二・二六事件の青年将校池田俊彦氏と朝鮮の反日活動家朴烈の交友について…。

タイトルそのまま。要するに当該の本を借りてきて、一部分をネットに文章としてあげました俺が。
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わだ🧸 @Dainana90S

ニ・ニ六事件に参加した青年将校の一人、池田俊彦著「生きている二・二六」(ちくま文庫)p193より抜粋。① 一つ忘れがたく残っているのは、朝鮮の朴烈である。有名な朴烈事件の当事者である彼は朴準植と名乗っており、あのような事件を起こした者とは思えぬ温厚な人であった。(②に続く)  

2013-12-26 22:17:40
わだ🧸 @Dainana90S

②或る時、彼は私に何故彼が反日活動に出たかを話してくれた。日本統治下の朝鮮にあって、彼は初めから反抗的気持ちを抱いていた者ではなかった。朝鮮の農民は日本と同じく皆貧しかった。そして不作の時には肥料を買う金にも困窮した。それを日本人の高利貸しから借りたのである。(③に続く) 

2013-12-26 22:17:53
わだ🧸 @Dainana90S

③高利貸し達は親切に面倒を見てくれた。豊作の年に金を返済しに行くと、今すぐ返さなくてもいいといって、貸し金の繰り延べをした。農民たちはそれを行為に受け取って、余った金は他のところに注ぎこんだ。そして不作の年がきた。その時、依然と同様に借入金を頼みに行ったところ(④に続く) 

2013-12-26 22:18:19
わだ🧸 @Dainana90S

④以前とはがらりと態度が変わり、貸し金の即時返済を迫られた。そして早期返済の見込みのないことを見届けて、土地の名義を書き換えてしまったのである。その土地はもう二度とその農民の手には返らなかった。このようにして日本の悪徳商法は帝国主義的侵略主義と共に(⑤に続く)

2013-12-26 22:18:31
わだ🧸 @Dainana90S

⑤朝鮮の民衆に抗うことのできない汚点を残していったのである。私は彼の悲憤を聞くと共に激しい怒りを覚え、出来れば直ちに乗り込んでいって彼奴等を叩き斬ってやりたい衝動に駆られた。朴さんは私たちに対しては友好的であった。(引用終わり)

2013-12-26 22:18:57
わだ🧸 @Dainana90S

「解説」池田氏は朴氏と千葉刑務所で出会ったようです。その中で…皇道派の人士と恐れ多くも陛下を暗殺しようとした朝鮮人テロリストが…雑談をしたという歴史の事実が面白い。と思ったんで紹介しました。以上。詳しくは本かってね

2013-12-26 22:20:51