなど、言語道断です。問題を子供や孫の世代に先送りせず、たった今、原発ゼロへ向けて行動を起こすことが、私たち大人の責務ではないでしょうか。

Mako @mako_otn

理由(4)つづき　同じ理由で、原発輸出にも反対です。原発を輸出するということは、処理不可能な放射性廃棄物も同時に輸出することを意味します。

Mako @mako_otn

理由(5) 放射性廃棄物の減容化・有害度低減技術の開発や、核燃料サイクルの実用化には、どれくらい時間がかかるのか見当もつきませんが、省エネを推進し、再生可能エネルギーの開発を進め、天然ガスなど既存技術の改良・効率化を図ることは現実的です。

Mako @mako_otn

理由(5) つづき　原発の稼働を続ける理由として、我が国のエネルギー需給構造の脆弱性を挙げていますが、国が脱原発の方針を決定しさえすれば、自由競争の中で、代替技術はどんどん出てくるはず。脱原発の方針下では、原発よりも他のエネルギーに投資した方が、企業の採算が向上するのですから。

Mako @mako_otn

連投、失礼しました。パブコメはこちらから送れます。http://t.co/C8SQ8MBURw　〆切は来年１月６日。